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タブレットやスマホの基本的なこと

タブレットで果たして4GBメモリ(RAM)は必要なのか?メインメモリー2GBでも十分な理由

2018/02/06

※古い記事です。
2018年現在だと、AndroidおよびWindowsタブなら4GBは欲しいかな・・・と思ってます。

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タブレットの性能を判断する項目の一つにRAMがあります。
RAMはRandom Access Memoryの頭文字をとったもので、タブレット内部ではデータを一時的に保存しておける領域(メインメモリー)のことを指します。

さて、最近Windowsタブレットを探す際に、RAMが1GBなのか2GBなのか、それとも4GBのものがいいのかで悩みました。
当然大きければ大きいほど良いに決まっていますが、予算との兼ね合いもありますので一番妥当なところを探っていきたいなと。

ちなみに僕が普段使っているノートパソコンはWindows 10の32bit版で、RAMは4GBを積んでいます。
それで動作が快適か?というと、もちろんその他の要素も絡んでくるとは思いますが、まずまずといったところです。

人によって使い方に差こそあれ、僕の場合はタスクマネージャーで確認するとだいたい普段から50~60%のメモリー領域は使ってしまっている現状(2GBぐらいを常に使っている)なので、そのまま2GB RAMのWindows 10タブレットを使うと思ったら容量が足りなくなるかもしれないと懸念されるわけです。

では果たしてWindowsタブレットでメインメモリーが2GBというのは「容量不足」なのでしょうか。

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タブレットでメインメモリーが2GBだと容量不足なのか

結論から言うと、「行う作業による」としか言えないところではあります。

たとえば、「Windowsタブレットを使ってChromeのタブを10個立ち上げた状態にしておく」とか、複数のアプリを同時に使うといったような作業を行うのであれば、絶対に足りなくなります。

そもそもRAMというのはよく「勉強をする時の机の広さ」と形容されることがある通りで、勉強中に参考書やノートを一時的においておけるスペースとして使われるわけです。

ブラウザーのタブを複数開いている時には、「どのタブでどんなページを開いていたのか?」という情報を保存しておく必要があります。
勉強中に参考書を使う際、本棚にいちいち閉まっていたのでは手間がかかるため、机の上に開いて置いておきますよね。
それと同様で、ブラウザーが開いていたタブ情報をどこかに一時的に置いておかなければならないのです。

それがメインメモリーなんですね。

メインメモリーの容量が足りなくなると、参考書に例えるなら本棚にしまわないと、新しい参考書が開けなくなってしまうわけです。

なので、複数の作業を同時に行う前提であれば、メインメモリーの容量が小さい場合には・・・参考書の出し入れが頻繁に起こるようなことが懸念されるということ。
つまり、タブレット自体の動作が重くなってしまう原因となりえるのです。

逆に言えば、シンプルな作業しかしないのであれば、小さな机でもほとんど問題ないということになりますね。

タブレットで出来ることを考えたら、容量はそこまで大きくなくていい

Windows 10タブレットの優れているところは、パソコンで使われているWindows 10と同じだということです。
つまりWindows 10が搭載されたタブレットを使えば、理論上はパソコンと同じように作業ができるということ。

でも実際のところ、画面サイズや周辺機器の関係上、パソコンと全く同じように使うということはできないハズです。
自ずと作業がミニマル化していくことが考えられます。

そう思うと、普段4GBの50?60%メモリーを使ってしまう僕でも、タブレットであるが故にその7割ぐらいのメモリー利用に抑えられる可能性もありえますね。

つまり使い方をちゃんと限定できるのであれば、2GBのメモリーを100%使い切るという状態にはならないことが考えられます。
RAMは使っていない領域を残しておいても速度が快適になるというわけではありませんので、100%使い切らないのであれば問題ないと言えるわけです。
※もちろん空き領域がないと、新たな一時データの保存が必要になったときに速度低下を招くと思われます。

1GBはさすがにきつい

以上のことから4GBあればうれしいけれど、2GBでも大丈夫なんじゃないかというのが僕の見解です。
実際に2GBRAMのWindowsタブを使った方のレビューなどでも、同じような報告があげられています。

パソコンのようにゴリゴリの作業をする前提で購入した人にはスペック不足が否めないようですが、タブレットにどこまで求めるか?というのが本当に重要なのだと思わされます。

とはいえ、じゃあRAMが1GBのマシンでもいいか?と言われると、不安が残ります。
そもそもRAMは普通に使っているだけでもある程度領域を取られてしまうものだからです。

僕の場合普段使いのAndroidスマホが1GBRAMのエントリーモデルなのですが、たとえばポケモンGOのアプリを立ち上げて、他のアプリに切り替えてからポケモンGOに戻ると、またログイン画面からやりなおし・・・といった事態がよくおこります。
(他のアプリを使っている時にポケモンGOが本棚に戻されちゃったわけですね)

ブラウザーでもそうで、タブの切り替え時にかなり動作が重くなることがあります。
当然CPU性能の低さもあげられますが、メモリー不足も影響しているんだろうなと。

もちろんAndroidとWindows 10ではメモリーの領域の使い方も違うでしょうし、これを同じように当てはめて考えることはできないかもしれないので判断が難しいところではあります。

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