10月4日発表のAndromeda OS。Remix OSとの違いはタブレットモードじゃないかという予想
Googleが来たる10月4日のイベントで発表するとされている新しいOS「Andromeda OS」。
いわくGoogleのスマホ向けOSであるAndroidと、Chrome book向けのOSであるChrome OSが統合されたものとのこと。
と、言われても、日本人の9割以上の人間からしたら「Chrome OS?なにそれ」っていう状態であることは否めませんし、残り1割のChrome OSを知っている人からしても「Androidと統合されて何がいいことあるの?」って状態だと思います。
そこで、AndroidとChrome OSの違いについて調べてみたところ、結局これらの良いところを統合したOSって、Remix OSなんじゃないの?って結論に行きついたんですが、どうなんでしょう。
そのあたりについて、まとめてみました。
Contents
Andromeda OSの概要(予想)
スマホ向けに作られているAndroidは、世界的に使われている圧倒的なシェア数を誇るOSです。
Windowsタブレットのシェアが広がるまでの間は、タブレットに搭載されているOSと言えばそのほとんどがAndroidでした。
特長としてはそのカスタマイズ性が挙げられることが多いですが、基本はiOS同様に「アプリ」が豊富であるというところにあります。
Google Playストアから目当てのアプリをダウンロードすることで、ほぼどんなことでもできるというのが利点です。
反面、難点としてはスマホ向けに作られている関係上、マルチウィンドウでの処理などは想定されておらず、基本的には1アプリ1画面での動作しかできない点。
そのため、たとえばウェブサイトを見ながら文書を書くといったような作業が難しく、大画面のタブレットを購入しても画面を持て余してしまうというもったいなさがありました。
一方、Chrome OSはChrome book向けに作られたOSで、「端末のスペックが低くとも快適に動作する」ということがコンセプトになっています。
そのため、動くアプリは基本的に「ブラウザ」のみという潔さ。
その代わり、ブラウザアプリを使うことで普通のPCライクにいろいろな作業ができました。
しかもマルチウィンドウに対応しているので、まるでWindowsやMac OSなどのUIのような感じで使えるOSです。
動くアプリがブラウザのみなので、Playストアからアプリをダウンロードするということが出来ませんでした。
WindowsライクなUIで、アプリが使える(予想)
これらを統合するということは、Chrome OSの良い点であるWindowsライクなUIで、マルチウィンドウ・マルチタスクで作業を行うことが出来、そのうえAndroid向けのアプリが使えるOSになるのではないでしょうか。
さらにはChrome OSの軽快性も取り入れられたら最強です。
いや、もうそれしか考えられません!
むしろそうじゃなかったら何を以って統合なのかと問い詰めたいところです。
Andromeda OSがGoogleの9インチタブレットでテストされているとか、新型Nexusに導入されるとかいう話があるところから、タブレット向けに開発されているのは明らかなところ。
ということは、今までAndroidでは持て余していた大型画面をより効率的に使えるようにするためのOSなのかもしれません。
って、これってGoogleがリリースしているRemix OSのことじゃないの・・・?
WinタブのようにタブレットモードがあるWindow型のOSなんじゃないの(予想)
Remix OSはそもそもパソコンにインストールすることが前提とされています。
だから「パソコンでAndroidが動かせる」っていうもの。
でもAndromedaはおそらくタブレットにインストールする前提のOSなのではないでしょうか。
そう考えると、いわゆる「タブレットモード」が搭載されていて、
タブレットモード時はAndroidのように、PCモードの時はChrome OS+Androidアプリのような動きをするのではないかと想像できますね。
うん、これは楽しみだ。
おわりに
というわけで、どこまでいっても10月4日までは予想の域を出ませんね。
当日は答え合わせのつもりで楽しみにイベント発表を待ちたいところです。