ipadとAndroidタブレットとWindowsタブレット、どれを買うべきか?
2016/09/03
タブレットは各社からいろいろな種類のものが出ています。
とくに気をつけたいのは「OS」で、OSが違うとできることも違ってきてしまうもの。
※OSについては以下の記事を参考にしてみてください。
[参考]iPadやAndroidタブレットは何が違うのか?タブレットごとのOSの違いについて
そこで、タブレットは何を選べばいいのか?をOSという観点からまとめてみたいと思います。
Contents
タブレットはどれを選べばいいのか?
OSによる違いを簡単に説明すると、使えるアプリが違うということになります。
また、その見た目や操作性、安全性にも若干の違いがでてきます。
僕が実際にタブレットを使った観点からまとめました。
初心者なら迷わずiPad
タブレットを初めて使うとか、あまりこういったデバイスに強くないという方は、迷わずiPadを選ぶべきだと思います。
ちなみに僕のメインタブレットはiPad Air 2です。
iPadはAppleが開発・販売をするタブレットで、iOSというOSを搭載しています。
逆に言うとApple以外が開発・販売をできないため、メーカーによる優劣というものが存在しません。
iPadを買ったら、どれでも同じクオリティです。(もちろんバージョンによる優劣はあります)
そのため、「iPad買ったのにろくにアプリが動かなかった・・・」みたいなことは起きないといっていいでしょう。
また、ユーザーの自由度が少ないため、「誤って大切なアプリを消してしまった」のような事にはなりませんし、
設定などもスッキリと見やすくなっています。
さらにはアプリを開発して配信するのにもかなり高いハードルを越えなければならず、
使い物にならないアプリや、ウィルスが入ったアプリ、個人情報を抜き取るアプリなんかが圧倒的に少ない印象です。
つまり、初心者にとっては都合のいいタブレットだと言えます。
とはいえ、上級者が使えないか?というとそんなこともありません。
多少の物足りなさは感じるかもしれませんが、OSの安定性やアプリの多さなどから見ても、十分に選ばれるべき端末だと考えられるからです。
ただし、デメリットとしては端末価格が高いことが挙げられます。
一様に比較することは出来ませんが、AmazonのFireタブレットが実質5,000円で買える今、iPad Proになれば定価は10万円オーバーという価格差です。
その昔20数万円のパソコンを親に買ってもらった時代を考えると、このスペックで10万円というだけでも驚きなんですが、
それでも同じタブレットに20倍の価格差がついているという事実だけに目を向けると、なかなか考えさせられるものがあります。
ちなみに、約8インチサイズのiPad Miniになれば40,000円程度です。
あれこれいじくりまわしたい人中級者はAndroidタブレット
もし、タブレットを買ったならいろいろカスタマイズしたいとか、
できる限りの性能を引き出して、あらゆることに使いたいと思っているのなら、Androidタブレットがオススメです。
iPadではなかなかできないようなカスタマイズがAndroidでは可能ですし、
Androidの場合はiPadよりも簡単にタブレットの中身をPCから見ることができるからです。
また、アプリの開発に関してのハードルもiOSよりは低いため、有効なアプリがなければ自分で作ってしまうということも可能。
ただし、端末ごと(メーカーごと)の個体差が激しく、同じ「Android 5.1」と言っても全然挙動が違うなんてことは日常茶飯事です。
ちなみに僕の弟はとても機械に弱いのですが、初めて持ったスマホがAndroidでかなり苦戦していました。
消してはいけないアプリを手動で消せてしまうなどがあったためです。
今ではだいぶ安定してきたOSと言えますが、それでもiOSに比べるとやや難解と思える部分が多い印象です。
さらにはアプリの市場参入障壁が低いことから、低品質なアプリや悪意のあるアプリが多いのも事実。
初心者の人がアプリをダウンロードしてウィルスに感染してしまった、個人情報を抜かれてしまった、という事態も少なくありません。
できることが増えるということは、安全性が損なわれるということに繋がるそうです。
こういった点から、自分で注意して使うことができる中級者以上向けのタブレットだと言えるわけです。
ちなみにメーカー各社から発売されているおかげで、端末価格もピンキリ。
1万円を切るものから数万円のものまで用意されています。
当然、安いものはそれなりのスペックなので、「動きが遅い」とか「動作が不安定」なんてことも考慮にいれなければなりません。
アマゾンプライム会員ならFireタブレットもあり
個人的にはAmazonが開発・販売するFireタブレットはあまりオススメできません。
というのも、独自のFire OSを搭載しているため、対応するアプリが非常に少ないからです。
また、独特なユーザーインターフェースをしているため、若干見づらかったり使いづらかったりする可能性があります。
そもそもGoogleのAndroidをベースに作られたOSなので、操作性に似た部分があるものの、やっぱり別物なんだと思わせられますね。
ただし、アマゾンプライム会員になっている人なら、Fireタブレットを買うのもありだと思っています。
実際僕はアマゾンプライム会員で、Fireタブレットも買いましたw
アマゾンプライム会員の場合、Fireタブレットが4,000オフで買えるクーポンが貰えます。
そのため、定価で8,980円のFireタブレットが4,980円で買えてしまうわけです。
これはすごいことですよ。
7インチサイズで、そこまで性能が高くないタブレットとはいえ、タブレット本体が5,000円しないで買えるなんてすごい時代になったものです。
また、アマゾンプライム会員でFireタブレットを使っていると、オーナーライブラリーという特典で、毎月1冊まで対象書籍が無料で読めるのも魅力です。
ちなみに僕の母は初めて触った情報端末がKindle Fireでした。
物凄く使いづらそうでしたが、使い方を絞って「クックパッドを観るだけ」としていたため、そのうちサクサク使いこなすようになっていました。
そういう観点から考えると、初心者でも限定的に使うのであれば、驚くほど安価なFireタブレットを使うというのもありなのかもしれません。
PCライクに使うならWindowsタブレット
タブレットはキーボードを接続することでPCライクに使うことが可能です。
ただし、Windowsタブレットの場合、その意味合いが全然違います。
というのもタブレット端末にWindowsが入っているというだけで、OSという観点から見れば、これはもうまさしくPCだからです。
要するに「PCライクに」ではなく「PCとして」使うということになりますね。
家や会社で使っているWindowsと同じものが、薄くて軽い端末に入ってしまったと思えばOK。
これはMicrosoftがパソコンのWindowsをタブレットに寄せていった結果です。
ただWindowsタブレットの場合もAndroidと同様に各社からいろいろなモデルが出ているため、その端末の性能によって動作にバラつきがでそうな点が難点。
その代わりに格安なタブレットが存在しているのも事実です。
また、専用のアプリストアにあるアプリも少ないので、スマホのように使いたい場合は若干不便かもしれません。