13.5インチ!$300未満の中華産大型タブレットCHUWI Hi13。Lapbook12.3との比較
CHUWIから13.5インチの大型タブレットが発売されています。
[参考]CHUWI Hi13 13.2インチ
大型タブレットというと、iPad Proの12インチを想像する方もいるかもしれませんが、それよりも大きく、そして圧倒的に安いです。
※その代わり中華タブであるという点と、スペックがやや低い点があげられますが・・・。
先日紹介したラップトップのCHUWI LapBook 12.3とスペックが似ていたのでスペック比較をしてみました。
Contents
CHUWI Hi13とLapbook 12.3のスペック比較
なぜタブレットとラップトップでスペック比較をするのかというと、価格帯やサイズが似ている点やOSが同じである点から使い勝手も似てくるのではないかと思ったからです。
ただ、実際に比べてみて、また2 in 1タブレットとラップトップを使い分けてみて、いろいろ思うところがあったのでそれを踏まえてみていきたいと思います。
Hi13 | LapBook 12.3 | |
---|---|---|
CPU | Intel Atom Celeron N3450 クアッドコア 1.1GHz - 2.2GHz |
Intel Atom Cerelon N3450 クアッドコア 1.1GHz - 2.2GHz |
メモリー | 4GB | 6GB |
ストレージ | 64GB eMMC | 64GB eMMC |
Micro SD | 対応 | 128GBまで対応 |
OS | Windows 10 Home | Windows 10 Home |
画面 | 13.5インチIPS 3000 x 2000ピクセル |
12.3インチIPS 2736 x 1824ピクセル |
バッテリー | 10000mAh (37Wh) | 8000mAh |
ネットワーク | Wi-Fi 802.11 a/ac/b/g/n Bluetooth |
Wi-Fi 802.11 b/g/n/ac Bluetooth 4.0 |
カメラ | 5MP + 2MP | 0.3MP(フロントのみ) |
拡張端子 | USB type-C Micro USB Micro HDMI 3.5mm ヘッドホンジャック |
USB 3.0 USB 2.0 Micro HDMI DCジャック 3.5mm ヘッドホンジャック M.2外部スロット |
サイズ | 33.2 x 22 x 0.8cm | 29.3 x 20 x 1.5cm |
重さ | 1099g | 1043g |
価格 | 33802円 | 34928円 |
※価格は記事執筆時点のGearbestのもの。
CPU性能は申し分ない
CPUはどちらもIntel AtomのApollo Lake世代。
Cerelon N3450です。
AtomもCerelonも少し前まではダメプロセッサーの烙印を押されていましたが、最近では「最新世代のものはそこそこ使える」という印象に変わってきています。
現にN3450はSandy Bridge世代のCore i3プロセッサーよりベンチマーク性能は高いです。
ちなみにN3450のPassmarkでのスコアは1738点。
中華タブの今のところのWin10用標準CPUであるx5-z8300が1202点なのを考えても性能が高いことがわかります。
僕が普段使うCUBE iwork1xはx5-z8350ですが、ギリギリPS Nowも動きますし、それよりも性能が高いということを考えても普通に使えるということを意味しているといえるでしょう。
※ちなみにLapbook 12.3はブラウジングやYoutubeならストレスなく閲覧できました。
メモリーが若干低いのは気になる
若干気になるのは4GBというメモリーですね。
Windows10では4GBは最低限必要なメモリーという印象があるので、ややデータが蓄積されてきたころにパフォーマンスの低下がみられそうな気がします。
ただ、これも僕が今使っているWin10タブレットが同じ程度のメモリ量でとくに不満がないので、使い方次第といったところでしょうか。
Win10タブに重い処理をガンガンやらせたいのであれば、CPU性能、メモリ容量、またはeMMCというストレージ規格も適していないと言えます。
タブレットとラップトップはやっぱり違う
その他の点としては、例えばカメラ性能なんかは顕著ですね。
ラップトップはあくまでラップトップとして、タブレットは一応タブレットとして機能させられている感じです。
あとは拡張端子。
タブレット側はUSB Type-Cが採用されていますが、ラップトップUSB3.0と2.0。
DC電源で充電できる点も違いますし、ラップトップはM.2のスロットがあるためSSDの拡張も可能です。
また、ラップトップはキーボードがそもそもついているのでそのまま使えるのに対し、タブレットの方は別途購入をしなければなりません。
ここまで考えるとカメラ以外の部分ではタブレットが下位互換のような感じに見えてしまいますが、一番の違いは画面をタッチできるかどうかですね。
2-in-1タブレットのメリットはパソコンのように使いながらも画面を直感的にタッチできる点で、実際に両方使ってみるとその差は歴然です。
卓上で使うことが限られているのなら、別途Bluetoothマウスを用意すればマウスポインタを動かすのもそこまで苦ではありません。
が、例えば出先で膝の上で使うなどの場合には明らかに画面をタップできる方が効率的です。
こうした特性の違いを考えたうえで、どちらが自分の現在の使い方に合っているか?と考えるのが正解っぽいですね。
おわりに
というわけで、CHUWI Hi13とLapbook 12.3の比較でした。
CHUWI Hi13はオフィシャルサイトにおいて「Surface」やら「Retina」やらの文字が並んでいるのを見ると、あきらかにアレやアレを意識しているんだろうなと思えますw
それでも、そのどちらよりも性能は圧倒的に低いです。
ただし、価格は圧倒的に安いので、ライトな使い方を想定しているタブレットでいえば、ここまで大画面でこの価格というのはかなりお得だといえるでしょう。
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