ぼくはタブレッ党

初心者のためのタブレット情報とタブレットニュース(と、中華ガジェット)まとめ

タブレット・ラップトップのニュース

手のひらサイズの5インチモニター付きパソコン「Mini PC」がIndiegogoにて出資者募集中

ガジェット好きなら、小さい端末っていうだけでかなり気になるものです。
ましてや手のひらサイズでWindowsとAndroidがデュアルで動くマシン・・・なんて聞いたら「何に使うかはわかんないけど、とりあえず欲しい」って思っちゃいますよね。

クラウドファンディングサイトのIndiegogoにて、5インチのWin10 + Android 5.1端末「Mini PC」が出資者を募集しています。

[参考]The World's Most Powerful Pocket-Sized PC | Indiegogo

記事執筆時点ではSuper Early Birdでの募集となっており、$149で本体+ケース、キーボードアダプター、スタンドが付属していました。
もうちょっと先になると$189になり、実売価格は$299になる模様。

気になる方は早めに申し込んでおくのがオススメです。(2018年9月発送予定とのこと)

一応スペックを確認しておきたいと思います。

スポンサーリンク

Mini PCのスペック

公開されていた情報は以下のとおり。

CPU Intel Atom x7-z8750
クアッドコア2.56GHz
メモリー 8GB
ストレージ 128GBSSD
Micro SD 対応
OS Windows 10 + Android 5.1
画面 5インチ
1280 x 720ピクセル
バッテリー 6,000mAh
約6時間
ネットワーク Wi-Fi: 2.4GHz / 5GHz デュアル
Bluetooth 4.2
カメラ
外部端子 USB Type-C x 1
USB 3.0 x 1
USB 2.0 x 3
HDMI x 1
イーサネットポート(LANコネクタ)
電源ジャック
3.5mmオーディオジャック
サイズ 13.5 x 9 x 1.6cm
重さ 230g
価格 $299→Early Birdは$149(50%オフ)

約1年前に同じIndiegogoで出資者を募集していたGPD Pocketに非常に近い感じです。

GPD Pocket実機レビュー!7インチのノートパソコンは本当に使えるのか!?

違う点はストレージがSSDな点、OS、画面サイズ、解像度、スロット数・・・などなど。

あとはMini PCはキーボードが外付けなので、あくまでラップトップではなく「Mini PC」という立ち位置なんだというところでしょうか。

動きはサクサクしてそうだけど・・・

CPUはGPD Pocketと同じ、IntelのAtom、x7-Z8750プロセッサー。
1.6GHz~2.56GHzで動作するものです。

ここにSSDが搭載されているので、従来のWindowタブレットやGPD Pocketに比べてもそこそこ早く安定した構成であると言えそうです。

ただ、ドラクエベンチで3,000点ぐらい、Antutuスコアはver.6で9万点ぐらい・・・と、2018年現在の端末として見た場合にはミドルからややミドルローといった端末に分類されそうです。

5インチの使い勝手

問題はこの端末をどう使うのか・・・ってところだと思います。
きっとポケットやカバンに忍ばせておいて、スマホやタブレットではなくWindows PCを使いたいシーンでサクッと取り出したい・・・という感じでしょう。

5インチというと・・・現在の標準的なスマホサイズか、それより少し小さいか・・・ってぐらい。
その中にWindowsが入ると思ったら、画面はかなり小さいという覚悟が必要です。

GPD Pocketを使った時には7インチ×Windowsで意外といける!と思ったのですが、5インチだとどうでしょうね・・・。

一応HDMIポートがついており、モニターと接続することで大画面での使用が出来るようにもなるんですが、真価を発揮するのは出先でサクッとWindowsを使いたい時だと思うんですよ。
というかモニター接続前提であればStick PCとかで十分なわけですし。

ここらへんが若干気になりますね~。実物を触ってみたい。

Androidは有料でアップグレード

もう一つのOSであるAndroidはかなり古いバージョンの5.1が標準搭載。

これを7.1にアップグレードするには$15のADD-ONオプションを追加する必要があります。

個人的には5インチの分厚くて重いAndroid端末には今更用事がないように思うんですが・・・なにか需要があるのでしょうか。

ただまぁ出先でPCライクに使う場合に、がっつり純粋なWindowsじゃなくてAndroidやiOSのようにタブレット然としたOSを欲することがあるのも事実。
そう思うと$15追加してでも最新のアプリがしっかり動くAndroidにしてもらいたいところですね。

おわりに

というわけで、気になるMini PCのスペックについてでした。

スペックとそこから想定する使い方を考えるだけだと、なんとも微妙な感じになってしまうのですが・・・それでも「$149なら欲しい」と思ってしまうから不思議です。
いやむしろ定価の$299でも欲しいと思う人はいっぱいいるでしょうね。

おそらく日本に正規で入るとしたら10月以降で、4~5万円ぐらいになるのではないでしょうか。
そう考えても気になっている方はお早めに・・・といった感じです。

-タブレット・ラップトップのニュース
-,

スポンサーリンク