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【あれっ?】Fire HD 8の2018年モデルって、前回や前々回とどこが変わったの?

Amazonのタブレット、Fire HDの8インチモデルにまた新作が登場するそうです。

なんだかFireタブは毎年一応刷新される感じなのかな?

なんでもAmazon側の売り文句としては「群を抜く高コスパ」というものだそうで・・・どんなものかと気になり調べてみました。

・・・が!
あれっ???

なんだか昨年のモデルと変わらない・・・いや、それどころかスペックダウンしているような部分も見受けられるのです。

というわけで、Fire HD 8の前年モデルとの比較をしてみました。

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Fire HD 8のスペック比較

公式および他ブログなどの情報からピックアップした2016年~2018年のFire HD 8のスペックは以下のとおり。

2018 (第8世代) 2017 (第7世代) 2016 (第6世代)
CPU クアッドコア 1.3GHz Mediatek MT8163
クアッドコア 1.3GHz
Mediatek MT8163
クアッドコア 1.3GHz
メモリー 1.5GB 1.5GB 1.5GB
ストレージ 16GB / 32GB 16GB / 32GB 16GB / 32GB
Micro SD 400GBまで対応 256GBまで対応 200GBまで対応
OS Fire OS Fire OS Fire OS 5.3.1
画面 8インチ IPS
1280 x 800ピクセル
8インチ IPS
1280 x 800ピクセル
8インチ IPS
1280 x 800ピクセル
バッテリー 最大10時間 最大12時間 最大12時間
ネットワーク Wi-Fi:802.11 a/b/g/n
Bluetooth
Wi-Fi: 802.11 a/b/g/n
Bluetooth
Wi-Fi: 802.11 a/b/g/n
Bluetooth
カメラ 2MP / 2MP VGA / 2MP VGA / 2MP
外部端子 Micro USB
3.5mmオーディオジャック
Micro USB
3.5mmオーディオジャック
Micro USB
3.5mmオーディオジャック
サイズ 21.4 x 12.8 x 0.97cm 21.4 x 12.8 x 0.97cm 21.4 x 12.8 x 0.92cm
(厚みは0.95cmとの噂も)
重さ 369g 369g 341g
価格 8,980円 / 10,980円 11,980円 / 13,980円 12,980円 / 15,980円

どうでしょうか。
「まるで成長していない・・・」とは言いませんが、iPhoneとかの新モデル更新とかに比べてすごく地味な印象がありますよね。

CPU(SoC)はおそらく変化なしだと思います。
Mediatek製のMT8163というもの。

AnTuTuベンチマークでも4万点未満という・・・低スペックSoCです。

メモリも1.5GBと・・・2年前の時点でもミッドロークラスだったスペックをそのまま引き継いでいますね。
そもそもOSが変わってないし、特にスペックをあげる必要がなかった・・・ってことなのかな。

もう本当にほとんどスペックに変化がない感じ。

では変わったところはどこかというと・・・

Micro SDカードが400GBまで対応

Micro SDカードが昨年のモデルだと「256GBまで」となっていたのに対し、400GBまで対応するようになりました。

ただこれ・・・リーダーがSDXC対応なのであれば、そもそも昨年のモデルでも400GBなんて読めたんじゃないの・・・?って気もしなくもないんですが、、どうなんでしょう?
400GBまでは安定した動作確認が出来たとか、そういうことなのかなぁ・・・?それともマウント出来るサイズに256GBの境界があるのか・・・。

いずれにせよ400GBまで対応してくれているので、本体のストレージが16GBというのは全然気にならなくなりますね。
映画も漫画もダウンロードし放題です。

バッテリー持ちが悪くなった?

ちょっとビックリしたのは、バッテリー性能の表記で「最大12時間」となっていたものが「最大10時間」に変更になっていた点です。
これは明らかなスペックダウンですよね。

それでもまぁ、10時間もぶっ通しで使えるなら文句はないレベルではあるんですけど・・・いったいここまで変わらない性能でなぜバッテリー持ちが2時間も悪くなってしまったのかは気になるところ。

もしかして「進化したオススメ機能『FOR YOU』」がバックグラウンドでガンガン通信する・・・みたいなことでも起きるんですかね??
また変なマルウェア騒ぎでもなければいいんですが。。。

フロントカメラがVGAから200万画素に!!

もしかしたらこれが最大の変更点か!?と思えるものに、フロントカメラが挙げられますw
なんとVGA(30万画素相当)から200万画素にグレードアップされています。(画素数的に)

いやー・・・30万画素のカメラって、20年前ぐらいのデジカメがそんなんでした。
それが200万画素になっただけでも進化なのかな!

リアカメラは昨年と変わらず200万画素のまま。
使えないということはないですが、デジカメ替わりにサクッとスナップする・・・みたいなのには向かないと思います。
どっちかっていうとウェブカメラとして使う感じですかね~。

価格は確かに群を抜く!

そして、Amazonが「群を抜くコスパ」と言っているとおり、価格は本当に安いですね。

16GBが8,980円、32GBが10,980円です。

プライム会員の方なら「・・・去年と変わらねーじゃん」と思うかもしれません。
Fireタブはちょいちょいプライム会員向けの4,000円オフをやってますもんね。

でも今回は一般ユーザーでもこの価格ということなので・・・この価格でこのスペックなら、と飛びつく人がいてもおかしくなさそうな気がします。

とは言っても本当に低スペックですけどね!

・・・ここからさらに4,000円オフ、ないのかなぁ。

おわりに

というわけで、Fire HD 8の2017年と2018年の比較でした。(2016年モデルもオマケに)

確かに安いな~とは思わせられますが、なんかこう・・・盛り上がりに欠ける感じはありますね^^;
ただ、アマゾンが「安価なタブレット」という市場で勝負したいんだなという気持ちはかなり伝わってきました。

Fire OSは個人的にはあまり好きではないんですが、用途を限定すれば使えないわけじゃないですし・・・初めてのタブレット導入にもオススメと言えるのかな・・・って感じです。

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