スマホ・タブレットは初心者ほどミドル?ハイエンドなSIMフリー端末を購入した方がいい理由
2018/02/06
いまや日本人は一人一台以上の携帯端末を持っていると言われています。
たしかに僕のまわりを見ても、(僕が複数台持っているというのはさておき)スマホを持っていない人って義理の父母ぐらいです。
その義理の父母でさえ携帯電話はもっていますし、なんだったら「スマホを使ってみたい」と言っています。
そこで、僕の手元にあるあまった端末・・・Priori 3をスマホ入門にあげようという話になりました。
※本当は何かタブレットをあげようかと思ったんですが、「スマホがいい!」ということだったので・・・w
でもふと思いとどまりました。
というのも、Priori 3は発売当初より「格安スマホ」・・・つまり、低スペックだったからです。
僕は、「初心者ほどミドル?ハイエンドなSIMフリー端末を購入すべき」と考えています。
なぜ初心者が格安スマホを選んではいけないのでしょうか。
機能面と価格面から説明ができます。
初心者が格安スマホを選んではいけない理由
どうしても「入門」と思うと「どうせ使えるかわからないし、安価なものを選ぼう」と考えてしまうと思います。
現にスマホの最低価格はかなり低くなっており、買おうと思えば5000円ぐらいで新品の中華スマホが買えたりする時代です。
※中古なら国産ものでも3?4000円とかでいけますね。
ですが、安価であるということは当然、低スペックであるということとほぼ同義になります。
つまり、格安スマホを選ぶ人というのは「低スペックであることを理解している人」でなければならないのです。
低スペックだとなぜダメなのか
なぜ初心者が低スペックスマホを使ってはいけないのか。
その理由は簡単で、「できることが限られるから」です。
それまでスマホに触れたことがない人なら特に、スマホを使って何ができるのか?という「体験」を真っ先にたくさんしなければなりません。
それが上達への近道でもあります。
既に使えている僕らからすると、写真も撮れる、音楽も聴ける、調べ物もできる、ゲームもできる・・・なんでもできる!!というアイテムなんですが、初心者にはそれがわからなかったりするんです。
もしスマホを持っても電話しかしないのなら、使い慣れたケータイを使い続ける方が絶対に便利です。電池も持つし。
せっかくスマホを持つからには、「やってみたい」と思えるようなことができる環境にある方が何倍もいいでしょう。
※最近で言えば、ジャイロ機能を持ったスマホでのVR体験とか、スロー撮影やタイムラプス撮影とか。
また、アプリを立ち上げようとしたのになかなか起動しない、なんだったらすぐ固まる・・・みたいなのも「体験」への興味を削ぐ原因となります。
なるべくストレスフリーにサクサク動くスマホの方が良いに決まってるんです。
価格的にも実は得かも
ミドル?ハイエンドのスマホを選んでしまうと、初回に払う費用が高いと思われがちです。
実際にiPhoneシリーズなんかは10万円オーバーの端末も出ていますので、ぶっちゃけ高いです。
でも、これも物は考えようで、たとえば格安スマホだと2年ぐらいで使い物にならなくなる(陳腐化させられる)としても、ハイエンド端末なら4?6年はいける・・・みたいなこともあるわけです。
もし買ってすぐに「やっぱり使えなかった」としても、ハイエンド端末ならそこら辺のショップでいくらでも高額で買い取ってもらえるわけですよ。
特にSIMフリーなら尚更です。
購入額と買い取り額の差分が、結局格安スマホ一台分ぐらいの価格で済むのなら、前述の理由の通りハイエンド端末を触っていた方が「体験」の面では圧倒的にプラスだったりします。
格安でもミドルスペック商品が増えている
・・・とまぁ、ここまで書いておいてなんですが、最近は格安でもミドルスペック程度の商品が増えていますね。
特に中華スマホなんかだと多いです。
中華スマホと言えどもAndroidの言語設定を日本語にしてあげればほぼ国産スマホみたいなものですからねw
それこそ慣れている人が設定までしてあげさえすれば、格安でも十分に使えると思います。
なので、もし「スマホを使ってみたい」という人がいたとして、その人に初期レクチャーをしてあげられるのであれば、格安ミドルスペック端末をオススメしてもいいのかなと。
そうでなかったら「格安スマホは辞めておいた方がいいかも」って感じですね。
あくまで格安スマホは「格安であることを楽しめる」人向けだと思うので・・・。
おわりに
僕自身、スマホの遍歴はiPhone→格安Android→ハイスぺAndroidと遷移してきましたが、一番スマホを触る時間が短かったのは「格安Android」の頃でした。
やっぱり触ってて楽しくなかったんでしょうね・・・。写真のクオリティも低かったし。
スマホをエンターテインメントツールにするか否かは案外その価格や性能で決まるのかなと思いました。