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約3,000円で買えるDoCoolerのBluetoothポータブルスピーカーレビュー。BOSEとの比較も。

2018/02/06

TOMTOPという通販サイトより、Bluetoothスピーカーを提供していただきました。


[参考]Docooler Bluetooth 4.0 Speakers 4400mAh Built-in Battery Deep Bass AUX-IN Black

docoolerというブランド?のBT-808という商品です。
兼ねてよりBluetoothスピーカーには興味があったので、使わせていただいています。

今やどんな家電もWi-FiにBTが当たり前の時代になってきましたね。
そんな中でBT接続できるスピーカーが気になっている方も多いのではないでしょうか。

有名なところでいうとBOSEのSound Linkシリーズがありますが、どうしても安くて2万円前後?と思うとなかなか手がでません。
中華の廉価なBTスピーカーなら3000円程度で買えます。

でも、実際のところ、音質とか使い勝手とかどうなの!?ってのが問題です。

そこで、今回BT-808を使わせてもらえたので、そのレビューと、実家にあったSound Linkの音質との聴き比べにかんしてまとめてみました。
あくまで音に関する素人が直感として感じ取ったものですので、プロによる厳密な値などは出せない点についてご了承ください。

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BT-808のレビュー

中国から届いたのはこんな感じの横長の箱です。
こっそり買っておくと「カステラでも入ってるんじゃないか」って親に開けられちゃう・・・なんてことがあるかもしれません。(ない)

箱には一応「Bluetooth speaker」という文字が印刷されていました。
ブランド名や型番などは特にありませんでしたね。

箱の中身は本体とMicro USBケーブル、3.5mm AUXケーブル、英語と中国語のマニュアルのみ。

マニュアルはイラスト入りで説明されているので、英語が苦手でもそこそこ読めるかなといったところです。
ただ、読めなくてもまぁ、やることは限られているので問題ないと思います。

起動?BT接続

本製品のコントロール部分は本体の向かって右サイドにあるボリュームツマミのみ。

ツマミをOFFにすれば電源OFF。
MINの位置より上に持っていくとスピーカーから「ドゥンッ」と音が鳴って、電源が入ったことがわかります。

電源が入ると同時にツマミより上に位置する青いLEDが点滅し、ペアリングが開始されます。

すでにペアリング済の端末があれば、自動でそのまま繋がって音を鳴らしてくれます。
初めて起動する際には端末側からペアリング設定をすればOK。

※画像を見ての通り、指紋がかなりベッタベタにつきますw

iOSでもAndroidでもWindowsでもFireでも。

今回僕がこのスピーカーと接続したのは、Androidのスマホ、iPhone、iPad、Windows 10、Fire TV StickとさまざまなOSでしたが、どれも特にストレスに感じることなく、サクッとつながりました。

なので、出先でMusicアプリに入れている曲を大音量でシェアしたい、なんてことがあった時にはかなり便利ですね。

Fire TV Stickで映画を観るのにテレビのスピーカーじゃ物足りない時にはホームシアター風にこのスピーカーを使って大迫力の音を楽しむこともできます。

4?6時間の連続再生(らしい)

本製品は一応モバイルスピーカーとしての位置づけなので、完全に充電すれば4?6時間は連続で使えるそうです。
※音量によって電池の消費量は違います。

例えばBBQやキャンプといった場でも活躍してくれそうですし、充電ポートがMicro USBなのを考えてもモバイルバッテリーなどの電源さえあれば使い方の幅がかなり広がるんじゃないかと思えますね。

・・・僕はまだ2時間ぐらいしか試していないので、本当にそれだけ持つのかはわかりません^^;

充電にかかる時間が長く、完全充電するのには3?5時間は必要なのはちょっとネック。

音質はお察し。

音質に関しては、単独で聴いても僕には判断できそうになかったので、実家にあったBOSEのSoundLink Miniと比較してみました。

もうハッキリ言ってしまいますが、こうやって比べてしまうとその差は歴然。
音質は「お察し」といったところです。

BOSEの方は音が小さくともクリア。
悪く言えば硬い音なんですけど、とても澄んでいる感じです。

比べてBT-808はややこもった感じがどうしても出てしまいますね。

と言っても、価格差を考えた時に、価格差分の音質差かというとそんなことはありません。
つまり、「聴けないレベル」ではないということ。

あとは音源によってもかなり左右されますね。
Youtubeで流していた動画によっては「どちらで流しているか」が聞き分けられないようなものもありました。

そう思うと、用途が「クリアな音質で音楽を聴きたい」というこだわりでなければ、BT-808で全然事足りる感じといえます。

また、SoundLink Miniの場合、音量ボタンがプッシュ式かつ目盛りが目視出来ないという点から、音量調節がやや面倒でした。
その点BT-808はアナログなツマミでの調節なのでわかりやすいという利点もあります。

音源の音を大きめに、スピーカーの音を小さめに設定する

あとは基本中の基本と言えるかもしれませんが、スピーカー側の音量を大きくするのではなく手元の端末側の音量を大きめに設定することが音質をよくするポイントです。

スピーカー側にはアンプという音の増幅器が入っていますので、入力された音を大きくして出力することになります。
手元の端末で小さい音で鳴らしているものを無理やりアンプ側で大きくしようとすると、余計な成分まで増幅してしまい、結果的にボワボワした音になってしまいます。

なので、極論を言えば基本はスマホなどの音量を最大にしておき、本機の方は小さい音から徐々に適音を探していくようにしましょう。

BTペアリングボタンがないのは難しい

BT-808はペアリングボタンがないので、一度どれかの端末に接続してしまうと、次に他の端末に接続させたい時にどうやってペアリングをすればいいのかが難しいです。

ペアリングボタンがあれば、ボタンを押してペアリングがリセットされるわけですが、BT-808だと電源を切って再度ONにしてももともと接続されていた端末に自動的に接続されてしまうので、リセットされないんですね。

これは便利でもあり、不便でもある点で・・・。

一番確実なやり方はBT-808の電源を落として、ペアリングしていた端末のBluetoothをオフにすること。
こうすれば次回起動時にはペアリングできる端末がいないため、新しい端末を探しにいってくれるようになります。

AUXモードがBTモードより優先

付属のAUXケーブルをスマホのイヤホンジャックにつなげば、BT環境がなくともスピーカーとして機能します。

Bluetoothで接続されていたとしても、AUXをさせばそちらの端末が優先されるようになります。

ただAUXモードとBTモードでは音量の増幅率が全然違うため、AUXモードの時はかなり音量を上げないと聞こえないかもしれません。
これ、もしかしたらスピーカーにほぼ直結してるだけなんじゃないか・・・?ってぐらいの音だったりしますw

AUXケーブルを本体から抜けば、勝手にまたBTのペアリングを開始してくれます。

スペック

最後に公称スペックを記載します。参考までに。

  • スピーカー出力: 10W x 2
  • スピーカーサイズ: 52mm x 2
  • インピーダンス: 4Ω
  • Bluetooth 4.2
  • オペレーティングレンジ: 10M
  • バッテリー: 3.7V 4500mAh
  • 駆動時間: 約12時間
  • 充電時間: 約6時間
  • Frequency Responcy: 150Hz - 20KHz
  • サイズ: 378 x 60 x 70mm
  • 重さ: 600g

駆動時間12時間というのが販売店の記載と違っている点が少し気になりますね。
4?6時間と考えておいた方が無難だと思います。

また、サイズは見ての通りそこそこ大きく、置き場にはある程度気を遣うかもしれません。

ただし、音質をそこまで気にしなければ縦置きにすることもできるので、いろいろフレキシブルに活躍してくれます。
USBの充電ポートはスピーカー背面についているため、置き場所はそういった点も考慮しなければだめですね。

おわりに

というわけで、DoCoolerというブランドのBT-808、Bluetoothスピーカーでした。

実は我が家にはスマホやタブレットから直接流せるスピーカーがなかったので、これはかなり重宝しています。
TV Stickからもつながったので今度アクション映画を観るときにこのスピーカーから音を出してみようかなーなんて思ってます。

[参考]Docooler Bluetooth 4.0 Speakers 4400mAh Built-in Battery Deep Bass AUX-IN Black

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