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CHUWI Hi9 Airのレビュー!AntutuスコアとHelio X20の実力、10.1インチタブレットの使い勝手は?

2018/08/17

GEARBESTよりCHUWIのHi9 Air 4Gタブレットが届きました!

[参考]CHUWI Hi9 Air 4G Tablet - Gearbest

CHUWI製の10インチ端末で4G/LTEに対応しているというAndroidタブレット。
そこに「Air」とついていたら・・・「iPadの対抗馬となるか!?」と期待せずにはいられませんね。(ない)

さっそく開封しましたのでレビューしたいと思います。

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CHUWI Hi9 Airのスペック

レビュー前にCHUWI Hi9 Airの公開スペックをおさらいしておきます。

CPU Mediatek MT6797 Helio X20
デカ(10)コア 2.1GHz
メモリー 4GB LPDDR4
ストレージ 64GB eMMC
Micro SD 128GBまで対応
OS Android 8.0
画面 10.1インチIPS
2560 x 1600ピクセル
バッテリー 8,000mAh
ネットワーク GSM: 800, 900, 1800, 1900MHz
W-CDMA B1, B2, B5, B8
LTE: B1, B2, B3, B5, B7, B8, B20, B40Wi-Fi:802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth: 4.2
カメラ 13MP / 5MP
外部端子 デュアル Micro SIMスロット
Micro USB
3.5mmオーディオジャック
サイズ 24.17 x 17.2 x 0.79cm
重さ 550g
価格 $199.99

SoCにはMediatek製のHelio X20が採用されていました。
このところの8~10インチ廉価タブレットの定番品ですかね~?

10コア構成なのでものすごくパワフルかと思いきや、最大クロック2.1GHzのARM-A72を2基、1.85GHzのARM-A53を4基、1.4GHzのARM-A53を4基という構成になっていて、その場面によってCPUを使い分けている・・・という感じみたいです。

なので、重い処理がある時には2つのA72が頑張ってくれて、そうでないときには他のCPUがゆるりと頑張る・・・みたいな。

その他の構成をみても、まぁミドル~ミドルローぐらいのスペックというのが見て取れるのではないでしょうか。

CHUWI Hi9 Airの外観レビュー

ではさっそく中身も見ていきますよ~。
箱の中身は前面にタブレット本体、下のダンボール部分に付属品、タブレット裏にワランティカードなどが入るスペース・・・となっていました。

付属品はシンプル

付属品はEUプラグのアダプターとMicro USB to USBのケーブルのみ。
当然と言えば当然なんですが、シンプルです。

4G/LTE対応のタブレットの割にSIMピンもついていません。(後述しますが、必要ないからです。)

本体外観

本体電源を入れた表面がこんな感じ。
画面自体はやや青みがかっている気もしますが、だいぶ綺麗です。

さすが2Kクオリティですね。
タッチパネルは10点マルチです。

裏面は碁石みたいな質感の黒いボディでした。
ただ実際に石とかいうわけじゃなくて、プラ素材だと思われます。

これ、カッコいいんですけど、手の脂とかが付きやすいんですよね・・・。

ipad Airとの比較

気になるiPad Air 2とのサイズ感の違いはこんなんです。

iPad Air 2のサイズが24 x 16.95 x 0.61cmなのに対し、Hi9 Airは24.17 x 17.2 x 0.79cm。
さすがに9.7インチに対しての10.1インチなのでちょっとだけ大きいですね。

また、iPadに比べてやや縦長になるようなアスペクト比になっており、標準的なAndroidタブレットといった印象です。

厚みもiPad Air 2よりは0.18cmほど厚いため、iPad Airに慣れている人にしたらやや野暮ったく感じるかもしれません。

ただまぁ、新型iPadが0.75cmなのを思うと、それに近い感じ・・・かな。

ちなみに重さは437gのiPad Air 2よりも63g重い500gとなっています。

外部端子

充電およびデータを移す際に使う端子はMicro USBでした。
Type-C全盛の今となってはやや古いというか・・・すでに前時代感が出て来てますね。

同様にアナログの3.5mmオーディオジャックが付いています。
こっちは逆に重宝するんだよなぁ・・・w

スタンバイスイッチ、ボリュームは画面を正面に見た場合の右側面に配置されていました。
なんとなくタブレットの場合って上側か左側面にある印象だったので・・・ちょっと慣れないですね。

ボリュームスイッチ脇にある穴はマイク穴だと思われます。
SIMピンを挿す穴ではないので注意。

じゃあSIMはどこに・・・?というと、上部にちょっとした爪をひっかける溝のようなものがあるので、ここを外します。

こんな感じでパカッとカバーが外れて、SIMスロットが2つと、その手前にMicro SDカードスロットが顔をあらわすようになっていました。

だからSIMピンが要らなかったんですね~。

CHUWI Hi9 Airの起動~ベンチマーク

さっそく起動してベンチマークソフトを動かしてみました。

起動~初期画面

起動すると通常のAndroid端末と同様に、初期設定がスタートします。
ここで日本語を選択することで、完全日本語のタブレットとして機能するようになるのはありがたいところ。

最初からGboardというGoogle製のキーボードも入っていて、それが日本語入力にも対応しているので・・・特に悩む場面がありません。

初期で入っているアプリはこんな感じ。
一般的なAndroidタブレットと同じですね。

電話アプリが入っているあたり優秀かな・・・と思います。

ちなみにこの状態でウィルススキャンをしてみましたが、ウィルスやマルウェアは報告されませんでした。

Antutuベンチと3D Mark

スマホやタブレットのベンチマークでよく使われているAntutuベンチマークでのスコアは10万点程度でした。
10万点だと現在のスマホで言えばミドルスペックといった位置にあるのですが・・・体感的にはもうちょっとモッサリしていたような気がします。

画面が大きいことでスマホとの処理に差が出るんですかねえ・・・?

同様に3D Markにて3Dベンチも行いましたが、こちらは900点台とあまり高くない印象。

それでもデレステでは「3D標準」がオススメされました。

ただ・・・

2D軽量でプレイしても、処理が追い付かない感じで・・・クリアできませんでした。

どうもCPUスペックの割にモッサリしている感が拭えない端末と言えそうです。

スマホだと同等ぐらいのスコアでもサクサクプレイできたりするので・・・タブレットとの相性が悪いのかな・・・?

いちおう4G/LTEも拾えました

前述したとおり、SIMスロットは本体上側のカバーをはずした中に存在しています。
対応SIMのサイズはMicro SIM。

これも最近主流のnano SIMに比べると、やや前時代的ですね。

ただ、SIMスロットが大きい分にはアダプターをかましてどうにかすることが出来るため、問題ありません。

なぜか僕の環境ではなかなか拾えなかったんですが、何度か抜き差し+再起動を繰り返しているうちにようやく4G/LTE(docomo系MVNO)がつかめました。
※ちなみに再起動しないとSIMの再読み込みを行ってくれないので注意。

ただ、対応周波数帯はそこまで広くないので・・・自分が使う地域で対応しているかの確認は絶対にしておいた方がいいです。

また、電話アプリもしっかり入っているので、音声SIMを使うことで発着信+通話も行えます。

Wi-Fiもデュアルバンド対応なので申しぶんないですね。

そのほかの気になるところ

他に使っていていくつか気になったところをこの項でまとめます。

バッテリー性能

まずは電池持ち。
8000mAhと、スマホと比べてかなり大型のバッテリーを搭載していますが、そもそも画面が大きいので消費電力もその分大きくなります。

では実際の電池持ちがどうかというと・・・まぁ普通ぐらいって感じですかねえ。

アイドル状態のままで残70%ぐらいの状態から6日ぐらいはもったようです。

カメラ性能

次にカメラのクオリティ。
サムスン製の13MP / 5MPレンズが搭載されているとのこと。

ハードウェア構成を調べるアプリで見てみたところ、特にソフトウェア補正ではなくもともと13MPみたいですが・・・実際の撮影画質は上のような感じ。
昔のAndroid端末に搭載されていたカメラみたいに、彩度が低い印象です。(屋内だったからかもしれませんが)

外部アクセス

最近、中華タブでとても気になっている外部への勝手なアクセス。
気になったのでCHUWI Hi9 Airでも調べてみました。

すると頻繁に・・・というほどではないぐらいの頻度でどこぞのクラウドサービスに接続していました。

まぁ・・・これぐらいなら普通にありそうな感じなのかな?という気もしないでもないですが、怪しいと思う場合は遮断しておいた方がいいかもしれませんね。

おわりに

というわけで、CHUWI Hi9 Airのレビューでした。

僕はこれがiPad Airの対抗馬になるか・・・?と言われると、すごく微妙な感じだと思います。

たしかに価格は非常に安いです。
今ならディスカウントされて$199.99と、$200を切ってますし。

ただ、やっぱり画面切り替え時のモッサリ感などが気になるんですね。
iPad Air 2が今から4年近くも前のアイテムなのに、そっちの方がまだサクサク動きます。

また、Airという割にはそこまで軽くないというのもネックです。
500gなので、普通に満タンに入ったペットボトルと同じ重さですから。

寝ながら漫画を読む・・・とかの時に差がでるんですよ・・・この60gぐらいがw

でも、逆に言えばこれらが気にならなければ安価かつ10インチのタブレットとして選択肢に上がってもおかしくないとは思います。

[参考]CHUWI Hi9 Air 4G Tablet - Gearbest

追記:クーポン発行

GEARBESTより限定50台までのクーポンが発行されました。
適用後価格は$192.99とのことなので・・・$7オフですね。

クーポンコードは「IT$TAHI9AIRZM」です。
ショッピングカート画面にて入力して確かめてみてください。

さらに追記:またクーポン発行

再度クーポンが発行されました。

クーポンコード「GB&TAHi9AIR」を適用することで、8/19まで限定数50回$175.99(19,856円)だそうです。

Gearbestでの買い物方法

※Gearbestでの買い物の仕方はこちらの記事で紹介しています。
[参考]中華ショッピングサイトGearbestでのオーダー方法や注意点

Gearbestでクーポンを適用させる方法はこちら。
[参考]Gearbestでクーポンを使う方法。

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