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BLUBOO S1の実機開封レビュー!Antutuスコアやカメラ性能、デレステを動かした感想まで。

2018/06/17

Bluboo S1Bluboo S1 4G Phablet

以前、ベゼルレスの格安スマホとして紹介したBLUBOOのS1が我が家に届きました!
僕が紹介した当初はプレセール期間ということもあり、ありえない価格で販売されていましたが、価格が落ち着いた今でもお得であることに違いはありません。

事前情報でのスペックなどはこちら。
[参考]3面ベゼルレス、デュアルレンズにHelio P25搭載機が$80のセール!!中華スマホBluboo S1

今回、実機を触ってみて、これは普通に初心者にもオススメできる端末だと思いました。
現時点での価格は$160程度ですので・・・そんじょそこらの激安スマホを買うぐらいなら、選択肢にBLUBOO S1を入れるのも悪くない・・・というかかなり良いです!
[参考]BLUBOO S1- Gearbest

というわけで、オープニングレビューから、ある程度触ってみた感想までをまとめます。
気になっている方は参考にしてみてください。

※追記:使い始めてから半年ぐらいで画面に広告が表示されるようになりました。
どうやらシステムにマルウェアが仕込まれている端末として有名なアイテムだったそうです。

【未解決】BLUBOO S1のシステムに入っているアドウェアを消すためにROOT化を試してみた

また、デュアルレンズもダミーである可能性が高くなりました。
その辺りも追記しています。

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BLUBOO S1の実機レビュー

今回紹介するのはBLUBOOというメーカーのS1という商品です。
僕はメーカー自体初めて聞きましたが、中国での知名度ってどの程度なんでしょうね。

メーカーの知名度と商品のクオリティは必ずしも比例しないと思うので、気にしなくていいと思いますがw

開封レビュー

届いた際の箱はこんな感じ。
黒い紙の箱に、ゴールドの箔押し仕上げで程よい高級感があります。

最近の中華スマホはこういう仕様のものが多く、安価なもののくせに届いた際の満足感が高いのが特徴的ですね。

ただ、箱の左下がやや潰れてたのは残念ポイントw

蓋を開けると黒い内蓋にセットされたS1本体。
右側のスペースを贅沢に使っていることでさらなる高級感がありますね。

余談ですが、僕は指が結構「脂ってる」ので、こういう黒い箱だとよほど注意しないと指の跡がついてしまいます・・・。
だからなんだって話ですが・・・w

本体があった蓋をはずすと、またしても黒い紙の箱で付属品やらがセットされていました。
銀色でエンボスされたイラストでどちらの箱に何が入っているのかがわかるようになっています。

右の箱にはUSB Type-Cの充電・転送ケーブル、Type-Cのオーディオケーブル、SIMピン、ACアダプターが入っていました。

ACアダプターは中華プラグなため、このままでは日本で使えません。
100均などで変換機を購入する必要があります。

もしGearbestにて端末購入を考えている方は同時に変換機も買っておくといいかもしれません。
[参考]US PLUG WHITE?- Gearbest

左の箱には取扱説明書とワランティカード、画面保護のハードシールに本体保護のシリコンケース、そしてBLUBOO CEOのグリーティングカードが入っていました。

上記リンク先のBLUBOO S1販売ページにおいて「$20分の画面保護シールとケースが付属」となっていたのはこれのことなのかな・・・?
このあたりも最近の格安中華スマホクオリティで、最初から「裸で使ってもいいし、重装備で使ってもいいよ!」という選択肢を与えてもらえるのはありがたいところです。

特にiPhoneのように規格が一定ではないAndroid端末だと、合うケースを探すのに一苦労ですからね・・・。
こうやってオフィシャルで付属してくれれば困ることがありません。

本体外観レビュー

本機を箱から取り出していきます。
最初に本体についている保護シートに、各部の働きが簡単に記されていました。

正面下部にはスピーカー、指紋認証、フロントカメラがあるようです。

そのほかにもレシーバー(受話部)、電源、音量などが記載されていました。

裏面にはSIMカードおよびMicro SDカードをセットする方法についての注意書きがありました。
デュアルSIM(nano × nano)で使うか、シングルSIM + Micro SDカードで使うかのいずれか、ということになりますね。

ちなみにこの保護シート、普通に持ち上げたら本体がスルリと落ちてしまいました・・・。
僕の端末だけなのか全体的にこの仕様なのかはわかりませんが、最初に取り出す際には十分注意してください。

保護シートを外して、起動。
BLUBOOのロゴが画面に浮かび上がります。

立ち上がった状態がこちら。(左)
OnePlus 5と並べてみました。

なかなか発色も良く、本体にも高級感がありますね。

ただ、公式でアナウンスされているほどのベゼルレス感はありませんね。結構ベゼルがある感じ。
あれは誇大表示広告だったということですw

横向きだとこんな感じ。
後ほど記載しますが、ナビゲーションバー(△とか○とかの部分)が画面内にあるため、せっかくの大画面が圧迫されてしまっています。

同じ画像をOnePlus 5で表示したのがこちら。
BLUBOO S1もOnePlus 5も画面解像度は同じく2kなのですが、発色には差がありますね。

ただ、このあたりは個人の好みかなといったところです。

背面は「ピアノブラック」と呼べるほどの漆黒。
金属製ではないためか、例のアンテナラインもなくかなり美しいです。

中央にはBLUBOOのロゴが、向かって右側にはデュアルレンズのカメラと内蔵フラッシュ(兼LEDライト)が設置されています。

ちょっと角度を変えて、撮影ブースのLEDが映り込むように撮影してみました。
ツヤッツヤなのがわかるかと思います。

これはかなり高級感があっていいですね?。
ただし、手の脂が付きまくるので、裸で使う場合にはマイクロファイバーのクリーナーを持ち歩くのが必須になりそうです。

ナビゲーションバーは外にしてほしかった

今回この端末を触っていて、一番気になった部分がナビゲーションバーと指紋認証部です。

ベゼルレスをうたい文句にしている端末でも、たいてい前面の下部には画面外の操作部があるのが普通です。
本機に関しても例外ではなく、画面の外に物理ボタンのようなものがあり、これが指紋認証部となっています。

僕が何を不満に思っているかというと、この指紋認証の左右にある黒い部分。
ここに何も機能を搭載していないということです。

もし僕が設計するなら指紋認証の左右に戻るボタンと履歴ボタンを配置して、指紋認証部分にホームボタン機能を持たせると思うんですよね。
※ちなみに本機の指紋認証部は「ホーム」ではなく「戻る」ボタンの機能を備えています。

それが戻る、ホーム、履歴のナビゲーションバーはあくまで画面内に配置し、画面の外には指紋認証部分だけ独立、さらには右側下部にインナーカメラがある・・・というのは、なんとも設計時点でのミスというか・・・奇妙な感じが取れません。

ナビゲーションバーが画面内に存在することでせっかくの大画面でも一度に表示できる情報量が少なくなってしまいます。
これは本当に残念。

一応ナビゲーションバーは設定から「Hidden」を選択することも可能です。
その場合はナビゲーションバーの一番左部分に隠すためのボタンが現れ、隠したあとは画面下部からスワイプすることで表示させられます。

それでも画面外に余白スペースがあるんだから、できればそこに機能を持たせてほしかったところですね。

Type-C オーディオは音質にこだわらない人にしてみたら不便

もう一つ外観的な機能で気になった点はType-Cオーディオです。

本機の場合、端末自体に3.5mmオーディオジャックは存在せず、USB Type-Cに挿して使うアダプターのようなものにイヤホン等を接続することになります。
音質が良くなるのかはあまりよくわかっていないんですが、それ以前にいろいろと不便だなと感じました。

まず、Type-Cのアダプターをイヤホンと一緒に常に持ち歩かなければ音楽を聴けないこと。
同時に、これを無くしてしまったら聴けないことを意味しています。

そして、Type-Cでの充電中は音楽が聴けないということです。

そういえばiPhone 7でも同じような問題がありましたっけね・・・。
このあたりは何を優先にしたのか・・・ということなんでしょうけど。

当然、日本語対応

今回僕が入手した端末はもともと英語版のAndroidでしたが、設定(Setting)からLanguage & input→Languageと進み、Add a languageから日本語を選択することで一瞬で日本語環境にすることができました。
Google PlayからGoogle日本語入力あたりをインストールすれば読み書きともに日本語の端末が簡単に出来上がります。

付属していたマニュアルにも珍しく日本語のページがあり、BLUBOOが日本人もターゲットとしてS1を世に出したことが伺い知れます。
※ただし技適は通過していない模様。

Antutuスコアは6万弱

事前情報にて搭載されているSoCがHelio P25だったことから、Antutuのスコアで8万点ぐらいを叩くとアナウンスしてしまいましたが、端末のスコアってCPUやGPUのスペックだけでは決まらないんだなというのを実感させられました。

Antutuのスコアは何度やっても6万点弱といったところです。

ただまぁ、同等価格帯のスマホスペックはたいてい4万点前後なのを考えると、ハイコストパフォーマンスな端末であることに違いはありません。

CPUモデルはMT6757CD。
これはHelio P25の型番ですね。

Helio P25はMediaTek製の新しいSoCで、搭載CPUは2.5GHzの4コアと1.6GHzの4コアによるオクタコアのもの。
こういうものの場合、2.5GHzの4コアで重い処理を、残りの1.6GHzの4コアで省電力の処理を行うとかで、消費電力の性能にも優れている・・・んだったと思います。

RAMが3863MB、ストレージが53.14GBとなっており、それぞれ4GB/64GBの公称スペック通り・・・と言ったところ。
ちょっとストレージ容量がAndroid 7.0を入れただけにしては11GB近くも食っている点は気になります。

そのほかの情報で言えば、背面カメラが13MP(4160 x 3120ピクセル)で前面カメラが8MPとなっていた点、マルチタッチは10点対応だった点、ジャイロセンサーにも対応していた点などが挙げられます。

3G/4GのデュアルSIMに対応!

SIMは先ほど記載した通り、nano × nanoのデュアル。
※Micro SDカードを使用する場合はシングル。

「低価格なスマホは2G+4Gのデュアルしかできない」というのが僕の認識でしたが、ここ最近の格安スマホではその概念が崩れつつあります。

本機も例外ではなく、4Gと3Gを同時につかむことができました。
つまり、データ用SIMと音声用SIMを別個に用意して使う、または電話番号を2つ使うということができるわけですね。
※ただし、発着信用の優先SIMは選択しなければならないので、音声同時待ち受けは出来なさそう・・・試してないです。

ネットワークの周波数は、3GがWCDMAのB1、B8のみ。
4GはFDD-LTEでB1、B3、B8、B20、TDD-LTEがB38。

都市部でのLTEはB1をカバーしているので日本の主要キャリアでも普通に使えます。
ただし3Gだとドコモとソフバンの2100MHzであるB1、ソフバンのプラチナバンド(900MHz)であるB8だけなので、au系SIMでは使えません。

[参考]SIMフリースマホ用、LTEと3Gの周波数帯の早見表。

※いずれにしろ技適を通過していない端末ですので、日本に一時帰国および旅行で訪れた方向けの端末ということになります。

ミラキャスト対応も、Windowsはミラーリングできず

また、この端末は格安ながらミラキャスト対応機となっています。

BLUBOO S1の画面を外部ディスプレイに投影するだけでなく、BLUBOO S1をディスプレイとして他の端末の画面を表示することも可能です。
試しにOnePlus 5の画面を投影してみたところ、少し動作に遅延があるものの、滑らかに画面のコピーができました。

ただまぁ・・・スマホtoスマホのミラーリングってどんな使い道があるのか僕には想像できませんが^^;

ちなみになぜかWindowsからのミラーリングは僕の環境からはできませんでした。

カメラのクオリティはすごい!!

今回、この端末を触っていて驚いたのはカメラのクオリティです。

僕の中では「安価なスマホほどカメラが使えない」というのが定説になっていました。
が、BLUBOO S1はそれを覆してくれたと思っています。

たとえばこれ。
現時点最強端末といえるOnePlus 5で撮影した一風景です。

同じ構図でBLUBOO S1で撮影したのがこちら。

※画像サイズ以外は画像に手を加えていません。

どうでしょうか。
当然色味などの好き嫌いはあるかと思いますが、僕はOnePlus 5に負けてない・・・いやむしろある部分では勝っているかも・・・とさえ感じました。

撮影した画像を拡大してみても、こんな感じ。
同じ13MPでも以前使っていた格安スマホではここまでの画質は出せなかったと思います。

画質の良さもさることながら、デュアルレンズを駆使した(たぶん)blur写真なんかも撮影できます。
昔流行ったミニチュア風写真みたいなヤツですね。

僕としてはポートレートモード(手前にピントを合わせて、奥をぼやかしてくれるヤツ)を期待したんですが、それはありませんでした。

ただ、普通に撮影しただけでもうまく手前にピンとがあって、奥がぼやける写真が撮影できたので、簡単に一眼レフ風の写真が撮れるのかもしれません。
※「かもしれません」としているのは、これが偶然だったかもしれないのでw

また、すっごい小さな画像になってしまいましたが、パノラマモードもかなり綺麗に撮影できます。
(実際の写真は8272 × 848ピクセル)

だいたい270°ぐらいは撮影できる感じ。
つなぎ目は僕の目では全くわかりませんでした。

他にもホワイトバランスやISO値なんかを設定できるプロモードだったり、HDR撮影機能だったり・・・とにかくカメラにある程度のこだわりがあるスマホといった印象です。

僕は使いませんでしたが、事前情報では5MPとなっていた前面カメラも8MPでしたし、ビューティーフェイスモードみたいなのがありますし、セルフィー派にもオススメ。

追記:カメラのシャッター音について

デフォルト状態で使おうとするとシャッター音が爆音で「ピローン!」と鳴ってしまいます。

その場合、設定アプリから「音→音声強化→BesLoudness」をオフにすることでかなり抑えられるようになります。
この機能はスピーカーからの音をブーストするもの(要するにアンプみたいなイメージ)らしく、スマホで音楽を聴く際には重宝します。
どうやらその機能が干渉してたというか・・・シャッター音までブーストしてたんじゃないかと思われます。

ちなみに、カメラの音をON/OFFするような項目は日本のSIMを挿す、挿さないにかかわらず存在しないようです。

さらに追記:デュアルレンズのダミーについて

ここまで大絶賛したカメラですが・・・デュアルレンズはダミーだったようです。

DEVICE INFO HWというアプリを使ってハードウェアのスキャンをしたところ・・・レンズは背面に1つ(SONYのIMX135)、前面にも1つの計2つでした。

参考までにOnePlus 5のスキャン結果を載せておくと、こんな感じ。ちゃんと3つ確認できますよね。

背面に明らかにレンズが2つあるように見えたんですが・・・ウソだったのかぁ・・・。
ほんと、しょうもないことするなぁ・・・。(騙されたけどw)

ちなみに背面レンズは13MPの解像度のものをソフトウェアで16MPに、前面は5MPをソフトウェアで8MPにしていただけらしいです。
※あくまでこのアプリの結果を信じるなら、という前提のもとですが。

もう安価な中華スマホは信用しません!!

初期状態はPhenix Launcher

さて、そんなBLUBOO S1ですが、初期状態では純正のAndroidのホーム画面ではなく、Phenix Launcherというランチャーがホームに設定されています。
※PhoenixではなくPhenix

Phenixは純正のAndroidとそこまで大差がない使用感ではありますが、アプリドロワーみたいな概念がないタイプのランチャーなので、純正品やNOVAに慣れている方からしたらちょっと戸惑うかもしれません。

ただまぁ、NOVA使いの方ならNOVA入れれば良いだけなので問題ないと思いますが。
※Phenixを使わなくして純正Androidに戻す、というのは僕にはやり方がわかりませんでした。

Phenixランチャーには着せ替え機能がついていて、デフォルトテーマを含めて5つが最初から搭載されています。

テーマごとにアイコンや背景も設定されているので、一発で見た目を変更したい時には便利です。

ただ、アイコンがわかりづらいものもあるので・・・戸惑うこともw

ちなみにこのランチャーのページ送り機能に面白いものがあったので紹介します。
普通はランチャーのページ送りってキューブ型とかカード型とか一つ指定するだけだと思うんですよ。

でもPhenixランチャーには「ランダム」というモードがありました。

・・・言葉で書いてもうまく説明できそうもなかったので、ランダムモードでのページ送りを録画してみました。

なんとなくおわかりいただけたでしょうかw

使っていて節操ない感じがあって落ち着かないので、そこまでオススメできる機能ではないですが、面白いっちゃー面白いって感じですよね。

iPhoneのAssistive Touch風機能、Free Touch

この端末特有のものだと思いますが、iPhoneのAssistive Touchのようなアシスト機能をもったFree Touchという機能が搭載されています。
画面に薄く表示されている丸いボタンをタップすると、ジョグダイヤルのようなものが開きます。

ここにある程度決められたショートカットがあるので、よく使うものはここから活用していく感じですね。

登録されているショートカットは8種類×2ページ分。
配置を回転させることや、ショートカットを外して違う機能に変えること、ジョグのカラーリングを変えることができました。

また、Free Touchそのものをダブルタップした時の動作なども設定できるので、うまく使えばかなり便利に使えるかもしれません。
※ただし、Android 7.0のクイックパネルも普通に使えるので、使い慣れた人にはそちらの方が便利かと思われます。

デレステ/ポケモン、さっくさく

最後に、僕が新しい端末を入手すると必ず試したくなるデレステの挙動です。

初期状態で3D標準が最適と診断されました。
3D描画スペックはなかなか良いみたいですね。

一応3Dリッチも試してみたところ、他の端末であったような認識不良もなく、なんとかクリアすることができました。
ただし、挙動が若干カクつくので、譜面を覚えてないとキツイかもです。

僕は3D標準で十分ですw

また、ジャイロ対応とのことだったのでポケモンGOもインストールして試してみました。
ポケモン捕獲時のARモードもちゃんと動いてくれたので満足です。

おわりに

というわけで、かなり駆け足で、まとまりのないレビューになってしまいましたが、BLUBOOのS1の実機についての紹介でした!

これが、$160ぐらいと聞いたら本当に格安ですよね!
中国メーカーの底力を感じると同時に、日本人としては隣国でこういったコスパのアイテムが量産されていることにかなり脅威を感じます。

つい先日もGearbestで特価クーポンが出されていたアイテムなので、もしかしたら現在開催中のGearbestの大規模セールでも何かしらの特価が出るかもしれません。
狙っている方は要チェックです。(確信はないけど)

[参考]Gearbest秋の大セール会場

[参考]BLUBOO S1- Gearbest

追記:システムに仕込まれているアドウェア(マルウェア)について

冒頭でも書きましたが、使っているうちに広告が表示されるようになりました。

これはアドウェアというマルウェアで、どうやら出荷時すでにシステムに入っていたものなんだそう。
「BLUBOO S1 広告」とかで検索すれば出てきます。

当初の利用時には姿を現さずに、何らかの挙動がトリガーとなって動き出すんだとか。(確認したわけではなく、あくまで噂)

広告が表示されるだけならそこまで実害がないんですが、勝手にアプリがインストールされてたりするわ、中国との通信を繰り返すせいで電池持ちが悪いわでなかなか問題だと思っています。

※ちなみに勝手にインストールされていたアプリはAWAやゼクシィ恋結びなどでしたが、これらのメーカーが悪さをしたのではなく、あくまでアドウェアによって任意に選ばれたアプリだった・・・ということだと思います。

ちなみに検出されたマルウェアは二つありました。
1つはWhite Armorというウィルスチェッカーで見つけた「com.Android.ini」というファイルに入っていたもの。
もう1つはDr.Webというチェッカーにて、BLUBOO S1の規定ランチャー「Phenix」から発見された「Android.Cooee.9.origin」「Android.Cooee.8.origin」というトロイの木馬です。

前者は簡単に削除することができましたが、後者はシステムファイルにあるため普通に駆除することができないとのこと。
なんとか方法を探ってみようと思ってますが・・・一から勉強しなければならないので難しいですね。。。

※後者の明確な場所は「/system/priv-app/Sign_phenix_launcher_e93/Sign_Phenix_launcher_e93.apk」でした。

安価な中華スマホには素人が手を出さない方がいいという勉強になりました。
特に$100しないようなアイテムなら尚更かもしれません。

Gearbestでの買い物方法

※Gearbestでの買い物の仕方はこちらの記事で紹介しています。
[参考]中華ショッピングサイトGearbestでのオーダー方法や注意点

Gearbestでクーポンを適用させる方法はこちら。
[参考]Gearbestでクーポンを使う方法。

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