Huaweiの2万円10型タブレットMediaPad T3 10が熱い!M3、T2とのスペック比較。
Huaweiから2万円前半で買える10型(9.7インチ)の新型タブレット、MediaPad T3 10が発売されました!
個人的には家で使うのに10型タブレットというのはとても重宝するためかなりおすすめ。
そんな10型タブレットが日本でもかなりの人気を誇るHuaweiから2万円台前半で発売されたというのはかなり熱いですね!
スペック的にはOndaの10型タブレットと大差ないようにも思えますが、Huawei製品は日本でサクっと買えてしまう手軽さも魅力です。
Huaweiからは他にもM3 Lite 10、T2 10.0 Proというものも出ているので、それぞれスペックを見比べていきましょう。
Contents
Huawei MediaPad 10型3種スペック比較
Huaweiタブレットの製品名の読み方は、Tシリーズがエントリー(カジュアル)でMシリーズがその上位版。
T/Mの後ろにつく数字がだいたいの画面インチ数です。
T3 10 | M3 Lite 10 | T2 10.0 Pro | |
---|---|---|---|
CPU | Qualcomm MSM8917 Snapdragon 425 クアッドコア1.4GHz |
Qualcomm MSM8940 Snapdragon 435 オクタコア1.4GHz x 4 + 1.1GHz x 4 |
Qualcomm MSM8939 Snapdragon 616 オクタコア 1.7GHz x 4 + 1.0GHz x 4 |
メモリ | 2GB | 3GB | 2GB |
ストレージ | 16GB | 32GB | 16GB |
Micro SD | 128GBまで対応 | 128GBまで対応 | 128GBまで対応 |
OS | Android 7.0 EMUI 5.1 |
Android 7.0 EMUI 5.1 |
Android 5.1 EMUI 3.1 |
画面 | 9.6インチIPS 1200 x 800ピクセル |
10.1インチIPS 1920 x 1200ピクセル |
10.1インチIPS 1920 x 1200ピクセル |
バッテリー | 4,800mAh | 6,600mAh | 6,600mAh |
カメラ | 500MP / 200MP | 800MP / 800MP | 800MP / 200MP |
ネットワーク | Wi-Fi 802.11a/b/g/n Bluetooth 4.1LTEモデルのみ FDD-LTE: B1/3/5/7/8/19/20 TDD-LTE: B38/39/40/41 W-CDMA: B1/2/5/6/8/9/19 GSM: B2/3/5/8 |
Wi-Fi 802.11/a/b/g/n/ac Bluetooth 4.1LTEモデルのみ FDD-LTE: B1/3/5/7/8/19/20 TDD-LTE: B38/40/41 W-CDMA: B1/2/5/6/8/9/19 GSM: B2/3/5/8 |
Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac Bluetooth 4.1 |
サイズ | 22.98 x 15.98 x 0.795 cm | 24 x 17.3 x 0.71 cm | 25.91 x 15.64 x 0.85 cm |
重さ | 460g | 460g | 495g |
価格 | LTEモデル:24,624円 Wi-Fiモデル:20,304円 |
LTEモデル:40,824円 Wi-Fiモデル:32,184円 |
26,978円 |
※価格はHuaweiの公式ショップ(楽天)のものです。
[参考]Huawei Online Store
CPU
SoCはどれもスナドラのミドルスペックなものが採用されています。
ベンチマーク結果としては、Antutuにおいて616が3万点前半、425が3.5万点、435が4万点といったところ。(機種によって違うとは思いますが・・・)
T2に搭載されている616は600番台のスナドラ、オクタコア、1.7GHzという数値だけを見ると性能が高そうですが、実際には新しい世代の400番台の方が性能が高いんですね。
とはいえ、先日のXiaomi Mi Pad 3に搭載されていたMT8176が7?8万点台だったのを思うと、10型タブレットを動かすのにあたって本当にサクサクなのかは気になるところです。
メモリ
メモリ容量はTシリーズが2GB、M3が3GBとなっています。
個人的には2GBもあれば十分だろうと思うところもありますが、多いに越したことはないのかも。
ストレージ・Micro SDカード
ストレージはTシリーズが16GB、M3が32GB。
個人的にはタブレットであまり容量を食っていくという使い方をしないので、そこまで大容量である必要はありませんが、16GBだと漫画アプリなんかを突っ込んだだけでもすぐにいっぱいになっちゃいます。
ただし、どのモデルもMicro SDカードに対応しているため、足りない分はSDカードを買い足せばいいだけですね。
※T2シリーズのWi-FiモデルにはHuawei公式サイトにてMicro SDカード対応の記載がありませんでした。
が、他サイト情報などによれば対応の記載がありますし、T2に至っては200GB?2TBのMicro SDも読めるというような情報もあります。
OS
T3、M3はAndroid 7.0、T2はさすがに2世代前の5.1でした。
また、Huawei独自のカスタムOS(ユーザーインタフェース)であるEMUIのバージョンもT2がだいぶ古いですね。
個人的にはここは新しい方が良いです。
画面
画面サイズと解像度はなかなか面白いですね。
T2とM3が10.1インチかつ1920 x 1200といった10型中華PADにありがちなスペックなのに対し、T3は9.6インチで1200 x 800でした。
9.6インチはiPadとほぼ同じサイズなので10.1インチの画面に比べると本当に少しだけ小さいかな・・・といった感じですが、解像度は明らかに低いですね。
だからといって画質がめちゃくちゃに悪いかと言われると難しいところだとは思います。
ただ、最近は5インチ程度のスマホでも1920 x 1200だったりするのを思うと・・・もしかしたら粗が目立つかもしれないですね?。
バッテリー
バッテリーもT3のみやや低め。
大型スマホと同じぐらいの容量です。
10インチクラスの液晶になると消費電力も高まるので、バッテリー容量だけ低くなって省電力設定がなされていなければ単純に起動時間も短くなることが予想されます。
・・・というか廉価タブレットであることを考えても連続起動時間は短そう。
カメラ
個人的にはタブレットでのカメラ撮影ってほとんど行わないので、そこまで高性能である必要がありません。
インカメラでテレビ電話的なチャットを行うぐらい。
ただ、定評のあるHuaweiのカメラですので、しっかり活用していきたいという方はM3の800MP / 800MPあたりを選びたいところですね。
カメラの性能が解像度では決まらないとはいえ、同じメーカーの同じようなスペックの端末についているカメラ機能であると考えれば、単純に解像度が高い方が細かい写真を撮影できることになるためです。
ちなみに800MPはiPhoneでいうと「iPhone 5」あたりのスペックだったと思います。
ネットワーク
Wi-FiはT3のみ802.11 acをカバーしていません。
これも気になる方はM3を選ぶようにしたいですね。
また、T3、M3はそれぞれLTEモデルも発売されています。
サイズ・重さ
縦横比率としてはT3とM3はほぼ同じ感じでインチ数だけ違う感じ。
T2は比率も違うし、厚みも若干厚いし・・・どことなく一世代前な印象があります。
重さもそうですね。T3とM3は460gなのに対し、T2だけ若干重いです。
個人的に疑問なのはWi-FiモデルもLTEモデルも重さが一緒なのか!?ということ。
このあたりは実際に計ってないのでなんとも言えないですね=。
価格
価格はなんといってもT3のWi-Fiモデルがピカイチ安いですね。
2万円台前半なんていってもまさか本当に2万円とちょっとで買える10型タブなんて早々にない気がします。
これで送料込みなのもすごいところ。
ショップによっては2万円を切って発売するところが現れてきそうですね。
おわりに
というわけで、気になる3種のスペック比較でした。
今時点でわざわざT2を選ぶというのはあまりメリットがないように思いますが、T3、M3に関してはそれぞれのメリット・デメリットを考慮しながら選べて良い展開だと言えそうです。