AmazonのFire HD 10が登場!プライム会員なら1.5万円の低価格10インチタブレット!
Amazonから待望の10インチタブレット、Fire HD 10が登場します!
FireはAmazon独自のOS「Fire OS」を搭載した、プライム会員でなくとも購入することができる比較的安価なタブレットです。
プライム会員なら、より安くゲットすることができることで有名です。
タブレットとしては非常に重宝する「10インチ」で、なんとプライム会員なら1.5万円を切っている・・・ということで、何かと話題を集めそうな一台ですね。
今回、僕がいま一番気になっている10インチAndroidタブレットのTeclast T10とスペック比較をしてみました。
[参考]Teclast Master T10 10.1インチタブレット?- Gearbest
価格が違うアイテムなので性能もまるで違いますが、何かの参考になれば幸いです。
Contents
Fire HD 10とTeclast T10の比較
同じ10.1インチ、2万円前後のタブレットということでこの2台を比較してみました。
Fire HD 10 | Teclast T10 | |
---|---|---|
CPU | クアッドコア1.8GHz+1.4GHz | Mediatek MTK8176 ヘキサコア 1.7-2.1GHz |
メモリー | 2GB | 4GB |
ストレージ | 32GB / 64GB | 64GB |
Micro SD | 256GBまで対応 | 128GBまで対応 |
OS | Fire OS | Android 7.0 |
画面 | 10.1インチ 1920 x 1200ピクセル |
10.1インチIPS 静電容量式 2560 x 1600ピクセル |
バッテリー | 10時間使用可能 | 8,100mAh 8時間のビデオ再生 クイックチャージ対応 |
ネットワーク | Wi-Fi: 802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth |
Wi-Fi: 802.11 ac Bluetooth 4.0 |
カメラ | 2MP / VGA | 8MP / 13MP |
外部端子 | Micro USB 3.5mmオーディオジャック |
Micro USB 3.5mmオーディオジャック Micro HDMI 指紋認証 |
サイズ | 26.2 x 15.9 x 0.98cm | 24 x 17 x 0.95cm |
重さ | 500g | 466g |
価格 | 18,980円 / 22,980円 →プライム会員なら4,000円オフ |
26,238円(記事執筆時点) →Gearbestフラッシュセール中 |
スペックを順に見ていきたいと思います。
CPU性能は謎
Fire HD 10に搭載されるCPUはクアッドコアで1.8GHzが2基、1.4GHzが2基とのことでした。
特にメーカー・ブランド名がなかったことを考えると、その性能は「お察し」ってところかもしれません。
前作がMediatekだったのでMediatekのクアッドコアSoCを調べましたが・・・結局わかりませんでした。
ハイパフォーマンスの2基、省電力2基の実質デュアルコア的な働きかもしれないですね?・・・なんとも「クアッドコア最大1.8GHz」だけでは測れないというのが現状じゃないでしょうか。
ただ、Fireタブの使い方として、プライムビデオやKindleを使うことを想定した場合にはそこまでのCPU性能は必要ないですし、特に問題ではないと思います。
※派手なゲームをやりたい等あれば話は別ですが、そもそもGoogle Playのアプリで「インストールできても起動しない」みたいなものもあるため、Amazonストアアプリ内に対象のソフトがあるかどうかがネックです。
メモリーは廉価スペック
近年のスマホ・タブレットではすでにメモリ容量は4GBが標準となりつつあります。
ハイスペック機で6GB、8GB・・・といったところ。
対してFire HDは2GB。
一昔前の性能と言わざるを得ません。
メモリは多すぎても持て余してしまうので、そこまで容量が大きくなくてもいいんですが・・・せめて3GB程度はあった方が安心かと思われます。
このあたりはFire OSとの兼ね合いもあると思うので一概にどうとは言えません。
ストレージ容量はやや標準も、使用用途によってはキツイかも。
Fire HD 10のストレージ容量は32GBと64GBから選べるようになっています。
未だに16GBのiPad Air 2がメイン機である僕からしたら、32GBでもかなりありがたいですw
あとはこの端末の使い方によるかなと。
というのも、あえてFireを選ぼうという人ならプライム会員である可能性も高いと思うんですね。
ってことは、Amazonビデオにコンテンツをダウンロードしておいて、移動時間に映画を見る・・・みたいな使い方をするじゃないですか。
僕も現に「カリギュラ」を数話分ダウンロードしてあって、空いた時間にちょいちょい観る・・・というのをやってますが、かなり便利なんです。
ダウンロードしておけばネットがつながらない環境でも観られるし。
で、10インチ端末と思うと、そこそこ画質もよい状態でダウンロードしたいわけで・・・容量を圧迫するわけですね。
そう思うと32GBでは心もとない・・・という方もいるかもしれません。
ただし、SDカードが256GBまで対応しているので、まったく困ることはないと思いますがw
Androidとは微妙に違うFire OS
FireタブレットにはAndroidをベースとしたAmazonのオリジナルOSであるFire OSが搭載されています。
デフォルト状態で使えるアプリはAmazonストアにあるAmazonアプリのみです。
一方、最新のほかの10インチタブレットであれば、だいたいは純正のAndroid 7.0、またはそこに独自UIが搭載された状態のものになります。
一概にどちらが良いとは言えない・・・と書こうかと思いましたが、やっぱり最新のAndroidを積んでいる端末に比べるとFire OSは弱いかなと思います。
というのも、おそらくベースとなっているAndroidのバージョンが低いことや、Amazonアプリの市場がGoogle Playほど育っていない点からです。
一応FireタブにGoogle Playをダウンロードする方法もあり、ある程度のGoogle Playストアアプリを使うことも可能ですが、完全ではありません。
特にこだわりたいアプリ等がある場合にはおとなしくAndroidタブ(またはiOS)を選ぶのが吉ですね。
※Fire OSには標準でブルーライトカットの機能がついていて便利なんですが、Teclast T10にも搭載されているそうです。
FHDオーバーの高精細画面
画面サイズは10.1インチ。
僕は家で使う場合や長距離移動の際に一番適しているサイズが10インチだと思っており、この画面サイズがタブレットを選ぶ際の一つの基準かなと考えています。
※ガンガン持ち運んで使うときには8インチがおすすめ。
10インチっていうのはブラウジングも快適ですし、漫画アプリや映画を見るのにもちょうどいいんですよ。
スマホゲームをやろうと思ったら、ちょっと大きすぎますが・・・。
なので、10.1インチタブレットが格安で買えるというのはかなり魅力的です。
解像度も1920 x 1200ピクセルとなっており、FHDオーバーな高精細画面です。
これは具体的に体感してみないと何とも言えないと思いますが・・・参考までに僕がいまメインで使っているパソコン用のディスプレイが23インチで1920 x 1080ピクセルなんですね。
で、めちゃくちゃ画面はキレイです。
もちろん4K解像度には叶いませんが、肉眼で、10インチ程度の画面で、FHDと4Kにそこまで差が出るとは思えません。(主観ですがw)
そう思うと、おそらく映画なんかを見ていてもきれいな画質で楽しめるのではないかと思います。
バッテリー持ちは気になるところ
バッテリー容量は公称スペックとして表示されていませんでしたが、連続再生時間10時間という記載はありました。
一方、同じ画面サイズで8,100mAh搭載のTeclast T10が8時間となっていたので・・・10時間動くのはなかなか省電力設定に優れているのかな・・・?といったところ。
※ただしT10はクイックチャージ対応。
Fireといえば最初期のころにでたモデルだとめちゃくちゃ充電に時間がかかる・・・というものがありました。(僕の記憶が確かならば)
別売りのチャージャーみたいなのを買わないと、充電するのに普通に半日以上かかっちゃう、みたいな。
家で使うだけならいいですが、いざって時にバッテリーがないと困っちゃいますね。
ですが、僕が以前ゲットした2015年モデルは特にものすごく充電が遅いという印象はなかったので、もし初期の「Fireは充電が遅い」という印象がある方もそこそこ安心していいと思います。
Fire HD 10は付属のチャージャー(9W)で5時間かけてフルチャージとのことです。
嬉しいデュアルバンドWi-Fi対応
Fire HD 10は安価な端末ながらWi-Fiはデュアルバンド(2.4GH / 5GHz)に対応しています。
※Teclast T10は802.11 ac(5GHz)のみ対応となっていました。
僕の環境が特殊なのかもしれませんが、まれに2.4GHzはつかめないのに5GHzだけ掴める・・・という場所があります。
そういうのを考慮してもデュアルバンドなのは使い勝手が良さそう(というかストレスが少なさそう)ですね。
ac対応なので環境次第では通信速度もかなり期待できそうです。
ちなみに、SIMスロットは存在せず、モバイル通信はできません。
カメラはお察しすぎ
カメラは背面2MP、前面VGAとなっており、あくまでおまけ的な印象。
VGAというのは640 x 480ピクセルの解像度を指すので、30万画素、0.3MPということです。
画面の解像度が1920 x 1200 = 230万画素(2.3MP)なのを考えると、撮影した写真の方が画面の解像度より低いことになりますね。
※といっても、ほぼほぼ同じサイズですし、200万画素の100%表示でドットが目立つ・・・なんてこともないと思いますが。
タブレットはあまり写真撮影に向いている端末ではありませんので、「一応ついててうれしい」ぐらいの気持ちが大切かもしれませんw
外部端子も最小限
外部端子はデータ転送および充電用のMicro USB(2.0)端子と、3.5mmのオーディオジャックのみ。
必要最低限の端子といった感じですね。
Teclast T10も同じ構成にHDMIと指紋認証がついているだけなので、最近の標準的な企画であるType-Cに慣れている人からするとやや煩わしく感じるかもです。
Type-C、便利なんですよねぇ・・・。
サイズ・重さは標準的
サイズや重さはFire HD 10もTeclast T10も変わらない感じですね。
いずれもiPad Airに比べると重いですが・・・使いづらいというほどではないと思います。
Fireは圧倒的な低価格!
さて、気になる価格ですが・・・Fire HD 10はアマゾンのプライム会員の場合、なんと32GBモデルが14,980円(送料・税込)で購入可能です!
10インチタブレットが1.5万円しないんですよ。
もちろん中華Winタブでそういう端末がないわけじゃありません。
でも、そこそこ使えそうな端末とか、ブランド的な安心があるモデル・・・と思うとなかなかないですよね。
一般ユーザーがFireでどこまで楽しめるかはわかりませんが、プライム会員なら格安でゲットできたうえに各種コンテンツも楽しめるのでかなり良いのではないでしょうか。
僕もプライム会員かつFireユーザーなので、一時期はKindleオーナーライブラリ(電子書籍が月に1冊無料)とかプライムビデオを楽しみまくりました。
※Kindleオーナーライブラリ以外の機能はiOSやAndroidでも使えます。
対してTeclast T10は通常売価だと2万5千円を超えるので、「比較しちゃダメでしょ!」って思われたかもしれません。
ただ、今Gearbestでフラッシュセール中で、$199.99・・・21,755円で買えるんですよ・・・。
[参考]Teclast Master T10 10.1インチタブレット?- Gearbest
もしプライム会員でなければ4,000オフの恩恵が受けられませんから、HD 10は18,980円です。
T10はプライム会員かどうか関係なく21,755円。
それでこのスペック差と思うと悩みますよね・・・。
おわりに
というわけで、新しく発表されたFire HD 10についてでした。
手軽な10インチタブレットを探していたプライム会員にしてみたら、これ以上の端末はないかもしれませんね。
会員でなくともHuaweiの10インチT3タブレットより安く、性能も良いわけで・・・競合にとってはなかなか厄介なモデルが登場してしまうのかもしれません。
[参考]Huawei T3 8.0と7.0、10.0のスペック比較。2万円切りのLTEタブレット!
Fire HD 10はすでに予約発売中、発売予定日は10月11日だそうです。
Gearbestでの買い物方法
※Gearbestでの買い物の仕方はこちらの記事で紹介しています。
[参考]中華ショッピングサイトGearbestでのオーダー方法や注意点
Gearbestでクーポンを適用させる方法はこちら。
[参考]Gearbestでクーポンを使う方法。