OUKITEL U13のAntutuベンチマークスコアはNexus 6Pの半分以下、Priori 3の倍ってとこ。
2018/02/06
格安スマホの代表とも言えるFreetelのPriori 4が発売になりましたが、同価格帯程度で入手可能な中華格安ファブレットであるOukitel U13をベンチマークソフトAntutuを使って測定してみました。
ベンチマークスコアとしては僕が測定した状態で40513という値でした。
※以前に使っていた端末のアプリなどの復元と、スクリーンショットを3?4枚だけ撮影した状態でのベンチマークです。
測定値の詳細についてみていきたいと思います。
Oukitel U13のベンチマーク結果と比較
40513という数値は決して高い数値ではありません。
それでもこの価格であることを考えると、高コスパファブレットであると言えます。
ほぼ同じぐらいの価格で1年ちょっと前に購入したPriori 3 LTEのスコアは23377でした。
2017年1月28日現在での最高スコアはiPhone 7 Plusで、次いでiPhone 7、OnePlus 3Tとなっています。
[参考]Huawei Mate 9とOnePlus 3T 4Gのスペック比較
以下、トップ3と、手元にあるiPhone 6S、Oukitel U13、Priori 3 LTE、友人が使っているNexus 6P、あとなんとなくHuaweiのP9を表にしてみました。節操無い感じで申し訳ありませんw
端末 | スコア |
---|---|
iPhone 7 Plus | 183106 |
iPhone 7 | 173767 |
One Plus 3T | 163578 |
iPhone 6S | 132738 |
Huawei P9 | 92181 |
Nexus 6P | 81898 |
Oukitel U13 | 40513 |
Priori 3 LTE | 23377 |
こう見ると、Priori 3 LTEと同時期ぐらいにリリースされたNexus 6Pと比べてもU13は半分程度のスペックしかないことがわかります。
ただ、Nexus 6Pが現時点でも8万円強しているのに対し、U13は$100強といった価格差を考えたら、やっぱりコスパ高いですね・・・。
Priori 3 LTEを「動作が重いなぁ・・・」なんて思いながら使っていた僕からしたら断然快適です。
端末スペックの詳細
AntutuにおけるU13のスペック情報は以下。
ブランド / モデル | OUKITEL / U13 |
---|---|
Android | 6.0 (64-bit) |
CPU | MT6753 64-bit 8コア ARMCortex-A53 1300.0 MHz |
RAM | 2917MB |
ストレージ | 54.17GB |
GPU | Mali-T 720 |
画面解像度 | 1080 x 1920 |
画面DPI | 480dpi |
マルチタッチ | 5点 |
カメラ | リアビュー:15.9メガピクセル(4608 x 3456) フロントビュー:13.0メガピクセル(4160 x 3120) |
NFC | 非対応 |
加速度センサー | 対応 |
ジャイロセンサー | 非対応 |
当然、事前情報で言われていた通りの内容でした。
RAMは約3GB、ストレージもシステムが9.83GB使っているので64GBから引いた残りがだいたいこんなもんかと。
気になったのはマルチタッチが5点までしか対応しなかったこと。
これ、ピアノのアプリみたいなヤツが上手に使えないことを意味してますよね。
あとはジャイロセンサーが非対応だったのでVR動画が見られないことなんかも残念ポイントです。
カメラは16MPX、13MPXと事前情報通りですが、ソフトウェアで解像度を高めているというものらしいので、実際の性能がどんなもんかは検証が必要ですね。
おわりに
僕が普段使っているiPad Air 2のAntutuスコアが10万ちょっと、Onda oBook 20 Plusが56000?67000なのを考えると、それよりもだいぶ低いことになります。
だからといって使っていて性能を低く感じるか?というとそういうわけでもないんですね?・・・。
たとえばデレステなんてiPad Air 2でも2D描画を勧められたのに、U13では標準が3Dだったし。これは関係ないのかな?
もうちょっといろんなアプリを動かしたりしてみたいところです。
[参考]OUKITEL U13 4G?- Gearbest