1ヵ月電池が持つスマホ「OUKITEL K10000 Pro」はK10000と比べてどれだけ性能アップしたのか
2017/09/20
スマホ、ファブレットメーカーのOUKITELからバッテリーモンスターともいえるK10000(10000mAhのバッテリー搭載)の後継機種、K10000 Proというアイテムが出ています。
[参考]OUKITEL K10000 Pro
いったいK10000 ProはK10000に比べてどれだけ性能がアップしたのか気になったので調べてみました。
K10000 ProとK10000(無印)のスペック比較
Pro | 無印 | |
---|---|---|
CPU | Mediatek MTK6750T オクタコア1.5GHz |
Mediatek MTK6735 クアッドコア1.0GHz |
メモリー | 3GB | 2GB |
ストレージ | 32GB | 16GB |
MicroSD | 64GBまで対応 | 32GBまで対応 |
OS | Android 7.0 | Android 5.1 |
画面 | 5.5インチIPS 1920 x 1080ピクセル |
5.5インチIPS 1280 x 720ピクセル |
バッテリー | 10000mAh 4Gスタンバイで33日 |
10000mAh |
カメラ | 13MP / 5MP | 8MP / 2MP (13MP / 5MP ソフトウェア補正) |
ネットワーク | 4G LTE: 800/900/1800/2100/2600MHz 3G: WCDMA 900/2100MHz 2G: GSM 850/900/1800/1900MHz WIFI: 802.11a/b/g/n Bluetooth 4.2 |
4G: FDD-LTE 800/1800/2100/2600MHz 3G: WCDMA 900/2100MHz 2G: GSM 850/900/1800/1900MHz WIFI: 802.11b/g/n Bluetooth 4.0 |
SIM | nano Dual | Micro x nano |
サイズ | 16.2 x 7.8 x 1.4 cm | 14.3 x 7.7 x 0.9 cm |
重さ | 297g | 300g |
価格 | 20281円 | 16859円 |
※価格は記事執筆時点でのGearbestでのもの。
CPU性能、メモリ、ストレージともにグレードアップしていることがわかりますね。
MTK6735はAntutuのスコアで2万点ぐらいだったのがMTK6750Tで4万点ぐらいに。
僕が現在つかっているOUKTEL U13がMTK6753というSoCで、スコアがやっぱり4万ぐらいなので、同じような感じかな・・・。
OSはAndroid 5.1から最新の7.0に。
OUKITELの端末のいいところは独自UIを採用していないために普通にPokemon GOとかも動かせるところです。
画面の解像度やネットワークも多少改善されてますね。
カメラは解像度が高まっているだけでなく、イメージセンサーも特筆されていたのでおそらく性能があがっているんだろうと思います。(ここら辺はよくわかりませんが・・・)
バッテリーモンスター
K10000の特徴はなんといってもバッテリー容量の10000mAhというものです。
これは他のどんなスマホを見てもあり得ない大きさですね。
ただ、バッテリー容量が大きければ電池持ちが単純によくなるか?というと、そういうわけでもないのが難しいところです。
とはいえ、K10000 Proの場合、4Gの待ち受けで最大33日は持つということなので・・・ほぼ待ち受けのみ、かつ誰とも連絡を取らないような人なら1ヵ月は充電の必要がないわけですw
・・・そんな人がスマホを持つ必要があるのかどうかは微妙なところですが・・・。
OUKITELにはK6000という6000mAhのバッテリーモンスターがいましたが、あちらは12?13日程度の待ち受けだったのを考えるとK10000がどれだけすごいかがわかりますね。
その分端末がアホほど重くなってます。
5.5インチファブレットで300g程度。
300gといえば、iPad Mini 4と同じぐらいです。
7.9インチのタブレットをポッケに入れて持ち歩かないことを考えると、K10000 Proもちょっとポケットの中で重く感じてしまうかもしれません。
スマホ黎明期のW-ZERO3でさえ200g強といった重さだったのを思うと、K10000 Proがいかに重いかがわかると思います。
バッテリー供給機にもなれる
それでも重い分だけ素晴らしい機能もあって、付属のOTGケーブルで他の機器に電気容量を供給することができるんです。
これ、すごくないですかw
普段スマホの予備のバッテリーを持ち歩いている方もいると思いますが、この端末自体が予備のバッテリーになるわけです。
何がすごいって、予備のバッテリーを持ち歩かなくても良くなるだけでなく、友人のバッテリー切れの際に「いいよ、電池あげるよ」ってのができるってこと。
そんな機会がどれだけあるかはわかりませんが、備えあれば憂いなしです。
※OTGケーブルを常に持ち歩かなければなりませんけどね・・・
おわりに
というわけで、気になるバッテリーモンスターK10000 Proについてでした。
スマホは機能や重さはそこそこでいい、バッテリー持ちよどうにかなってくれ!という方には最適ですね。
僕の母なんかは常にバッテリーのことを気にして文句を言っていたのでお勧めしてみようかと思います。
・・・ただ、デザインがかなり武骨で漢っぽいのが気になりますがw
[参考]OUKITEL K10000 Pro - Gearbest