Xperia XZ Premium (SO-04J) とOnePlus 5のスペック比較。Snapdragon835搭載最強機種対決
2017/09/20
docomoの独占販売ということで、XZ Premiumがとても人気だと聞きました。
Xperiaを買おうという方は、スマホが欲しいのではなくXperiaが欲しいのだというのは重々承知しています。
iPhoneもそうですもんね。
でも「スナドラ835を搭載している」と聞いたら、Xperia XZ Premiumと現時点中華最強スマホの呼び名も過言ではないOnePlus 5のスペックを比べてみたくなりました!
当然、「どちらが優れている」という結論を出すのは難しいと思いますが、何かの参考になるかとは思いますので見ていきましょうw
Contents
Xperia XZ PremiumとOnePlus 5のスペック比較
Xperia XZ Premiumは2017年7月現在の最高スペックXperiaです。
対するOnePlus 5は中華ブランドOnePlusのハイスペックスマホですね。
どちらもスナドラ835搭載で5.5インチという点から気になってしまいました。
両者のスペック比較は以下のとおり。
Xperia XZ Premium | Oneplus 5 | |
---|---|---|
CPU | Qualcomm Snapdragon 835 オクタコア 2.45GHz |
Qualcomm Snapdragon 835 オクタコア 2.45GHz |
メモリー | 4GB | 6GB / 8GB |
?ストレージ | 64GB | 64GB / 128GB |
MicroSD | 256GBまで対応 | |
OS | Android 7.1 | Android 7.1 OxygenOS |
画面 | 5.5インチ トリルミナスディスプレイ ゴリラグラス5 3840 x 2160 |
5.5インチ AMOLED ゴリラグラス5 1920 x 1080ピクセル |
バッテリー | 3230mAh LTE連続待ち受け460時間 |
3400mAh |
カメラ | 19MP + 13MP | 20MP x 16MP + 16MP |
ネットワーク | LTE, 3G, VoLTE Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth 5.0 |
GSM: 850/900/1800/1900MHz WCDMA: B1/2/4/5/8 FDD-LTE: B1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20 TD-LTE: B38/39/40/41 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth 5.0 |
SIM | nano | nano x nano |
外部端子 | USB type-C 3.5mmヘッドホンジャック |
USB type-C 3.5mmヘッドホンジャック |
サイズ | 15.6 x 7.7 x 0.79cm | 15.27 x 7.41 x 0.725cm |
重さ | 191g | 153g |
価格 | 93960円 | 57464円/67492円 |
※価格は記事執筆時点のNTT docomo公式およびGearbestでの販売価格。
案の定というか、どちらも優れた部分、劣っている部分があるといった印象です。
簡単に比較していきます。
CPU、メモリー、ストレージ
CPU性能はどちらも同じなので、単一の処理速度で言えば変わらないハズ。
※ただ、OSが違う(OnePlusはカスタムOS)点がどう影響するかは気になります。
大きく違うのはメモリー(RAM)ですね。
Xperiaの方は4GB、OnePlusは低スペックの方で6GB、ハイスペック版は8GBです。
この8GBスマホというのが現時点では最高スペックなので、スナドラ835と合わせて「最強スマホ」と言わせる要因となっているわけですね。
ストレージは64GBで、OnePlusのハイスペック版だけ128GBですね。
どちらもMicroSDに対応しているとのことなので、64GBもあれば十分だと思います。
※ただ、OnePlus 5は公式サイトにTFカードやExternal Cardといった記載がないのが気になります。
実機を確認したところ、OnePlus 5にMicro SDカードを挿し込める部分はありませんでした。
OS
Xperiaは純正Android 7.1ですが、OnePlusはAndroid 7.1ベースのOxygen OSという独自カスタムUIが適用されています。
このOxygen OSについては触ったことがないのでその真価はなんとも言えない部分ですが、公式サイトの画面を見る限りは使いやすそうな印象があります。
ただ、純正Androidではないため、Google Playストアではじかれてしまうアプリがある点にも注意は必要。
おそらくポケモンGOはダメだろうと思います。
→追記:いけましたw
Xperiaの方は純正OSとはいえdocomoのアレなので、docomo系アプリがあれこれ入ってるんじゃないかなという不安はありますねw
画面
どちらも5.5インチで強化ガラスのゴリラグラス5採用という仕様。
OnePlusはAMOLED液晶採用で、Xperiaはトリルミナスディスプレイ for mobile採用。
トリルミナスディスプレイはAppleのRetinaみたいなもので、SONY製品の液晶のブランド名ですね。
ブラビアの画面に使われた技術、といううたい文句がついてきます。
どちらが綺麗か、というのは実際に比べてみないと何とも言えないところですが、解像度でいうとOnePlusが2Kなのに対し、Xperiaはスマホで4Kを実現しています。
2Kでも十分綺麗ですけど4K、体感してみたいですね?!!
カメラ
Xperiaのカメラはシングルレンズで19MP(約1900万画素)なのに対し、OnePlusは20MPと16MPのデュアルレンズになっています。
実は僕はデュアルだと何がいいのか、そこまでよくわかってはいないんですが、iPhoneやHuaweiなどカメラが優れているスマホがデュアルを採用している現状を考えると、これからのハイスペック機のカメラはデュアルなのかな・・・と思わせられますね。
一説には一眼レフのような背景だけぼやけた写真を撮ることが可能だとかなんとか・・・。
イメージセンサーについてはOnePlusはSONY製のものを採用しているそうです。
Xperiaはいわずもがな、当然SONY製です。
また、レンズや解像度の仕様だけでなく、Xperiaにはシャッターを押す前後の写真を撮影しておく機能や、スーパースロー撮影、高速起動などの機能もある点に注目。
外部端子
どちらも充電及びパソコンなどとの接続にはUSB type-Cが採用されています。
タイプCは今の主流ですね。
ただし、Xperiaの方にはType-Cケーブルが同梱されていないという噂も。
別途どこかで購入しておく必要があるというのは、なんとなく不親切なような、エコともとれるような・・・w
それ以外にも他のSONY製品・・・たとえばプレステやブルーレイディスクレコーダーなどとの連携も取りやすくできてるみたいですね、
サイズ・重さ
どちらも5.5インチながらiPhone 7 Plusよりも少しだけ小さい筐体サイズになっています。
Xperiaの厚みだけ、やや厚いですね。
筐体サイズが小さいということは、それだけベゼルレスであるということですね。
重さはOnePlusがなんと脅威の153gという、5.5インチスマホでこんな軽いのあったかよ!?って感じです。
価格
問題は価格ですね。
国内最強スペックともいえるXperia XZ Premiumはドコモでしか購入ができないため、ドコモでの一括購入価格となります。
OnePlusはおなじみGearbestでの記事執筆時点での価格です。
倍とまでは行きませんが、やっぱりXperiaは高額ですね。
それが良いとか悪いとかではなく。
ただし、月々サポートを受けることで自己負担額が45360円まで落とせるそう。
MNPなら15552円とのこと。
いずれにしろドコモで使わない限りはゲットできない端末だと思ったら月々サポートは受けることになるでしょうし、そう思うと端末価格だけで見たらXperiaの方が安く感じてしまいますねw
MNPの人ならめちゃ安です。
とはいってもOnePlusはそもそもSIMフリーなので、格安MVNOを使う人ならば初っ端から通信価格なども抑えられるメリットがあります。
ドコモの場合は購入から100日はSIMロック解除もできないですし・・・そこらへんは悩みどころでしょうね。
おわりに
というわけで、「同じスナドラ」という理由だけで比較してしまったXperia XZ PremiumとOnePlus 5でした。
両方の端末を触って比べるということはブルジョワな人にしかできないと思うので、僕はこうしてスペック表をみて悶々とするしかありませんw
ただ、画面の綺麗さやカメラ性能は表からだけだと読み取れないのがもどかしいですね。
OnePlusが日本に正規輸入されるようになったら脅威だなー。
[参考]OnePlus 5 64GB / Gray
[参考]Xperia XZ Premium