ギガバイトのおさらい。何GBでどれぐらいの何が出来るのか？
スマホやタブレットを使う際にはケータイキャリアおよび格安SIM業者（MVNO）と契約をすることで、外出先でもインターネットに接続することが出来るようになります。
その際に決めなければならないのが「データ通信量」です。
たいてい1GBとか3GBとか5GBとか・・・月々固定で契約することになりますね。
ただこれ・・・「いったい何GB（ギガバイト）あればいいのよ？」ってのがなかなかわかりづらいです。
特に、これから初めてスマホを買おうという人には悩みの種だと思います。
そこで、何GBでどれぐらいの何ができるのか？？を僕なりにまとめてみました。
そもそもギガバイトとは
そもそもGB・・・ギガバイトってなによ？っていうのがわからない人もいると思うので、簡単に説明します。
インターネットやメール、LINEなど、スマホやタブレットを使って通信をするときには「データ」を送ったり、受け取ったりという事が発生しています。
たとえばメールで「こんにちは」という文字を相手に送ろうとした場合、この5文字がデータになってあなたのスマホから送信され、電波に乗って相手のスマホに届く・・・という仕組みです。
これ、ケータイの時代はみんな「パケット」って呼んでましたよね。（最近の子は知らないかもだけど・・・）
パケットもギガバイトもデータの単位。
1パケットが128バイト。
約1,000バイトが1キロバイト（KB）、約1,000キロバイトが1メガバイト。
そして約1,000メガバイトが1ギガバイトです。
送信するデータは、例えば全角の文字1文字だったら2バイトに相当します。
なので「こんにちは」だったら10バイトということですね。
1GBで送れる文字数は5億文字
では1GBってどれぐらいの文字数なんでしょうか。
文字で考えるとしたら、だいたい500,000,000文字ってことになりそうです。
途方もない数字なので、「1GBあれば永遠に使えるんじゃないか」って思っちゃいますね。
あくまで文字だけですが。
実際にはメールには相手の送信先を表すデータやらなにやらが含まれますし、厳密には1GB=1,024MB=1,048,576KB=1,073,741,824Bなので、もう少しズレます。
ウェブサイトを1,000ページ観られる
ただ、僕らがスマホやタブレットを使う時って、メールを打つだけじゃないと思うんですよ。
普通にインターネットのブラウジングをしますよね。
たとえばYahooのトップページを開いた場合、どれぐらいのデータをダウンロードすることになるんでしょうか。
試しにいま開いてみたところ・・・だいたい文字と画像で1MBぐらいでした。
ということは・・・だいたい1000ページは観ることができる計算です。
※そのサイトの画像データサイズや文字数によって増減します。
1ヵ月を30日と仮定した場合、1日33ページまで開くことができる感じですね。
Youtubeなら100分ぐらい
他にもスマホやタブレットで行うことの一つに「動画を観る」というのもありますね。
特にタブレットは手元で映画を観るのにかなり適している端末です。
仮にYoutubeで2K画質の動画を観る場合・・・1分で100～150MBぐらい。
なので・・・良くて100分ってところですね。1時間半ぐらい。映画なんて観れません。
ただ動画の場合はフレームレートとかビットレート、あとは解像度でサイズが全然変わってきます。
たとえばYoutubeだったら再生画質を1080p（2K）から144pまで落とせば・・・もうちょっと観られるはずですね。
※1分で100～150MBとしたのは、2Kで30フレーム、24Mbpsの場合
おわりに
僕の中でも「1GBってどれぐらいだっけ・・・」とあいまいになっていたので、いい感じにおさらいすることが出来ました。
義理の両親が最近FREETELのSIMでスマホを導入したんですが、データ通信をどうするか迷ってとりあえず1GBにしておいたんですよ。
で、1GBがよくわからないのでYoutubeとかも教えずにいたんです。
でもこれで今後聞かれてもサクッと答えられそうなのでよかったです。
ちなみに、この「ギガバイト」のデータ容量を使い切ってしまったとしても、まったくネットができなくなったり、メールが送れなくなったりするわけじゃありません。
たいていのプランではその場合に通信速度が極端に遅くなるだけです。
※場合によっては従量課金のプランに加入していて、使い切ったところからさらに金額が加算される可能性もあるので要確認。
また、データ容量を使い切ったとしても電話は可能です。（音声通話付きのSIMの場合）