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Xiaomi Mi Pad 3を2週間使ってみて気に入った点、解せない点

2018/02/06

Xiaomi Mi Pad 3Xiaomi Mi Pad 3 Tablet PC

先月末に入手したポストiPad miniと言えるXiaomiのMi Pad 3。
[参考]Xiaomi Mi Pad 3のレビュー。ファーストインプレッションとベンチマーク結果。

手元にはメイン機の9.7インチiPad Airがあるので使用頻度はまだあまり多くないのですが、とりあえず2週間触ってみて思ったこと。

これ、割といいぞ!

ってことです。
いや、「割と」っていうか、めちゃくちゃいい。

価格を考慮しても7.9インチタブレットの決定版と言えるのではないでしょうか。

そこで、僕が感じた「よかった点」と「よくなかった点」を挙げてみます。
購入を悩んでいる方は参考にしてみてください。

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よかった点

もう何度でも言ってやりますが、本当にいいですこれ。
性能面で若干もっさりする部分がないとはいいませんし、重めのアプリを動かしているとすぐに熱くなる欠点こそあれ、iPadばりに使えます。

Xiaomiが新興国の若者たちに支持される理由がわかる気がします。

MIUIのおかげでかなりiOS

Mi Pad 3のすごいところは、なんといってもiOSライクなMIUIでしょう。
Mi Padに限らず、Xiaomi製品には採用されているユーザーインターフェースなんですが、マジで寄せていってます。

個人的にはこの壁紙設定画面なんかかなりツボでしたw
あとは電卓なんかも「どっかで見たなぁ・・・」って感じのインターフェースで、これはもうパクリというよりもリスペクトなんじゃないかとさえ思えるほどです。

実際にはこういうデザインを頑張って開発したアップルからしてみたらたまったもんじゃないわけですが、いかんせんアップル製品は高額なのでXiaomiが発展途上国において受け入れられるのは納得なわけです。

ただし、今なら新型iPad(Proじゃないほう)はMi Pad 3との価格差も日本円にして1万円程度なのを考えると、ちょっと頑張ってiPadに手を出した方がいいかも・・・という部分もありますね。

やっぱRetina()すごい!

Xiaomiは自社製品の液晶画面を「Retina」と評しています。
RetinaというのはAppleが商標を持っているハズのものなので、実際にはその表記はアウアウなんですが、要するに「Retinaレベルの美しさ」と言いたいんでしょう。

で、そのRetina()ですが、ぶっちゃけ綺麗です。
iPad AirのモノホンRetinaと比べても見劣りしません。

このクオリティを出せるならわざわざ危ない橋を渡って「Retina」なんて言わなくてもよさそうなんですが、今はまだ虎の威を狩るフェーズなんでしょうね。

ブランドや名称にこだわらなければ本当に綺麗な液晶画面が手に入ります。

カメラがそこそこいい


カメラのクオリティもいいですね。
格安スマホにありがちな「解像度だけ高くて画質が悪い」というような品質ではありませんでした。
ただ、Huaweiのライカレンズみたいなクオリティを期待してはいけません。

一時期はやったブラー効果も標準のエフェクトに搭載されているので、ミニチュア風や一眼レフ風の写真も撮れます。

また、シャッター音を無効にするのもデフォルトです。
これはもしかするとRegionで日本が選べないおかげかもしれません。

アラームが便利

個人的に使いやすかったのがアラームです。

iOSやAndroid標準のアラームだといちいち時間をセットしなければなりませんが、Mi Pad 3ではプリセットを登録しておけるのがかなり便利でした。

ポモドーロメソッド(25分集中して作業をして5分休憩)のようなものをやる時には複数の時間をセットしておけるとワンタッチで使えるからです。

本当に細かい気配りですが、こういうのをデフォルトで出来るというのはすごいなぁと感心しました。

通知バーのカスタムが便利すぎる

MIUIがiOSとAndroidのいいとこどりなおかげで、通知バーのカスタムなんかも標準状態で出来るのがうれしかったです。

たとえば左上には通知のあるアプリのアイコンがズラーっと並んでますよね。しかもカラーで。
これだと一目見ただけで「あ、あのアプリが呼んでるな」というのがわかりますw

また、右上には現在の通信速度(ダウンロード速度)を表示させられたり、接続しているWi-Fiの名称を変更できたりと本当にかゆいところに手を届かせてくれてる感じはさすがです。

効果音可愛い

あとは、使っててちょいちょい「可愛いなぁ」と感じてしまったのが効果音。
タップしたときなどになる音がいちいち可愛いですw

この辺りは中華クオリティといった感じですね?

よくなかった点

次に、よくなかった点。
よくないというか、謎だった点みたいなのも含みます。

Regionをどうしたらいいかわかんない

言語やロケール?を日本語で設定することはできるのですが、設定項目上のRegionが中国デフォで、日本がありません。
一応台湾や韓国、地球の裏側あたりにある国に設定することもできます。
・・・が、何かの折に中国に戻っちゃってるんですよね?。

これ、今使っている分には全然困らないんですが、なんとなく気持ち悪いです。

ただ、繰り返しになりますが、日本語設定はできます。
設定できたうえで、完全な日本語環境にはなりませんw

でも、それで使いづらいということもないです。

Musicアプリはどうしたらいいのやら

Mi Pad 3にはデフォルトアプリとしてMusicというものが入っています。
おそらくiOSのApple Music的なアプリなんだと思うんですが・・・起動してもどこかからMusicを購入したり取り込んだりするような項目がなく、使い方がよくわかりませんでした。

Miアカウントあたりと連動して、ほかのデバイスで購入した音楽がここで再生できる、とかだったりするのかな・・・?

FMラジオのバンド数が限られている

ラジオのアプリが入っていたので試しに動かしてみたんですが、設定できる帯域が80MHz?108MHzとかで、僕が聞きたいBayFMとかが聴けませんでした。

やっぱりiOSではない

なんだかんだ言ってやっぱりiOSとは違うという点を痛感してしまうと、それがネックになることもあるのではないかと思います。

僕の場合、起動時についついホームボタンを押しちゃって「あれー、起動しなくなっちゃった・・・」となりました。
iOSの最新バージョンの場合、スワイプで起動ではないんですよね。

また、壁紙を設定するときに、デフォルトで入っている壁紙が綺麗で洗練されたものばかりだったんですが、中にはすごく「中華な景色」の壁紙とかがあって、「あー」ってなっちゃうことも。

ケースが欲しくなっちゃう

これはMi Padに限らず、iPadでもそうなんですが、タブレットなのでどうしてもケースというか、スタンドが欲しくなります。
7.9インチなので片手で持てなくもないサイズですが、やっぱり卓上に置けた方が便利です。

で、iPadだと各社からいろんなものが出ていて選択肢が広がりますが、Mi Padだとほとんどない。
しかもGearbestとかから取り寄せようと思っても、本体と同時に買わない限りは送料無料の場合に届くまで2週間ぐらいはかかっちゃう。

まぁ、大したデメリットではないですがw

おわりに

というわけで、2週間使ってみてよかった点とよくなかった点でした。

購入を迷っている方の参考になれば幸いです。

[参考]Xiaomi Mi Pad 3 - Gearbest

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