史上最軽量!?レッツノート初のタブレット端末「XZ」の気になるスペックと発売日や価格について
レッツノートといえば、軽くて頑丈なラップトップマシンとしてビジネスユーザーに長年愛されてきたパナソニックのノートパソコンブランドです。
僕が最初に就職した会社でも尊敬できる上司がレッツノートを片手にクライアント先でバリバリと仕事をしていた為か、僕の中ではいつしか「できる男のノートパソコン」みたいな印象がついていたのを覚えています。
そんなレッツノートから、キーボード着脱式の2-in-1タブレット「XZ」が発売されることになりました。
ついにレッツノートもタブレット化か・・・!
気になるそのスペックを調べてみました。
レッツノートXZのスペック
当時のレッツノートは本当に軽くて、そのうえちょっと落としたぐらいじゃ平気という点からもガンガン持ち運べるアイテムというイメージでした。
今ではiPad Airに代表される薄くて軽いタブレットが多いので、「軽くて頑丈」のイメージがあるレッツノートがどこまで迫れるのかが気になるところです。
CPU | intel Core i5-7200U デュアルコア 2.5GHz?3.1GHz |
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メモリー | 8GB LPDDR |
ストレージ | 128GB SSD / 256GB SSD |
Micro SD | SDXC、SDHC対応(4GB?2TB) ※ただしスロットはキーボード側にあり |
OS | Windows 10 Home 64bit / Windows 10 Pro 64bit |
画面 | 12.0インチ 2160 x 1440 |
カメラ | 前面:約200万画素 |
ネットワーク | Wi-Fi: 802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth:4.1 |
SIM | ワイヤレスWANモジュール内蔵モデルはLTE対応 ※SIMフリー |
外部端子 | 【タブレット部】 USB Type-C 3.5mmヘッドホンジャック 【キーボード部】 USB 3.0 x 3 HDMI ミニD-Sub 15ピン(アナログRGB) LANコネクター DCジャック |
バッテリー | タブレット時:1,770mAh 4.5時間駆動 ノートパソコン時:2,720mAh 9時間駆動または15時間駆動 |
サイズ | タブレット時:28.65 x 20.62 x 0.95 cm ノートパソコン時:28.85 x 22.37 x 2.2 cm |
重量 | タブレット時:550g / 590g(WAN内蔵モデル) ノートパソコン時:1019g?1149g |
発売日 | 2017年2月17日 |
価格 | オープン |
XZはWi-FiまたはLTE、バッテリーパックの大きさの選択肢によって4つのラインナップがあります。
どれを選ぶかによって重さやバッテリー持ちに差が出てくるようです。
ただ、いずれもCPUはCore i5-7200Uというタブレットにしてはハイスペックなものが採用されていますし、メモリーは8GB、ストレージにはSSDが採用されるなど、ビジネスシーンでも十分ストレスフリーで使えることがスペックから読み取れます。
※Core i5はデュアルコアなので、格安Windowsタブレットによく使われるAtomなどのクアッドコアよりもコア数が少なく不安になるかもしれませんが、そもそもクロック数(周波数)が高いため計算能力に優れていたり、GPU性能も高いなど、圧倒的な性能差があるCPUです。
ベンチマークの結果でもAtomの最上位種であるx7-Z8700に倍近いスコアをつけています。
史上最軽量?
レッツノートXZの公式サイトによると「史上最軽量のモバイル・タブレットPC」であると位置づけられています。
ただ、重量を見ると550g(または590g)となっており、「あれ?もうちょっと軽いタブレットってなかったっけ・・・?」となってしまう人もいるのではないでしょうか。
事実、AmazonのFire HD10は432gですし、iPad Air 2も437gです。
・・・って、画面サイズが全然違いました。
レッツノートXZは12インチなので、ほぼ同じぐらいの重量で画面サイズだけ大きくなったものと考えられるわけですね。
2016年12月時点での12インチタブレットでは最軽量だということだそうです。
どっちが本体?
これ、面白いのが、今までのレッツノートならキーボードの下に本体(CPUやらHDDやら)が入っていたわけですよ。
それが今回のはタブレット端末にキーボードがついたレッツノートという立ち位置なので、画面側の方にそれらが集約されているわけですね。
なので、公称スペックでは「本体(タブレット+キーボード)」と書かれていますが、実際は「本体(タブレット)」って感じです。(どうでもいいですがw)
キーボード側は、キーボード付きのモバイルバッテリー的な立ち位置で、タブレット側はこのキーボードから電源供給を受けられることになっています。
そのため、キーボードをつけたノートパソコン状態の時にキーボード側から充電を行えばタブレット側も充電されるような仕組みになっているのも面白いところです。
ただ一点気になるのはMicro SDのスロットがキーボード側にしかないところですね。
タブレット単体で使おうと思った時にはMicro SDはUSB Type-Cからリーダーを接続して使うことになりそうなのは、ちょっと不便かもしれません。
ちなみにキーボード側にはUSB 3.0端子が3つもついていたり、HDMI端子やD-Sub端子、LANコネクターなんかもあって本格的なビジネスマシンとして使える仕様になっています。
発売日と価格
発売日は2月17日だそうですが、パナソニックストアのカスタマイズレッツノートの方は2月下旬の発送となっていました。
もしカラーリングや細かい仕様などが違うカスタマイズ品が欲しい人はちょっと遅れて入手ということになりそうですね。
価格はオープンプライス。
おそらく20万円中盤台ぐらいからの価格帯になるのではないかと言われています。
カスタマイズレッツノートでは一番安価なもので27万円弱でした。
普段格安タブレットに見慣れているとかなり高額に感じますね・・・。
おわりに
というわけで、レッツノート初となるタブレット端末のスペックについてでした。
僕は現在、こういったパソコンをバリバリ使う職種についていないため、今のビジネスマンがどの辺を求めているのかはわかりませんが、趣味で使うのではないパソコンとしては頑丈であるのに越したことはありません。
また、そこそこのスペックが問われると思うと、これぐらいの物にはまだまだ需要があるんですかね?
レッツノートは、一度は憧れたアイテムだっただけに気になります。