OnePlus Nord N100は本当にワンプラスなのか!?実機開封レビュー!
我が家にOnePlusのNord N100が届きました。
Nord N100はハイエンドスマホブランドのOnePlusが展開する廉価シリーズ「Nord」における、記事執筆時点での再安価機種です。
[参考]Oneplus nord n100 | banggood
中国からの直販なら、通常価格でも2万円台、セール期間ならなんと15,000円台で買えちゃいます・・・!
・・・ほんまかいな。。。
これほんまにOnePlus商品なんかいな。。。
というわけで、実機開封レビューをさせて頂きたいと思います。
Contents
OnePlus Nord N100のスペック
実機を見ていく前に、Nord N100の公称スペックはこちら。
CPU | Snapdragon 460 オクタコア 1.8GHz+1.6GHz |
---|---|
メモリー | 4GB |
ストレージ | 64GB |
Micro SD | 256GBまで対応 |
OS | Android 10 OxygenOS 10.5 |
画面 | 6.52インチ IPS 720 x 1600ピクセル ゴリラグラス 3 90Hzリフレッシュレートモードあり |
バッテリー | 5000mAh |
ネットワーク | 2G: GSM: B2/B3/B5/B8 CDMA :: BC0(800) 3G: WCDMA: B1/B2/B4/B5/B8 4G:FDD-TLE:BB1 / B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12 / B17 / B20/B28 TD-TLE:B38 / B40 / B41 Wifi:802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth: 5.0 |
カメラ | 背面:13MP(メイン) f/2.2 + 2MP(マクロ) + 2MP(ボケ) 全面:8MP f/2.0 |
外部端子 | USB Type-C (2.0) Dual nano SIMスロット 3.5mm オーディオジャック Micro SDスロット (SIMスロットと共有) |
サイズ | 16.49cm x 7.51cm x 0.85cm |
重さ | 188g |
※執筆時のbanggoodの情報に基づく
SoCはクアルコム製のスナップドラゴン460を搭載。
Antutuスコアは10~14万点台ぐらいと言われているので、コアスペックは「ミドル・ロー」という感じですね。
参考までに、4年前のハイスペックスマホだったOnePlus 5に搭載されていたSnapdragon835は20万点ぐらいでした。
開封&外観レビュー!
では実際に開封して触っていきたいと思います!
届いた箱には「N100」の文字が大きく書かれていましたが、箱の側面にはOnePlusのロゴ(1+)がエンボスされており、間違いなくOnePlus製品であると言えそうですw
箱自体はそこそこ高級感があるかな?
まぁ・・・スマホに求めるのは「中身」であって、あんまり箱って関係ないですけどね。
付属品は少なめ。
みんな基本的に読まないであろう「マニュアル」と、SIMトレイイジェクター(ピン)、今回のアイテムはEU版だったのでEUアダプターと、OnePlusならではの赤いUSBケーブルが入っています。
アダプターはそのままだと使えないので変換コネクターを別途用意する必要がありますね。
昨今は100均でも買えますし、中華サイトから買う際には販売店で取り扱いがあると思います。
(なんか一言いえばくれそうな気もする)
電源を入れて見ると・・・しっかりOnePlusのロゴが浮かび上がりました~。
紛れもなくOnePlus商品みたいです!(あたりまえ)
2万円以下でOnePlusのスマホが持てるなんて・・・すごいことですよ!!
全体像はこんな感じ。
ふーん・・・なるほど。
背面に指紋認証部分があるんですね~。
なんかOnePlusはハイエンドメーカーながら、この辺の仕様が落ち着かない印象があって・・・ちょっと残念なのです。
ほら、iPhoneとかって世代を超えてもあんまりデザインイメージが変わらないというか。
一目で「あっ、iPhoneだ!」ってわかるでしょ?
あれってすごいですよねえ。
リアカメラは3連式で、なんだか凄そうな感じがありますね。
1つは1300万画素のメインレンズ、1つは200万画素のマクロレンズ、そして1つはポートレート(ボケ撮影)用の200万画素のものだそうです。
インカメラはパンチホール式。
つまり大きな画面の一部にレンズが埋め込まれている仕様です。
これ、僕は思ったよりも気にならなかったんですが・・・
気になる場合は設定で画面サイズを縮小し、まるで上部ベゼルが広くなったかのような見た目にすることも可能。
背面のカラーはミッドナイト・フロストという名前の偏光カラーで・・・
角度によってはここまで色が変わります。
カッケエ!!!
SIMスロットはnanoサイズのデュアルとなっており、片方側はMicro SDカードと共有する形になっていました。
使ってみた感想
さっそく2日ほど持ち歩いたりして使ってみました。
僕が今使っているのが4年前のスマホ「OnePlus 5」なので、それと比較した感想がメインになります。
まず感じたのは「でかっ!!」ってところですね。
OnePlus 5に比べて1インチも画面が大きくなってます。
ただ縦に妙に長くなっている印象で・・・個人的にはOP5ぐらいの方がいいかな・・・(実はOP5でも大きいと思ってたヤツ、、、)
まぁ、この辺はiPhone 5が出たころのiPhone 4ユーザーの嘆きにも似たところがありますなw
画面が大きいと色々「見やすい」というメリットはありますが、単純に「片手では使いづらい」という状況も引き起こすので、一長一短ですね。
あとは厚みも1mm以上の差があります。
僕のOnePlus 5は残念ながら一度ディスプレイを割ってしまってサードパーティのちょっとぶ厚いヤツがついてしまってますのでそこまでの差を感じないかもしれませんが・・・それでも手に持ってみた時の「ぶあつっ!!」って感覚は人によってはストレスになるかもしれません。
なんていうか・・・エッジ部分がぶ厚いんですよねえ。
前にレビューした超安価スマホのVernee Xとかに近い感じ。
そして重量も188gと・・・OnePlus 5よりは30g以上も重くなっており、やっぱり手のひらでその重さを実感することとなります。
総じて少し野暮ったい印象があるかな~。
使っててすごく良かったのは、「画面のつるつる感」!!
Nord N100にはデフォルトで画面の保護シートが付いていません。
それ故か、ゴリラグラス3の滑らかなタッチがたまらなく気持ちよかったです。
ただまぁ・・・3ってとこがね。ちょっと不安だと思いますので。
別途保護シートは購入した方がいいかなー。
あとはデュアルスピーカー。
Nord N100は端末の上下にスピーカーが搭載されているのか、両方から音が聴こえるのです。
これ、Youtubeとか映画を見ている時に地味に嬉しかったりしますね~。
縦長画面は使いきれてない感じ
妙に縦長の画面ですが・・・僕はやっぱりイマイチ好きではないというか、、、
たとえば日課にしているウェブコミックを読もうにも、結局上下がばっさり切られるだけで、特に絵面を大きく見れているような気がしないのですよ。
やっぱこの辺は4:3とか16:9っていうところを厳守して貰った方が良いのではないでしょうか??
Nord N100の場合「1600 x 720ピクセル」ですので20:9みたいなバランスなのです。
結局映画とかを観ようにも、横が切れちゃって・・・すごーくもったいないw
リフレッシュレートはあんまり恩恵ない
Nord N100はリフレッシュレートのモードを90Hzと60Hzで選択することが可能です。
なんでも90Hzの方はダイナミックな切り替え機能が搭載されているそうで、シーンに応じて使い分けてくれるようなのですが・・・僕が使っていた限りだとそこまでのありがたみを感じる場面はありませんでした。
なのでバッテリー長持ちの60Hzで十分かな~と思ってます。
CPU性能的な部分
今回僕はAntutuをダウンロードすることはしませんでした。
その代わりにGeekBenchを用いて性能を計ってみましたが・・・本当に「ロースペック」という感じのスコアが叩かれています。
ただ・・・じゃあ使えないのか??と言われると全然そんなことはなくて。
一昔前のロースペスマホに比べれば全然反応もいいですし、普段使う分には必要十分といった感じかなと。
グラフィック性能的にも、デレステの初期設定で「3D標準」が選ばれるぐらいのレベルです。
さすがに3Dリッチに設定してプレイしてみたら、カクカクでゲームができない(と言ってもクリアできないレベルじゃないw)印象でしたが・・・普通デレステは2Dで遊びますもんねえ。
なので問題なく動かせる・・・という感じでした。
※マルチタッチも10点しっかり反応しましたよ~。
誤解のないように言っておくと、各アプリの立ち上げや切り替えにかかる速度は若干モッサリしています。
たとえばOnePlus 5だとパッと立ち上がるアプリが「・・・パッ」みたいな。それぐらいのタイムラグがある感じですね~。
むしろCPUスペックよりもメモリの方が若干気になったかなぁ。
デレステをプレイ中に一回ホーム画面に戻って、他になにも立ち上げずにまたデレステに戻ったらゲームが落ちてましたので、、、
ネットワーク面は問題なし?
僕がメインで使っている回線はMVNOのIIJMio(ドコモ回線)です。
何気に嬉しかったのはAPN設定の初期状態からIIJが入っていたことですね~。
おかげでサクッとネットが使えるようになりました。
さて気になるのはネットワーク・・・電波の部分だと思います。
公称だと4G/LTEはB1、B3、B8をクリアしていますが、ドコモのプラチナバンドB19はカバーしていませんでした。
3GもB1、B8、BC0あたりはOKですが・・・B6がカバーされてないんですよね。
なので地域によってはドコモ、AU回線だと「難アリ」の可能性もあります。
ソフバンだと安心なのかな。
ただ・・・あちこち歩きまわってみましたが、うちの方のエリアでは常に電波ピンコ立ち状態で全く問題がありませんでした。
ちなみに5Gへの対応はありません。
↑5G対応してるのはN10の方ですね~。
カメラの性能
最後にカメラ性能について。
僕はスマホに重視するポイントの一つとして「カメラ」が欠かせませんで、、、
今回のN100もカメラ性能がかなり気になっていたのです。
とりあえずOP5との比較といった形で撮影してきました。
※どちらも初期状態のまま設定なしで撮影
1.晴れ~曇りぐらいの天候下での遠景撮影
コントラストはN100の方がくっきりしています。
N100は4160 x 1872ピクセルで、2.44MB、4608 x 2592ピクセルで3.36MBという画像サイズでした。
これは単純に「画素数」の差ですね~。
縮小しない100%のサイズの比較がこちら。
同200%。
実はN100には自動で撮影シーンを判別する機能がついており、コントラスト調整なんかもうまくやってくれるみたいです。
これが悪くないというか・・・むしろ良いかも!?って感じですね。
2.晴れ・屋外
やや逆光?のような状況でもN100の方はうまくコントラストを調節してくれているのか、陰になる部分の色がクッキリ出たかなーという印象。
画面サイズのせいで写真が妙に横長になってしまうのが残念ポイント。パノラマみたい。
3.晴れ・赤い色など
こちらもN100の方がいい感じに、夏のジリジリしたような日差しを思わせる色合いを出してくれてますね。
お店の屋根の色も赤が際立っていて面白いです。
4.曇り・ピンクなど
これも同様に、N100のコントラストが強めに出ています。
実際の色味はOP5の方が近かったかな。
ただ昔の安い中華スマホに搭載されていたイメージセンサーよりは良質そうな印象がありますね~!いいゾ~
5.晴れ・近景撮影
解像度が違うからか、OP5の方が花びらの輪郭などは細かく撮影されていました。
N100は自動で「ブーケ」という撮影モードが立ち上がっていましたが・・・お花を綺麗に撮影してくれるモードなのかしらん・・・?
6.室内・やや明るめ
晴れた日の室内での撮影です。電灯はついていません。
やっぱりわかりやすくコントラストがついているのがN100の特徴だと思います。
一方、外に比べるとやや暗いせいか、シャッタースピードが遅れたような写真になってしまいました。
N100にもOnePlusのカメラアプリに搭載されている(というよりAndroid標準?)「プロモード」が備わっていますので、そこでシャッタースピードやISOなどをいじれる人はいろいろやってみると面白いかもです。
7.室内・やや暗め
やや暗い室内での撮影。
100%表示。
8.夜景
OP5の方が細かく拾えてるかなー?
9.ポートレート(ボケ)モード
ポートレートモードもかなり自然に撮影できてます。
こりゃ侮れねえ・・・!!
10.動画
今回簡単な動画比較もしてみました。
両方のスマホを手にもって撮影しながら歩いてみたのですが・・・どっちも手ブレがすごくて、、、チェックしながら酔いましたw
まとめ
そんな感じです!!
まとめると、「2万円台で、普通に使えるぐらいのスマホを探している」という人にはオススメできるかな!?といった感じでした。
ただ妥協しなければならない部分もそこそこありますので「2万円だしね、、、」と思える人向けです。
やっぱ気になって仕方ない場合はハイスペックのスマホをゲットしておくべきですな。
個人的には晴れた屋外での撮影ならカメラも申しぶんなかったし・・・悪くなかったかなーと!
※そうそう、↑で書き忘れましたが、カメラ撮影時のシャッター音オフも普通にできました!!これは何気に便利。
追記
banggoodでは6/19日までセール特化で$139・・・だいたい15,000円台での購入が可能です!
[参考]Oneplus nord n100 | banggood
また、その他アイテムのセール会場は↓こちら。
OP8やOP9もセール対象になってたよ!