ワイファイってなに?Wi-Fiに繋がってできること。
2018/03/14
スマホを持つようになってから聞くようになった「ワイファイ」という言葉。
なんかネットがし放題という話だけど、いったいワイファイってなに?という疑問を持っている方も多いのでは。
ワイファイは「Wi-Fi」と書き、無線でインターネットに接続できる規格のことを指します。
僕はスマホでメールを受信したり、LINEでメッセージをやりとりしたり、ブラウザーで調べものをしたり、ゲームでサーバーと通信したりと・・・必ず「インターネットに接続」させて使っていますよね。
こうやってインターネットを使う際、通常はドコモやソフトバンクといった会社と契約して、3G/LTEといった通信回線を用いているのです。
これらの回線は一般的に、月額いくらという定額(もしくは使った分だけ課金)で、月に何GBまでといった容量の制限が決められているもの。
そのため、ちょっとYoutubeを見過ぎた月なんかは、すぐに速度規制がかかってしまい不便だったりします。
そんな時はWi-Fiを上手に使うことで、月のデータ容量を気にせずともインターネットが使えるようになるのです。
Contents
モバイルデータ通信のメリット・デメリット
通常、スマホやタブレットを契約する時には、ドコモやソフトバンクといったキャリアで「データ定額」のプランに加入します。
1GB~7GB程度のプランが一般的で、必ず何かしらのプランに加入しなければスマホ・タブレットの契約はしてもらえないようになっています。
※タブレットのWi-Fiモデルは別。
というのも、データ定額のプランにしなかった場合、インターネット接続時のデータ転送量にかかる「パケット代」が高くつくため、俗にいう「パケ死」に繋がるからです。
ちょっとYoutubeでも観ようものなら、何十万円という額の通信料金が請求されてしまうわけですね。
それを避けるためにデータ定額のプランに加入し、「○GBまでのデータなら、いくら使っても○千円でいいよ」ってなっているのが普通です。
こういったキャリアの通信回線を使ってインターネットを行う方法を「モバイルデータ通信」と呼び、通常日本では3GやLTEと呼ばれる通信網が利用されています。
モバイルデータ通信のメリット
モバイルデータ通信のメリットは、携帯キャリアの電波が入る場所ならどこでもインターネットの接続ができることでしょう。
つまり、どこでもメールの送受信ができるし、どこにいても調べものが可能ということです。
モバイルデータ通信のデメリット
その代わりデメリットとして、データ容量が増えるにつれて契約金額が高くなる点と、許容されている最大容量を超えて使用する場合に通信速度が制限されることがあげられます。
速度制限をかけられた場合、メール送受信やラインでの文章のやりとりのような少ないパケット量のインターネット通信以外は基本的にはできないと思ってまず間違いありません。
そうなると、その月はインターネットの接続を我慢するか、追加のデータ容量を購入しなければならなくなるわけです。
Wi-Fiが受信できると・・・?
Wi-Fiは無線でインターネット接続ができる規格の1つで、現代においてはいろいろなところで受信することが可能です。
たとえば自宅でWi-Fi規格の無線LAN機器を使っていれば、家の中でWi-Fiを使ってインターネットが出来るようになりますし、マクドナルドやセブンイレブン、地下鉄の駅でもFree Wi-Fiが使用可能です。
また、ポケットWi-FiやWimaxといったモバイルルーター類もWi-Fiですし、スマホの機能の1つ「テザリング」も、受け手からすればWi-Fiということになります。
Wi-Fiのメリット
Wi-Fiの環境が用意されていれば、いくらインターネットに接続したところで速度制限はかかりません。
※ポケットWi-FiやWimax、テザリングの場合は、アクセスポイントになっている側の端末の契約内容によっては月々の利用量に上限があります。
もし、常にWi-Fi環境下にいるのであれば、月額のデータパックを購入する必要もないわけです。
そのため最近では安価な通話プランのSIMと、データ通信量の少ないSIMを2枚同時に使って月の通信費を抑えるという方法が一般的になってきました。
格安SIMの会社ではデータ容量0GBというプランもありますので、Wi-Fiとうまく付き合うことができればかなり通信費の節約ができると言えるのではないでしょうか。
Wi-Fiのデメリット
特にデメリットらしいデメリットは思いつきませんが、一つだけ気を付けたいことがあります。
それは公衆無線LANを使う場合のセキュリティについてです。
日本でも街中のWi-Fiスポットが増えてきた現在、街中で拾える無線LANを使って通信を使う人を狙った犯罪というのもあるそうです。
詳しいことはわかりませんが、何らかのセキュリティホールを狙って、同一LAN内に入ったユーザーの情報を抜いたり、マルウェアを仕込んだり・・・といった感じだと思います。
信頼できそうなWi-Fi以外には安易に接続しないなどの注意が必要なのかもしれません。