Huawei MediaPad T3 7.0とT2 7.0、T2 7.0 Proのスペック比較
Huaweiの廉価タブレットMediaPadのTシリーズ、T3世代の7インチ版「Mediapad T3 7.0」が発表されました。
Tシリーズの7型といえば1万円前後で買えるAndroidタブレットとして有名で、タブレットを試しに使ってみたい方にしてみたら気になる端末だろうと思います。
その最新版ということで、前シリーズT2、T2 Proと比べてどうお得なのか、どう進化しているのかを見てみたいと思います。
T3 7.0とT2 7.0、T2 7.0 Proとの比較
公称スペックの比較は以下の通り。
T3 7.0 | T2 7.0 | T2 7.0 Pro | |
---|---|---|---|
CPU | Mediatek MT8127 クアッドコア 1.3GHz |
Spreadtrum SC9830l クアッドコア 1.5GHz |
Qualcomm MSM8939 オクタコア |
メモリ | 2GB (or 1GB) | 2GB (or 1GB) | 2GB |
ストレージ | 16GB (or 8GB) | 16GB (or 8GB) | 16GB |
Micro SD | 128GBまで対応 | 対応 | |
OS | Android 6.0 EMUI 4.1 |
Android 6.0 EMUI 4.0 |
Android 5.1 EMUI 3.1 |
画面 | 7インチIPS 1024 x 600 |
7インチIPS 1024 x 600 |
約7インチLTPS 1920 x 1200 |
バッテリー | 3100mAh | 4100mAh | 4360mAh |
カメラ | 2MP / 2MP | 2MP / 2MP | 13MP / 5MP |
ネットワーク | Wi-Fi 802.11n | 4G/3G
Wi-Fi 802.11 b/g/n |
FDD-LTE:B1/3/8/19/26/28 TDD-LTE:B41 UMTS: B1/6/8/19Wi-Fi 802.11 b/g/n Bluetooth 4.0 |
サイズ | 17.9 x 10.368 x 0.86cm | 19.18 x 10.7 x 0.85cm | 約18.74 x 10.5 x 0.82cm |
重さ | 約250g | 278g | 約250g |
価格 | 1万1800円 | ?100程度 | 21,780円 |
※いずれも公称スペック
※T3の価格はメーカー希望価格、T2 7.0は海外での現在販売価格(日本では発売なし?)、T2 7.0 Proは価格.comでの記事執筆時点最安価格
同じTシリーズといっても「Pro」が付くか否かで全くもって性能が違うことがわかりますね。
メモリ、ストレージといった部分は一緒ですが、CPUスペックは前者2つ(無印)を搭載したスマホでAntutuのスコアが20000点台前半であるのに対し、Proは40000点近く、体感的な差も大きそうです。
また、無印は画面解像度が低く、カメラも前背面共に2MPなど、あくまで「とりあえず使う」ということに特化した廉価タブレットというコンセプトが伺えます。
使えないことはない
じゃあ安いから、スペックが低いから使えないのか?と言われると、「用途を限れば普通に使える」といった感じではないかと思われます。
さすがにAntutuスコア20000点程度で「サクサク」を求めても裏切られるだけですが、それでもWEBを閲覧したり、漫画アプリや小説をタブレットで見るといった用途がこなせないスペックではないと言えるからです。
あとはHuaweiの独自OS(UI)であるEMUIがどういった相乗効果を表してくれるのか・・・?といったところが気になりますね。
ただ、純正OSでないことを考えると、同等スペックで同等価格のFireタブレットでもいいじゃん、って感じはしますね。
Amazonプライム会員なら4000円オフで買えますし。
まぁ、そのあたりは好きずきと言ったところかもしれませんが・・・。
おわりに
といったわけで、HuaweiのT3 7.0タブレットのスペック比較でした。
今回はWi-Fiモデルの発表でしたが、今後LTEモデルやProが登場する事も考えられますね。楽しみです。