日本語化がクリア出来たらXiaomi Mi Notebook Airは”買い”なのか?
2017/09/20
昨年末よりGearbestの猛プッシュが続いているXiaomi Mi Notebook Air。
これだけプッシュするからには「ガンガン売れている」のか「全然売れていないのか」・・・利益率が高いのかw
いずれにしろ同等スペックのラップトップを買うと思ったら価格が安い、または同等価格帯の物に比べてスペックが高いのであれば一考の価値ありといったモデルに違いありません。
というわけで、前回はMac Bookと比べるという暴挙に出ましたが、今回はわりと近しいモデルと比較してみたいと思います。
[参考]徹底的にMacBookAirを意識したXiaomi Air 13は本家といったいどこが違うのか
Xiaomi Air 13のスペックと価格は圧倒的なのか
調べてみたところ、マウスコンピューターのLuvBookが近い感じがしたのでスペックを抜粋して比較したいと思います。
Xiaomi Air | LuvBook | |
---|---|---|
CPU | Intel Core i5 6200U デュアルコア 2.3GHz 3MB L3キャッシュ |
Intel Core i5 5200U デュアルコア 2.2GHz 3MB L3キャッシュ |
メモリ | 8GB DDR4 | 8GB DDR3L |
ストレージ | 256GB SSD | 240GB SSD |
OS | Windows 10 家庭中文版 | Windows 10 Home |
ディスプレイ | 13.3インチ IPS 1920 x 1080 |
13.3インチ 1920 x 1080 |
バッテリー駆動時間 | 9.5時間 | 約5.6時間 |
サイズ | 30.96 x 21.09 x 1.48cm | 32.6 x 23.1 x 23.6cm (折りたたみ時) |
重さ | 1280g | 約1400g |
価格 | 82,800円 |
パッと見でスペックに差があるのはわかるものの、CPUやメモリといった処理部分に関するスペックは若干グレードが高いと言った程度。
とはいえ、こういったものが複合的に組み合わさって処理性能が決まってくると思うと馬鹿にできない部分ではありますね。
バッテリー駆動時間も倍とまでは行きませんが、Xiaomiの方がそこそこ長めです。
しかもバッテリーがなくなったとしても30分で50%回復するという急速バッテリーが使用されているとのこと。
ラップトップの使い方としては外でガンガン使いたい人向けなのを考えると、バッテリー駆動時間が長いことや充電が早いのは嬉しいですね。
重さもXiaomiが若干軽いです。
問題は中華版OS
Xiaomi Airの問題点は、中華版のWindowsである「家庭中文版」がインストールされているという点にあります。
僕はなんとなく「中華ガジェットと言ってもOS設定でどうにかなるっしょ」ぐらいの気持ちでいました。
現にoBook 20 PlusやCube iwork 1xといったWindows 10タブレットは簡単に日本語化が出来、普通のラップトップのように使えています。
ですが、家庭中文版は他のWindowsタブレットのように日本語化しようとしてもダメで、プロダクトキーを抜いて、通常のWindows 10をクリーンインストールしなおさなければならないという手間が残っているのです。
詳細はGIGAZINEさんで紹介されていたので参考にしてみてください。
[参考]激安なのに重量約1kg&激薄ボディのXiaomi初ノートPC「Mi Notebook Air」の使い方まとめ
OSをインストールしなおすのは何ら難しいことはありませんが、ハッキリ言って時間がかかります。
経験値は貯まるのでまるっきり無駄というわけではないものの、忙しい人や、買ってすぐに使いたい人には向きません。
Windows 家庭中文版の名誉のために言っておきますが、これは決して海賊版というわけではなく、中国の情報統制用にMicrosoftが特別に開発したバージョンとのこと。
そのため、「中国語がノンストレスだからこのまま使おう」って言う方でも情報面で考えたらあまり望ましくない環境なんじゃないかなとも思えますね。
なので、Xiaomi AirをゲットしたらとりあえずWindowsのクリーンインスコが必須と考えた方がいいでしょう。
価格差を考えてもXiaomi Airは”買い”なのか
Xiaomi AirはGearbestによるともともとの価格が$2356.73です。
ええええー・・・高すぎないw
どう考えてもプライスダウン後の価格を安く見せるための釣り価格ですね。
なので、あまりもとの価格は気にせず、実際にいくらで売られていたのかをみてみると、先のGIGAZINEの記事では9万5562円、僕が前回書いた記事(昨年末)では$889.89だったので、だいたい10万円弱ぐらいと考えられそうです。
同型サイズのMacbookが10万円弱だったので、妥当・・・というかやや高い印象がありますね。
ただ、現在$698.99でセールが行われているので日本円に直すと75491円($1=108円として)。
※Gearbest独自のレートでは2017年4月18日現在で80157円でした。
[参考]Xiaomi Air 13 Laptop - WINDOWS 10 CHINESE VERSION SILVER
※リンク先のWarehouse OptionsでHK倉庫を指定した場合
これで送料込みなので、LuvBookよりは安く、かつスペックが高いものを買えることにはなります。
日本語化の面倒さと、サポート面をどう考えるか、といったところですね。
多少時間に余裕がある方で、日本語化なども楽しんで「やってみよう!」という方にはお得なアイテムであることには違い無さそうです。
クーポン情報
購入時にクーポンコード「XAir13s」を入力することで$20 OFFになります。
ただし期間限定、数量限定なのであしからず。
おわりに
というわけで、Xiaomi Airが日本語化を考慮しても”買い”なのか、でした。
個人的にはここまでのスペックのものを今現在欲していないので、まだまだ「待ち」の段階ですが、必要になった時には中華ラップトップだからと言って特に敬遠することはないかなと思っています。
サポートも、販売店がある程度はやってくれますし。
万が一返品することになったとしても、間にPaypalをかませて購入すればほぼ問題ないですし。
僕の地域(関東某県)では最短3日ぐらいで届きますが、地域によっては届くまでに時間がかかってしまうのはちょっと問題かもしれませんね。
なので、そういう意味でも時間的に余裕がある方向けかも。
[参考]Xiaomi Air 13 Laptop - WINDOWS 10 CHINESE VERSION SILVER