USBハブを導入してOTG対応タブレットをPCライクに使う・・・のすゝめ。
2018/02/06
OTGが備わっているタブレットの場合、USBの周辺機器を接続して使うことが可能です。
僕が入手したOnda oBook 20 Plusもそうでした。
ただ、普通タブレットにはMicro USBの端子は基本的に1つしか用意されていないと思います。
そこで便利なのが「USBハブ」です。
今回僕はMicro USBから通常のUSBを4つに増やせるハブを導入してみました。
こんなのです。
エレコム製の、端子がMicro USBではなく普通のヤツを買いました。
Micro USBのものを選んでいればそのままoBook 20 Plusに挿せたんですが、それだとPCで使いたくなった時に応用が効かなくなると思ったためです。
これを導入することで、よりPCライクにタブレットが使えるようになりますね。
※あくまでMicro USB端子がOTGに対応しているタブレットに限ります。
USBハブを使ってタブレットをPCライクに使う
USBハブは端子に差し込めば勝手にドライバーを読み込んでくれて、すぐに使えるようになります。
僕のoBook 20 Plusまわりの環境はこんな感じです。
本来この端末は専用のキーボードがあってノートPCライクに使えるのですが、このように他のキーボード(例えば使い慣れたヤツ)を使ってみるのもありだと思います。
あとは家にあった古いUSBマウスを引っ張り出してきて、さらに動作確認のためUSBフラッシュメモリーと外付けHDDも接続してみました。
こんな感じです。
これでちょうど4つのUSB端子を使うことになりますね。
USBハブには電源をホスト(この場合はoBook 20 Plusタブレット)から供給するものと、独自の電源を用意するものと2種類あります。
ホストからの供給を受けるものは電源方式「バスパワー」と記載があるもので、4つの端子に挿す周辺機器の最大電流量が決まっているため、たとえば消費電流が大きい周辺機器を使う場合には正常に動作しないこともあります。
僕の場合、外付けHDDとフラッシュメモリーも同時に認識してくれましたし、その状態でのマウス、キーボードの動作も全く問題ありませんでした。
Remixの方ではHDDだけ読み込まず
ただしこれはWindows 10での話で、oBook 20 Plusにもうひとつ入っているRemix OSではHDDを読み込んでくれませんでした。
とはいえ、HDD側の電源ランプは普通に点灯していて、ディスクも回転しようとしていたので、もしかしたらドライバーの問題かもしれません。
現にハブではなくHDD単体で繋いでも認識してくれなかったので、少なくともハブの問題ではないですね。
Bluetoothでいいじゃんって思う、その前に
実は僕は結構BT信者だったりするので、Bluetoothの方がいいじゃん!って最初は思っていました。
やっぱりUSBだと配線がぐちゃぐちゃになりますしね・・・。
ただoBook 20 Plusの環境で言うと、結構BTとWi-Fiが干渉するというか、いちどBTキーボードを使った時に挙動がかなりおかしかったことがあったんですね。
なので、だったら有線で安定している方がいいと思ってUSBハブを導入するに至ったわけです。
USBだとタブレット側の電源を取ることになるので、若干動きに影響を及ぼしそうなのと、電池の減りを速めることになるとは思います。
それでも入力している時に挙動が変になるよりはマシかなと思っています。
おわりに
というわけで、USBハブを導入することでよりタブレットがPCっぽく使えますよ、という例でした。
特にoBook 20 Plusのように解像度が高いわりに画面が小さいマシンではマウスが使えるのと使えないのでは雲泥の差です。
僕の場合、デジカメで撮影した写真データがSDカードに保存されているので、その画像データを読み込む際にはUSB経由でカードリーダーを接続する必要があったんですね。
カードリーダーを接続する代わりにマウスを外さなければならない・・・みたいなのは本当にストレスだったので、これ一つ導入するだけでずいぶん便利になったと思っています。
・・・ただやっぱりケーブルまわりの鬱陶しさだけはどうにもならないですけどね・・・。