ポストiPad miniとなり得るか?Teclastの2万円台8.4インチタブレットT8。
以前、Teclast Master T10というタブレットをレビューさせて頂きました。
[参考]Teclast Master T10の実機開封レビュー!ポストiPadになり得るか?Antutuスコアやカメラ性能チェック。
10.1インチのタブレットで、性能がXiaomiのMi Pad 3並みと、ポストiPad的なAndroidタブレットとして使えそうな良タブレットでした。
※当然、iPadの代わりにはなりませんでしたが・・・。
そんなTeclast Master T10を8.4インチサイズに小さくしたようなタブレット、Teclast Master T8が発売されています。
[参考]Teclast Master T8 8.4インチ - Gearbest
こちらもどうもMi Pad 3並みの性能らしいので、ポストiPad miniとして名を上げられるのではないかと思いました。
というわけで、スペックを追っていきたいと思います。
Contents
Teclast Master T8のスペック(Mi Pad 3との比較)
タブレットのサイズはだいたい7インチ、8インチ、10インチの3サイズ展開が一般的です。
手軽なのが7インチで、しっかり使いたい場合には10インチが絶対にオススメ。
ただ、その中間的な需要として、8インチというのもなかなか便利だと思っています。
僕の場合、メインで仕事にも使っているのは10インチですが、寝室においてサッと使うのには7インチよりも8インチの方が重宝しています。
※寝室で使うのはあまりよくないみたいですけどねw
7インチと8インチだと、たった1インチの差と思うかもしれませんが、画面の広さは全然違います。
そして持ち回りというか、手に馴染む感じは10インチよりもちょうどいいです。
おそらく、Appleも9.7インチのiPadに対抗して「ちょうどいいサイズ」のiPad Miniを7.9インチ(≒8インチ)で展開したんじゃないかなーと。(想像ですが)
さて、前置きが長くなりましたが、iPad Miniは第4世代を最後に開発が止まってしまいました。
そこでAndroid端末で「ポストiPad Mini」となりえる端末を欲している人もいるのではないかと思います。
僕は以前紹介したMi Pad 3がその独特なユーザーインターフェースからもポストiPad Miniになり得るんじゃないかと思っていましたが、前情報を聞く限りだと今回登場したTeclast Master T8もそれに近い性能を誇るようなので・・・比べてみました!
Teclast Master T8 | Xiaomi Mi Pad 3 | |
---|---|---|
CPU | Mediatek MT8176 ヘキサコア 2.1GHz-1.7GHz |
Mediatek MT8176 ヘキサコア 2.1GHz-1.7GHz |
メモリー | 4GB | 4GB |
ストレージ | 64GB | 64GB |
Micro SD | 256GBまで対応 | 非対応 |
OS | Android 7.0 | MIUI 9 (Android 7.1) |
画面 | 8.4インチ JDI 2560 x 1600ピクセル |
7.9インチ 2048 x 1536ピクセル |
バッテリー | 5,400mAh | 6,600mAh |
ネットワーク | Wi-Fi: 802.11ac(5GHz)および2.4GHz Bluetooth:4.0 |
Wi-fi: 802.11a/b/g/n/ac Bluetooth:4.0 |
カメラ | 13MP / 8MP | 13MP / 5MP |
外部端子 | USB Type-C 3.5mmオーディオジャック Micro HDMI |
USB Type-C 3.5mmオーディオジャック |
サイズ | 21.95 x 12.79 x 0.78cm | 19.9 x 13.2 x 0.8cm |
重さ | 346g | 328g |
価格 | 28,236円 | 34,641円 |
※価格は記事執筆時点のGearbestでのもの。
基本スペックは申しぶんなし!
Teclast Master T8(以下T8)の基本スペックですが、Mediatek製のヘキサコアCPUを搭載するMT8176、4GBメモリー、64GBのストレージと、この価格帯のタブレットにしてはかなりのハイスペックであると言えます。
この部分はMi Pad 3も全く同じ構成ですね。
MT8176(MTK8176と表記されている場合もあり)搭載機をベンチマークアプリのAntutuで測定すると、スコアは8万点台です。
大げさじゃなく、8万点のスコアがあれば2?3年後までは余裕で使えるんじゃないかと思ってます。
ちなみにiPad mini 4のAntutuスコアがやっぱり8万点台なんですよね。
で、いまだに価格は5万円弱ぐらい。
マシンスペックと価格だけで安易に比較できるようなものではないですが、特にiOSにこだわりがなければ安価に入手できるAndroidタブレットというのもありですね。
ちなみにiPad miniおよびMi Pad 3はMicro SDカードが使えませんが、T8なら「256GBまで対応」となっている点も嬉しいところです。
純正Androidか、iOS風か
T8に搭載されているOSは純正のAndroid 7.0です。
10.1インチのTeclast Master T10の場合は純正のAndroidにTeclastの独自アプリみたいなものが入っていたので、そんな感じかなー?と。
対してMi Padの方はiOS風ユーザーインターフェースのMIUIが搭載されています。
こんな感じの見た目です。
一応ベースとなっているのはAndroidなので、Playストアからアプリをインストールできるなどは変わりません。
設定アプリなんかが独特で、慣れるまでがちょっと大変かな・・・ってぐらい。
このあたりは好みだと思いますが、個人的には純正ものを自分でカスタムしていける方が面白いので純正推しですね?。
8.4インチ、2Kディスプレイ
T8の画面サイズは8.4インチです。
Mi Pad 3およびiPad miniは7.9インチ。
実に0.5インチの画面サイズ差があります。
0.5インチでどれぐらい有効サイズに違いが出るのかは実際に使ってみないと何とも言えませんが・・・個人的には7.9インチでもMi Pad 3の画面の方がタブレットには適していそうな気がしています。
というのも、縦横の比率が違うからなんですね。
Mi PadおよびiPad mini、iPadの場合は4:3のアスペクト比になっているんですよ。
なにげにタブレットの場合、横で使うことが多いせいかわかりませんが、この4:3というのがなかなか使いやすいサイズだったりします。
T8の方は16:10と、なかなか横長ですね。
どちらかというと、タブレットというよりはスマホを横にした感じ・・・というのが近いかも。
ただ、この使いやすさ・使いにくさはタブレットの用途にもよると思うので・・・難しいところではあります。
現に販売ページでも「ゲームに最適」のように推されており、ゲーム画面としてはちょうどいいのかもしれません。
画面の解像度はT8、Mi Pad 3ともに2Kなので、かなり綺麗だと思われます。
その他細かい部分
その他の部分でいえば、インカメラの性能がT8の方が若干高い点、重さはT8の方が重い点、T8にはMicro HDMIのアウトプットがついている点などがあげられます。
細かい点はどこまで気にするか・・・ってところですね。
個人的には画面サイズとインターフェース部分で選んでもいいんじゃないかと思ってますw
唯一、画面サイズが大きいくせにバッテリーが少ないというのがT8の欠点になるかもしれません。
基本構成が同じだけに、単に電池の持ちが悪そうな気がします。
それでMi Padの方は価格が$300オーバーなのに対し、T8は$300未満で購入可能です。
Gearbestでの実売価格では6,000円差ぐらいですね。
ポストiPad miniとなるかはなんとも言えませんが、8インチタブレットがこの価格帯で買えるのはすごいですね。
Teclast Master T8のクーポン
そんなTeclast Master T8ですが、今回Gearbestからさらに価格が割引されるクーポンが発行されました。
クーポンコード[TeclastT8]をカート画面で入力することで、$199.99(22,751円)で購入することが可能です!
Mi Pad 3との実売で12,000円程度も安く買えます。
期間は11月30日まで、台数は300台までとなっていますので、狙っている方はこのチャンスを是非利用したいところですね。
[参考]Teclast Master T8 8.4インチ - Gearbest
Gearbestでの買い物方法
※Gearbestでの買い物の仕方はこちらの記事で紹介しています。
[参考]中華ショッピングサイトGearbestでのオーダー方法や注意点
Gearbestでクーポンを適用させる方法はこちら。
[参考]Gearbestでクーポンを使う方法。