タブレットがあればノートパソコンは要らない?タブレットとノートパソコンの違うところ
2018/02/06
近年キーボード付きのタブレット(2 in 1)が一般化してきたことから、タブレットとノートパソコンの境界がとても曖昧になってきています。
ハード面だけではなく、Windowsの場合にはOSに「タブレットモード」が追加され、ますますタブレットとノートパソコンを一体化させていこうという意気込みが感じられますね。
※たしかAppleもMacbookからiPadへの移行を進めていくような話をしていた覚えがあります。
そうなってくると「タブレットがあればノートパソコンは要らない」という時代がやってくるのではないかと、僕は単純に考えてしまいます。
現に僕もタブレット+キーボードというスタイルで仕事をしたりしますし、とにかくタブレットってヤツは便利なんですよね。
そこで、ノートパソコンとタブレットの決定的に違うところについて(僕の目線で)まとめました。
これからタブレットを買おうか迷っている方のヒントになれば幸いです。
タブレットとノートパソコンの決定的に違うところ
タブレットはBluetoothキーボードなどの物理キーボードを使うことで圧倒的にノートパソコンライクに使う事が出来るようになります。
たとえばブログの記事を書く、メールを書くなどがやりにくいところは、どうしてもタッチパッドでの文字打ちが長文を打つのに向いていないからなんですね。
それを補えるキーボードがあれば、ガンガン文字を打っていく事ができるわけです。
ただ、ノートパソコンライクに使えるというだけであって、決してノートパソコンそのものになったわけではありません。
いったいどういった点が違うのでしょうか。
便利さの方向性が違う
もう決定的に違うなと言えるのは「便利だな」と思う方向性です。
これはもうどっちが良いとかどっちが悪いという話ではないですね。
たとえば、タブレットはどこでも使えるという便利さがあります。
家の中で使う場合にはベッドやソファで寝ながらでもOKですし、トイレにだって持っていけます。(衛生面は別としてw)
防水機能がついているものなら、お風呂で使ったっていいし、キッチンで洗い物をしながら濡れた手で触るなんてことも可能です。
僕なんかはこれがもう本当に便利で、家にいる時は肌身離さず持っている感じです。
どこでもネットサーフィンができるし、どこでも映画が観られる。
こんな最強なガジェット、他にありません。
「スマホでいいじゃん」って思う方は、一度10インチ程度のタブレットを使って見るといいです。
その便利さが本当に病みつきになりますので・・・。
対してノートパソコンはある程度腰を据えないと使えません。
その代わり、文章入力のストレスはありませんし、ファイル管理などはさすがにタブレットと比べ物になりません。
拡張性にも優れていますね。
逆に言えば、腰を据えて行う作業などはノートパソコンの方が圧倒的に便利なわけです。
やれることの方向性が違う
そしてどちらも同じことがやれるので混同してしまいがちなんですが、そもそもやれることの方向性が違うんです。
映画を観るということを考えてみても、もちろんどちらの端末でも可能なんですが、僕はやや「タブレット」の方がしっくりきます。
※好みの問題かもしれませんがw
タブレットはノートパソコンライクに動けるように機能を寄せて行っているし、ノートパソコンもタブレットライクな簡易性を持たせていこうとしています。
でも、両者はもともと別なので、どうしても元の姿を引きずってしまう感じはありますね。
・・・うーん、これは本当に感覚的な問題なので、そう感じない人も多いかな・・・一応僕はそう感じているということでw
性能の方向性も違う
タブレットとノートパソコン、価格と性能もそこそこ似てきましたが、やっぱりまだまだノートパソコンは「パソコン」としての性能や価格を持ったものがありますね。
たとえばゲーミングマシンと呼ばれるような物なら、3Dを駆使したゲームなどでも遊ぶことが可能ですが、タブレットではそもそもGPU性能的に無理だったりします。
その代わり、タブレットはCPUファンが回転するだとか、ハードディスクにアクセスするだとかいった「音」が鳴らないなど、性能を抑える代わりにスマートに持ち歩くことが出来るような端末となっています。
特にタブレットは持ち歩くときなど使っていない時に電源を落とすということが想定されていません。
なのでスリープ状態での電池持ちや、スリープから復帰する際のストレスのなさなどなど、やはり性能の方向性が違うと言えそうですね。
おわりに
というわけで、僕目線からすると、やっぱりタブレットはタブレット、ノートパソコンはノートパソコンと言うことになります。
いくらタブレットとキーボードで作業ができるといっても、それは利便上タブレットにキーボード作業をさせているだけであって、本来はノートパソコンでやりたいことのはずなんです。
「じゃあノートパソコンがあればタブレットはいらないじゃん」っていうことかというと、そういうわけでもないんですね。
タブレットは本当に便利です。
前述のとおり、どこへでもサッと持ち運べて、すぐに起動させられるのはタブレットの利点です。
そのうえ、ノートパソコン風な作業もできるわけですから、やっぱり一台持っておいて損はない端末と言えますね!