コストコで売ってたフランス生まれのSIMフリー「ALCATEL idol3」ってどうなの?
2017/09/20
先日、コストコに行った際にこんな端末を見つけました。
フランス生まれのSIMフリー、ALCATEL Onetouch idol3です。
専用ケースとモバイルバッテリー、Micro SDカードがついて15,000円強といったところでした。
SIMフリーのスマホが2万円しないで買えるというのは普通に考えたら安いです。
もちろん中華端末を中国のショップから買えばもっと安く済みますが・・・日本で買えるということはいろいろ安心面で違うんじゃないかなと。
そこで、このALCATEL idol3がどんな端末なのか調べてみました。
ALCATEL onetouch idol3のスペック
CPU | Qualcomm MSM8939(Snapdragon 615) オクタコア 1.5GHz + 1.2GHz |
---|---|
メモリ | 2GB |
ストレージ | 16GB |
Micro SD | 128GBまで対応 |
OS | Android 5.0 |
画面 | 5.5インチ 1920 x 1080ピクセル |
バッテリー | 2910mAh 連続通話約13時間 |
カメラ | 13MP / 8MP |
ネットワーク | 4G:800MHz(B19&20)/900MHz(B8)/1800MHz(B3)/2100MHz(B1)/2600MHz(B7) 3G:800MHz(B6&19)/850MHz(B5)/900MHz(B8)/1900MHz(B2)/2100MHz(B1) 2G:850MHz(B5)/900MHz(B8)/1800MHz(B3)/1900MHz(B2) Wi-Fi 802.11 a/b/g/n Bluetooth 4.1 |
サイズ | 15.27 x 7.514 x 0.74cm |
重さ | 141g |
当時予定価格 | 42,800円(税別) |
※OSは6.0に対応しているとのこと。
この端末が発売されたのは2015年の夏なのを考えると、Priori 3なんかよりも前なんですね。
その当時、4万円も出せばもうちょっとスペックが高いSAMURAI KIWAMIとかを買えたような気もします。
それでもSnapdragonのオクタコアを搭載していたり、画面が1920 x 1080と高解像度だったりと、当時のミドル?ハイスペックなスマホだったことがわかりますね。
スペック表の記載にはありませんが、ジャイロセンサーも搭載されていたのも当時の「格安スマホ」とは一線を画していることがわかります。
結局は中華スマホw
ALCATELという名前を聞いたことがないという人も多いと思いますが、もともとは古くからこうした通信端末や通信インフラを扱うフランスの老舗企業で、業界人においては「知らない人はモグリ」という位置にある会社だそうです。
2004年にALCATELと中国の大手家電企業であるTCLが共同でTCL & ALCATELという会社をつくり、その後TCLの100%出資という状態になったことから、いわゆる「中華スマホ」ということになります。
つまり中華メーカーTCLが発売するALCATELブランド、みたいな感じですね。
ただ、デザインスタジオをフランスとイタリアに置くなど、洗練されたデザインで欧米の若者にも人気なんだそうです。
コストコのidol3は買いなのか?
ではこのALCATEL idol3はいま15,000円程度で買えるのは「買い」なのか?
正直、発売時期とスペックを見ると、そこそこ悩みますね。
今更2年前のスマホを買う価値があるかどうか・・・と考えた時にこの価格がどれほど魅力的に見えるのか?で判断すべきかと思います。
端末だけを見るのではなく、ケースやモバイルバッテリー、SDカードがついているという点も考慮して判断したいところ。
くさってもスナドラ・・・というわけではないですが、処理能力もそこまで悪いものとは言えないですし。
ライトユーザーではなく、ライトな使い方をする人にはお勧めかもですね?。
おわりに
というわけで、ALCATEL idol3について調べた結果でした。
MSM8939搭載のスマホというと、いまだに$300程度のものが多いと思ったら、その半額程度で買える、しかも日本で買えるというのはかなりお得な気がしました。
ちなみに「シンメトリック設計」という上下の区別なく使えるようなデザインになっているため、ポケットから取り出した時に向きが違っててもそのまま使える仕様になっています。
実際にシンメトリックなのはフロントだけで、背面は上下の区別があるため・・・上下サカサマだとカメラがかなり使いづらいんじゃないかと思うんですが・・・コストコユーザーは一度見てみて欲しいところですw