ARMはCPUの設計図とか基本構造的なもの。タブレットのスペック表でよく見る言葉
タブレットのスペック表を見ていると、「ARM Cortex-A7」のようなものをよく見かけます。
このARMとはいったいなんなのか?と思って調べてみましたが、出てくるサイトが難しい言葉ばかりで・・・専門家ではない僕にはほとんどよくわかりませんでした。
それでもなんとなく外側だけでもわかったので、僕のような初心者向けにまとめてみたいと思います。
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ARMについて
ARMというのはイギリスにある会社の名称です。
AppleとかIntelとか、MicrosoftとかGoogleとかと同じようなものと考えてOKです。
この会社が何をしているか?というと、僕らが知っている範囲のものでいえば、スマホやタブレットに使われているCPUの元になる構造部分の内容をライセンス販売しているということになります。
たとえばApple独自のSoCであるAチップ(A10などのようにAのあとに数字がつくチップセット)、その構造はARMによるものです。
他にもAndroidスマホに多く使われるQualcommのSnapdragonなんかもそう。
パソコン世代からするとCPUと言えばIntelやAMDといったイメージですが、ARMはパソコンではなく家電製品に使われるプロセッサで成長を続け、省電力に強い構造を持つCPUを作れる技術を培ったことからスマホやタブレットといった端末に採用されるようになっていきました。
今ではAMDのCPUもARMライセンスだそうです。
Cortexについて
ARMはCPUのシリーズ構成としてCortexシリーズを展開しています。
CortexはCortex-A、Cortex-R、Cortex-Mの3シリーズから成り、スマホやタブレットに採用されるのは3つの中でも一番性能が高いCortex-Aです。
Cortex-AにもA8、A9、A5、A15、A7、A57、A53などがあります。
多くのローエンドタブレットにはCortex-A7が使われています。