10.5インチ新型iPad Pro発表！9.7インチiPadとのスペック比較でわかった買うべき人

Appleからついに10.5インチのiPad Proが発表されましたね！
これによって、従来の9.7インチiPadが実質廉価版的な立ち位置になりました。

というか、iPadとiPad Proは求めるものが違うんですね。
iPad Proはよりクリエイティビティなタブレットだと言えそうです。

早速発表されたばかりの10.5インチiPad Proと従来のiPadを比較していきたいと思います。

iPad Pro 10.5インチはiPad（9.7インチ）と比べて何が違うのか

iPad（9.7インチ）といえば、数ヶ月前にグレードアップ×ディスカウントという高コスパアイテムに生まれ変わった10型タブレットです。

なので、10.5インチiPadの話題が出ていたのを「ほーん、また？」って感じで見ていたのですが、実際に発表されたものを見ると「なるほどApple仕掛けてきたな」って感じがあるのが面白いところですね。

いつもどおり、スペックを見比べてみたいと思います。

スペックだけ見ると、こんな感じでした。
画面サイズが9.7インチから10.5インチと、約1インチ近く大型化していながらも本体サイズがほとんど変わらない（むしろ厚みは薄くなって、重さは同じ）という点がすごいですね。

その仕組みの一つにベゼル幅が狭くなったことがあげられており、より洗練されたデザインになっていることがわかります。

初代iPadが登場した時に感じた「次世代感」をAppleは毎回の新しい製品投入タイミングで更新しており、同時に過去のモデルが陳腐化されていくわけで、今回の発表で9.7インチiPadが「一世代昔のもの」という立ち位置に置き換えられたんだなと思わせられました。

マシンスペックはさすがのPro

新型iPad ProにはAppleのA10Xチップセットが搭載されます。
これはiPad Pro（旧型）に搭載されていたA9Xとくらべて、CPU性能が30%、GPU性能が40%アップしているものだそうです。

9.7インチiPadのA9チップセットに比べたら、もう少し差がありそうですね。

搭載メモリーはAppleの場合あまり公表してくれないのでわかりませんが、そこはあまり気にする必要がないと思います。
というのも、Apple製品の場合、そのマシン相応のスペックのものが確実に組み込まれるからです。
メモリ容量だけ少ない、なんてことはありえないはずです。

特筆すべきはストレージで、最低容量が64GB～となっていました。
旧型iPad Proや9.7インチiPadが32GB～だったのを考えても、いきなり倍です。

そして64GBの次のモデルが256GB、最大512GBと・・・。
これはもうiPad Proを「タブレット」ではなく「パソコン」として使いましょうという意味が込められているんだと思います。

リフレッシュレートがあがった

新型iPad Proの売りの一つに、リフレッシュレートがあがったことも挙げられます。

標準的なLCDディスプレイの倍である120Hzに対応。
より滑らかな動作が期待できるということです。

そのうえ、画面切り替えが不要なシーンにおいては自動でレートを落としてくれる機能も備わっているため、これによって消費電力が上がりすぎるということもないそうです。

また、直接的に関係しているのかはわかりませんが、これによってApple Pencilの使い勝手もかなり向上しているんだとか。

正直、動画を見る、ゲームをする程度でそこまでのリフレッシュレートが必要なのかは僕にはあまりよくわかりませんが、Apple Pencilユーザーからしてみたら、これまで以上に滑らかに描けるというのは素晴らしいことと言えるのではないでしょうか。

iOS 11の期待

新型iPad Proは秋に登場するという新しいiOS、「iOS 11」の標準デバイスとして開発されたものと思われます。

iOS 11には真新しいDOCK機能（まるでMac OSのような）や、新しいマルチタスキング機能が追加されるようで、さらにパソコンライクな仕様となることが期待されています。

iOS 11に対応する予定のiPadは以下。

• 12.9インチiPad Pro（第2世代）
• 12.9インチiPad Pro（第1世代）
• 10.5インチiPad Pro
• 9.7インチiPad Pro
• iPad Air 2
• iPad Air
• iPad（第5世代）
• iPad mini 4
• iPad mini 3
• iPad mini 2

僕が所有するiPad Air 2もなんとか対象として含まれていました。
※この他にもiPhoneやiPod touchなんかも一部含まれています。

ただ、iOS 11でできることを見ちゃうと、10型程度の画面サイズでは足りなくなってきますね。
今度は12.9インチのiPad Proが欲しくなってきます。

よりクリエイティブな方向けアイテム

イベントにおいてはフォトレタッチソフトにてクリエイティブな仕事をする様子も紹介され、iPad Proはもはや「タブレット」の域に留まっていないことが証明されていました。

Apple Pencilが対応しているのもProだけですし、Smart Keyboardもそうなのを考えても、iPad Proはクリエイティブツールとして存在しているということになります。

そのため、ブラウジングや漫画アプリを読む、メールの返信をしたりソシャゲをする・・・といったパソコンのサブ的な立場に置いておくことを考えるのなら従来どおり「iPad」で十分で、それ以上を求める方はiPad Proという選択肢になるのかもしれないですね。

ライトな使い方でiPad Proを求めてはいけないというわけではないですが、クリエイティブに活用しないのであればもったいないような気もしました。

おわりに

というわけで、新型iPad Proと9.7インチiPadの比較でした。

今の僕だったら、迷わず9.7インチiPadの方を選びますね。安いしｗ
ただ、将来的に画像編集とかをガッツリiPad上でやりたいと思ったら、Proの12.9インチが欲しいかな・・・。

いずれにしろ、新型iPadの予約受け付けはすでに開始されているので、気になる方はApple公式へGOです！

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