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コラム

タブレットはこれから先の将来も流行り続けるのか?

2018/02/06

2010年にiPadが登場した際、それまでiPhoneを使っていたユーザーが多かったにも関わらず、僕のまわりの評価では「使い勝手が悪い」「流行らない」という意見が多かったのを覚えています。

2016年現在、タブレットは情報端末として”僕にとっては”なくてはならない存在となりました。
そして世の中での流通状態を見ても、普通に「普及している」といえるでしょう。

タブレットはこの先、どういった存在になっていくのか?
自分の体験談をもとに考えてみました。

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僕のまわりのタブレット事情

僕は2013年末までタブレット端末を手にしたことがありませんでした。
なんとなく街中で使っている人を見たり、営業マンがタブレット端末を片手にプレゼンするのをみてはいたものの、自分とは縁遠い存在に感じていたんです。

2013年末にお世話になったとある外資系の会社でのこと、会議に参加した人の半数以上がタブレット+キーボードというスタイルだったのがきっかけで興味を持つことになりました。

とある外資系企業での会議風景

僕は以前IT企業に勤めていたのですが、IT企業では会議の際に”IT企業なのに”情報端末を持ち込まないことが多かったんです。

みんなでノートとペンと、印刷された資料を持って会議室に集合し、そこでメモした内容を持ち帰って議事録を起こし・・・みたいな感じでした。

社会に出てから数年間そういった職場で働いていたのでそれが当たり前かと思っていたのですが、IT企業を辞めて、とある外資系企業で働かせてもらった際の会議シーンに感動したのを覚えています。

全員がノートPCまたはタブレットを持参して、紙の資料は無し。
必要なことだけザッと話して即解散。

なんて合理的なんだろう・・・と感じました。
※僕がIT企業で働いていたのも数年前のことなので今は違うと思いますが。

で、その時にタブレットを持参していた人たちが揃いも揃ってiPad + キーボードというスタイルだったんですね。
外資系というのも相まって、「うわ、いまの仕事の最先端スタイルはこんな感じか!!」と感銘を受けてしまったわけです。

それがキッカケで、僕も無性にタブレットが欲しくなってしまい、数日後にはASUSの格安タブレットを手にしていました。

とある大学生にタブレットを勧めた

その後、その会社も辞めて自分でビジネスを始めることになり、アルバイトを雇用することになりました。

そこで雇用した大学生の子が「大学の講義で使うのにWindowsがいいのかMacがいいのか」と悩んでいたので、僕は前述の企業の話を持ち出し「タブレット+キーボードという案もあるよ」と提案しました。

彼は「論文も書かなきゃいけないから」という理由でタブレットは拒みましたが、結果的に「カッコいいから」という理由でMacbookを購入することに。

つまりタブレット+キーボードというスタイルは、大学生である彼の中ではまだ「カッコいい」というレベルには達していなかったのと、タブレットでは論文が書けないという認識だったのかなと思います。
※それ以前にみんながパソコンなのに自分だけタブレットというのが嫌だったり、単純にMacbookが欲しかっただけというのが正解だと思いますがw

息子は0歳からタブレットユーザーだった

同時期に僕にも息子が生まれることになりました。
息子からすれば「生まれたその時から世の中にタブレットPCがある」という世代です。

親としてはあまり触らせたくはないという想いもないわけではないですが、こどもの興味や世の中の流れがそんな親の抑制なんかに負けるはずがありません。

息子はタブレットに興味津々となり、ついには0歳にして起動からYoutube立ち上げ、好きな動画を選ぶというところまでマスターしてしまいました。

彼らにしてみたらタブレットはおもちゃのようなものです。
僕らの親世代からすると、タブレットもパソコンも「触れるとすごい」という存在なのに。

いずれ僕の息子は、僕が知らないようなタブレットの上手な使い方をマスターしていくことでしょう。

タブレットはどんな存在になるのか

上記のように、僕ら大人や大学生ぐらいの年代からすると、あくまでタブレットは「自分がある程度大きくなってから生まれたもの」です。

つまり、自分の物差しで「使えるか使えないか」みたいなのを前提に考えてしまいます。

でも子供たちからしたらどうでしょう。
現に息子なんかは「使えるか使えないか」なんてことを考える余地もなく、もはや「なくてはならないもの」に昇華させているわけです。

タブレットがなくてはならないものとして成長した子たちにとって、タブレットは将来も当たり前にあるものという認識だと思います。

僕ら世代にとってのパソコンよりもはるかに簡単に操作ができて、それでスタイリッシュな端末なわけです。
そのうえAppleもMicrosoftもGoogleも、タブレットとノートPCの垣根を低くしていこうとする姿勢が見て取れます。

そう考えてもタブレットの将来は明るく、流行り続けるというよりは「あってあたりまえのもの」になっていくのではないでしょうか。

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