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スマホのレビュー

OUKITEL K10000 Proを数日使ってみた感想。ワイヤレスディスプレイ化もできる優れもの!

2018/02/06

30日電池がもつという驚異のバッテリーモンスターOUKITEL K10000 Pro。
我が家に届いて数日触ってみましたが、そのバッテリーは本当にバケモノでした。
[参考]【クッソ重い】OUKITEL K10000 Proが届いた!ファーストインプレッションレビュー

そして、それ以外にもなかなか使えるスマホだと感じる点があったので紹介します。

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電池はやっぱり、本当に本当にすごい

この端末を使おうと言う人は、おそらく「武骨なデザインが好きな人」もしくは「めちゃくちゃ電池がもつスマホが欲しい人」のどちらかだと思います。
そして、その多くは後者でしょう。

電池もちに関しては、本当にすごいです。

例えばこれ。

残り9%という電池表示。
普通のスマホだったら「やべぇ・・・誰からどんな連絡があるかもわからないし、なるべく触らないようにしておこう」って思うじゃないですか。

でもそのパーセンテージの下を見ると「あと約8時間」とか書いてあるんですねw

1%=1時間近い計算になってるじゃないですか。

さすがに100%の状態で30日持つというのは特殊な使い方をしない限り無理だとは思いますが、100%=100時間ぐらいだったら普通に使っててもいけるわけです。

現に僕の手元に届いた時には50%程度で「残り約3日」となっていましたが、ガンガン使って3日ちょっとはもちました。
それぐらいの電池パフォーマンスはあるスマホだということに間違いはありません。

画面の表示サイズ、文字サイズが両方設定可能

OUKITEL K10000 Proのいいところの一つに、画面の表示サイズと文字サイズの設定ができるという点が挙げられます。

画面サイズが5.5インチと大型なので、表示サイズ次第では使いづらい場合もありますね。
文字サイズを設定できる端末は多くとも、表示サイズをデフォルトで選択できるのはなかなかない気がします。

表示サイズは3段階から選ぶことが可能です。

一番小さいサイズだと、画面にアイコンが5×7まで表示可能。
デフォルトサイズは4×6、大サイズで3x5なので、実にアイコン20個分の情報量に違いが出てきます。

文字サイズは4段階から選べます。
デフォルトは下から2つめ。

左上から右上、左下、右下の順で文字が大きくなっています。

上2つはブラウザ上の文字サイズは変わりませんが、ステータスバーにあるシステムの文字サイズが違っているのがわかるかと思います。
下2つに関しては見出しや本文などもしっかり文字サイズの違いが出ていますね。

せっかく大きいサイズなので文字やアイコンも大きく、見やすく使いたいという方法もできれば、グッと小さいサイズにすることで情報量を多めに使用することもできるというわけです。

外部出力、またはサブディスプレイ化も!

K10000 Proを使っていて驚いたのは、廉価スマホなのにDual SIM Dual?Standbyに対応していることでした。
しかし、「ええー、安いのにここまでやってくれるの!?」と感激したのはそれだけではありません。

なんとミラキャスト(ミラーリング)対応もしていたんです!

設定のディスプレイから「キャスト」を開いて、右上の設定アイコンをタップすると「ワイヤレスディスプレイの有効化」という項目が表れるので、これをONにします。

すると、自身をワイヤレスディスプレイにするスイッチと、範囲内にあるワイヤレスディスプレイの一覧が表示されるようになります。

試しにWindows 10をK10000 Proに表示してみるとこんな感じ。
どうしてもレゾリューションは合わせられなかったので横長になってしまいましたが、簡易的なサブディスプレイとして活用することができます。

逆に、K10000 Proの画面をワイヤレスディスプレイ機能のあるプロジェクターで出力したのがこれです。
[参考]$200未満で買える手のひらサイズプロジェクターP6が届いたのでファーストインプレッションレビュー!

ここまでできるのはもう小型のパソコンと言っても過言ではないですw
使い方次第ではありますが、いろいろと便利そうですよね。

その他

その他にも便利な機能がありました。

iPhone Plusにはホームボタンをダブルタップすることで画面を押し下げる機能がありましたが、同じ5.5インチであるK10000 Proには「One-handed Mode」(片手モード)がついています。

スクリーンショットにある通り、画面が右下(または左下)に縮んで寄ってくれるため、4インチ程度のスマホであるかのように使うことができるようになります。

画面最下部あたりを右または左にスライドすることで画面サイズの変更が可能です。

せっかくの大画面なのでもったいない気もしますが、どうしても片手で使うほうが便利なシーンというのは出てきますのでありがたい機能と言えますね。
ただ・・・この重さのスマホをどうやって片手で使うのかは疑問ですw

Smart Somatosensoryは画面に触れずに特定の動作をさせてくれる設定項目です。

おそらく通話スピーカー付近にある近接センサーでの近接感知を特定のモーションに紐づけているんだと思います。

例えばギャラリーを開いて手のひらを画面付近にかざすと次の写真を表示してくれる、といった具合になっています。

どことなく近未来的な機能なようで面白いんですが、まだまだ実用的ではなく「オマケ」的な感じと考えた方がいいかもしれません。

電池残量が少なくなると、OUKITEL U13にもあった省電力モードが発動します。
これはスマホを「ケータイ」に変えてしまう恐ろしいモードで、電話とSMS以外は一切のインターネットすら使えなくなるという究極の節電モード。(Quitボタンで強制的に元の画面に戻れます)

ぶっちゃけこの状態であと何時間使えるのか試してみたい気もしましたが・・・実用性がないので僕はすぐにQuitしてしまいました。
ちなみにこのモードを止める設定項目が見つからなかったので、もしかしたらモード発動を止める手立てはないのかもしれません。

おわりに

というわけで、数日使ってみていろいろ試してみた機能でした。

正直、この価格でここまでいろいろできて、かつ普通に使えるスペックのアイテムというのはなかなかないです。
Gearbestなら2万円程度で送料込みという安さですからね・・・。
[参考]OUKITEL K10000 Pro?- Gearbest

問題は本当にこの重さだけ・・・というのが惜しいところかと。。

バッテリーを別パーツ化とかで「軽くもできる」という対応方法はなかったんでしょうかね?・・・本当にもったいないw

K10000 Proはある程度動作を試したあとで今は母の元に渡ってしまったため、僕の手元にはありません。
母曰く「思いから持ち歩けないけど家でタブレット代わりに使うのにいいかも」とのことでせっかくの大容量電池が本末転倒な感じになってしまってるのも残念なところですね。

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