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Teclast tPad P80 Proの実機開封レビュー!Antutuスコアやデレステが動くかなどの検証!

中華ショッピングサイトのGearbestからTECLASTの8インチタブレット、tPad P80 Proが届きました!

[参考]Teclast P80 Pro Tablet PC - CHAMPAGNE - Gearbest

実は先日、同じtPadのA10Sという端末を触ったばかりです。

Teclast A10Sタブレット(tPad)の実機開封レビュー!Antutuスコアやデレステが動くかなどの検証。

正直、インチサイズも小さいし、スペック的にもA10Sと変わらない端末ということで全然ワクワクしていなかったんですが・・・使っていくうちになかなか「ちょうどいい」アイテムに思えてきたので紹介したいと思います!

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Teclast P80 Proのスペック

まずはじめにスペックを見ていきましょう。
Teclast P80 Proのスペックを、良く似ている端末のAmazon Fire HD8と比較してみました。

P80 Pro Fire HD 8
CPU Mediatek MTK8163
クアッドコア 1.3GHz
Mediatek MT8163V/B
クアッドコア 1.3GHz
メモリー 2GB 1.5GB
ストレージ 32GB 16GB / 32GB
Micro SD 128GBまで対応 256GBまで対応
OS Android 7.0 Fire OS
画面 8インチ
1920 x 1200ピクセル
8インチ
1280 x 800ピクセル
バッテリー 5,300mAh
5時間のビデオ再生
最大12時間
ネットワーク Wi-Fi:802.11 b/g/n
Bluetooth:4.0
Wi-Fi:802.11 a/b/g/n
Bluetooth:4.1
カメラ 2MP / 0.3MP 2MP / 0.3MP
外部端子 Micro USB
Micro HDMI
3.5mmオーディオジャック
Micro USB
3.5mmオーディオジャック
サイズ 21.2 x 12.4 x 0.99cm 21.4 x 12.8 x0.97cm
重さ 360g 369g
価格 11,253円 8,980円 / 10,980円

※P80 Proのスペックは記事執筆時点でのGearbestに掲載されていたもの。

SoCはどちらもメディアテック製のMT8163が使われています。
最大1.3GHzの周波数で駆動するCPUを4基備えたSoCです。

メモリーはP80 Proの方が0.5GB分多くて2GB。

ストレージはFire HD 8の方は2サイズ展開となっていますが、どちらも最大32GB。
ただしどちらもMicro SDカードでの拡張が可能。

画面サイズは両方とも8インチですが、P80 ProはFHD(約2Kディスプレイ)となっています。

そのほか、ネットワーク規格、カメラ、サイズ、重さ共にものすごく似てますね~。
P80 Proの方がMicro HDMIが搭載されていたり、少しだけ軽かったりしますが、Fire HD 8の方がちょっとだけ安いです。

※P80 Proのカメラに関してはベンチマークソフトでは2.1MPとなっていました。

もう似すぎているので、好きに選べばいいんじゃないかなと言った感じですw
プライム会員でも8インチのタブレットは割引にならないですしね。

個人的にはFire OSがあまり使い勝手が良くなかったので・・・Android搭載機がオススメです。
※Fire OSはまだAndroid 5.1がベースになっており、なんか古い感じもするのでw

開封&外観レビュー

今回届いたtPadは左奥の箱で、右手前の箱が前回のA10S(10インチタブレット)です。
なんかケース的にはiPadとiPad Miniみたいに「サイズだけ違う」っていう感じに見えますよね。

でも、開封すると・・・なんか全然別の端末って感じだったりします。
どうも8インチの端末は縦向きで使うのを想定したベゼルで、10インチの方は横向きを想定しているのがわかりますね。

背面もレンズの位置から使用時の向きの想定がわかります。

色は今回のアイテムがシャンパンゴールドでした。
他のカラーリング展開があるのかはわかりませんが、GEARBESTではこの1色のみの取り扱いとなっています。

ちなみに、7.9インチのXiaomi Mi Pad 3と比較すると全然サイズ感が違います。
なんでだろう・・・なんか縦長になっていて、タブレットというよりもちょっと大きいファブレットみたいな感じ。

いやまぁ、ファブレットはそもそもタブレットなんですけどね!

付属品はすっごくシンプル

付属品は例によってすっごくシンプルです。
Micro USBのコードとマニュアル、ワランティカードのみ。

なので、充電用のUSBアダプターを持っていない人は別途用意する必要がありますね。

外部端子など

外部端子は本体上部に3.5mmオーディオジャック、Micro USB、Micro HDMIの順で配置されています。

他には裏側から見た時の右側面にMicro SDカードスロットもありました。

ファブレットではないので間違ってもここにSIMを挿したりしてはいけません。

ボディ底面にはスピーカーが左右に箇所に、そして側面の下部にはマイク端子があります。
逆の側面上部にはスタンバイスイッチと音量ボタン。

カメラのレンズはボディ側面とツライチになっています。

内部&起動レビュー

さっそく起動してみました。
若干起動までが遅いような気もしますが、タブレットなんて一旦起動したら基本的には起動しっぱなしだと思うので問題ないでしょう。

初期画面はこんな感じです。

横にした時のアイコンは右側なんですね~。
カメラ、設定、ドロワー、メール、OTAアップデートツールとなっています。

設定項目からはワイヤレスアップデートが見当たらなかったので、アップデートはこのアプリを使うことになるわけですね。
・・・Teclast製品って全部そうだったかな・・・?

画面下部に並ぶナビゲーションキー類は左から、スクリーンショット、ボリュームダウン、戻る、ホーム、履歴、ボリュームアップ・・・最後のは何かいろいろ都合のいい感じに使われるキーといった感じです。
※一番右のキーはホーム画面では長押しと同じ挙動になりました。

画面の広さがわかるかと、なんとなくアイコンが並ぶドロワー内を表示してみました。
まぁ・・・よくある7インチタブレットがちょっと大きくなった感じ・・・といったところですかね~。

ちなみに初期状態は英語ですが、設定からLanguageへ進み、日本語を選択すればすぐに日本語環境になります。
なんだかんだほぼ純正のAndroid 7.0っぽいので、翻訳されないような場所は少なかったかな・・・と。

初期状態ではGoogle Playからほとんど何もインストールできなかった

せっかく起動したので、ベンチマークソフトでも入れようと思ってGoogle Playを開いてみたところ・・・

お使いの端末はこのバージョンに対応していません。

と表示されてしまい、インストールできませんでした。

これだけじゃなくてほぼほぼのアプリがダメだったんですね。
デレステも、Geekbenchも、Chromeも。

じゃあ古いバージョンのapkファイルでもインストールするか・・・と思ってデベロッパーモードにしたところ、この注意書きが消えてインストール可能になったのです。
※デベロッパーモードの入り方は、設定から「タブレットの状態」へ進み、「ビルド番号」を数回タップするだけなので簡単です。

Antutuスコアは4万点台

さっそくAntutuがインストールできたのでベンチマーク測定をしてみました。

Ver.7で、総合スコアが44,800点前後といったところです。
数回やってみましたが、毎回こんな感じでした。

同じSoC、メモリ、ストレージ構成のA10Sが3.5万点ぐらいだったのを考えると、端末が小さくなっただけで1万点近い差が開いてしまうということに驚きを隠せません。

マルチタッチは5点と、やや少なめです。

また、AmazonのFire HD 8はAntutu Ver.6において35,000点程度だったそうです。
Ver.6とVer.7では測定結果の数値に差があるものの、それを加味してもFireタブレットよりはこちらの方がやや性能が高そうです。

デレステは遊べないと思った方がいい

Antutuと一緒に僕が気になって試しちゃうのがデレステです。
これはですねー・・・まともに遊べないと思った方がいいです。

マルチタッチは5点で申しぶんないハズなんですが、タップを拾ってくれないことが多々ありました。
特に高速でタップするようなノーツの場合、タップを拾う処理が確実に遅れます。

PRO譜面をクリアするのがやっと・・・って感じじゃないですかね~。

ちなみに初期プレイ時の3D設定は「標準」となっており、ためしに「リッチ」で再生してみたところカクつきが尋常じゃなかったです。

低スペック8インチタブレットは何に使う?

さて、Antutu Ver.7において4万点台というのはもはや現在のタブレットにおいては「ロースペック」と言っても差し支えないでしょう。
そもそもメモリ2GB、ストレージ32GBというのを見ても一昔前のミドルロー端末に備わっていたものですしね。

それがこのタイミングで新発売された(らしい)のであれば、何かしらの意味があるんだろうなとは思っていました。

画面解像度は2Kなので、さすがに綺麗です。
※とはいえ、スマホの2Kよりは粗い感じがありますが・・・。

ちなみに画面の表面と液晶部分には少しだけ距離があって、そこもちょっと気になる部分だったりします。

となると、スタイラスでお絵かき・・・みたいなのにも向かなさそうですよね。

漫画アプリを使っても、見開きにすると少し小さくなりすぎる気がします。

縦だと今度は若干大きいような・・・。

そんなこんなで「何に使うべきか・・・」と思っていたこの端末なんですが、もしかしたら「動画再生専用マシン」として使うのが最適なのかもしれません。

試しにAbema TVをインストールして番組を見てみたんですが、なかなかいい感じです。(ミツル可愛いよミツル)
イヤホン挿して、手元で見れば大画面みたいなもんですし。

いくつかの動画をMicro SDにダウンロードしておいて、移動の際に観るとかには結構いいサイズなのかな。
あとは寝る前にちょっとテレビ番組を観るのにも良さそうですね。

おわりに

いうわけで、Teclast P80 Proの実機紹介でした!

完全にサブ機と割り切って使うための端末・・・といった感じです。
A10Sの時と同じような締めではあるんですが、価格やサイズ感を考えても許せちゃうから不思議です。

なんだろう、むしろこっちは「何かに使ってあげたい」って気持ちにさせられるんですよw

GEARBESTでは現在フラッシュセール中で、$99.99での販売となっています。
※上に記載した価格はこれを記事執筆時点でのレートで日本円に直したもの。

[参考]Teclast P80 Pro Tablet PC - CHAMPAGNE - Gearbest

8インチの安価なタブを探していた人・・・特にHD 8を買おうか悩んでいた方は一度こっちを考慮してみてもいいのかもしれません。

Gearbestでの買い物方法

※Gearbestでの買い物の仕方はこちらの記事で紹介しています。
[参考]中華ショッピングサイトGearbestでのオーダー方法や注意点

Gearbestでクーポンを適用させる方法はこちら。
[参考]Gearbestでクーポンを使う方法。

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