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タブレットやスマホの基本的なこと

スマホ・タブレットに搭載されるセンサーの役割まとめ。VRやARに必要なセンサーは?

スマートフォンやタブレットには多くのセンサーが内蔵されています。
中でも廉価なスマホには搭載されていないセンサーに「ジャイロセンサー」があります。

ジャイロセンサーが搭載されていないとどんなことが困るのか。
搭載されているか確認する方法はあるのか。
他に搭載されているセンサーにはどんな役割があるのか、についてまとめました。

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ジャイロセンサーがないと困る??

格安スマホと呼ばれる安価なスマートフォン、またはタブレットにはたいてい「ジャイロセンサー」が搭載されていません。

ジャイロセンサーというのは別名「角速度センサー」と呼ばれるもの。
角速度の意味がよくわからないと思いますが、「どのくらいの速度で回転しているのか」を数値化できるセンサーらしいです。

ジャイロセンサーがついていると、今の自分の「向き」を感知することができるようになり、ARアプリやVRアプリが使えるようになります。
ARアプリで有名なのはポケモンGOですね。
VRはGoogle Cardboardなど。

逆に言えば、こうしたアプリを使う予定がなければ、ジャイロセンサー無しのスマホだったとしても何ら問題ないわけです。

ちなみにARやVRのアプリが必ずしもジャイロセンサーを使っているというわけではないですし、ポケモンGOのようにARモードをオフにして遊べるというアプリも存在しています。

広義ではSnow(写真アプリ)もAR(拡張現実)になるのかな・・・?
ジャイロがなくても普通に使えます。

スマホに搭載されているセンサーを知る方法

自分が欲しいと思っているスマホ、タブレットにどんなセンサーが搭載されているのかを知るにはメーカーや販売店のスペック表を見るようにします。
また、自分が今使っている端末に搭載されているセンサーを知るには専用のアプリがあります。

例えばHuawei P10の公式サイトにあるスペック表だとこんな感じ。

その他の項目に「測位方式」としてGPS、AGPS、Glonass、Beidou、Galileoが、「センサー」として加速度、コンパス、ジャイロ、環境光、近接、HALL、指紋認証・・・が記載されています。
さすが最新かつ高額な機種だけあって充実していますw

おなじくHuaweiのMate 9だと中国の販売店の表記でこんな感じです。
Accelerometer、Ambient Light、E-Compass、Gravity、Gyroscope、Hall、Proximityとなっていますね。

場合によっては「公称スペックだとジャイロがあるってなってるのに効かない!」みたいな場合もあるじゃないですか。
そんな時はそういうアプリを入れたらいいです。

僕が入れているのはその名もズバリSensorという名前のアプリです。

自分の端末に搭載されているセンサーが表示されるだけでなく、その項目をタップすることで当該センサーが現在得ている値をチェックすることができます。
たとえば環境光センサーの動向をチェックするために光源に近づけてみたりしてどれぐらいの感度で反応しているのかを知る、みたいなのもできて便利です。

搭載されるセンサーとその役割(抜粋)

では実際にスマホに搭載されるセンサーがいったい何をやっているのか、簡単にまとめます。

加速度センサー / Accelerometer

端末の速度を測るセンサーです。
たとえば端末を振って観たり、ちょっと傾けたりすると、その値を拾うようになっています。

ゲームアプリ等で「スマホをシェイクしてね」みたいな時に使われるもの(と思う)

環境光センサー / Ambient Light

画面を自動で明るくしたり暗くしたりする機能を使うときに、周囲の光の明るさを数値として得ることができるセンサー。

磁気センサー・電子コンパス / Hall、E-Compass

そのまま磁場の何らかの値を得られるセンサー。
たとえば「今東西南北のどちらを向いているか」なんて情報が欲しい時に使われるものです。(たぶん)

重力センサー / Gravity

重力方向の何らかの力を計測できるセンサーだと思われます。
端末を倒した時に画面の向きを変えるとかに使われるのかな・・・?

ジャイロセンサー / Gyroscope

上で述べた角速度センサーです。
画面の回転を感知できるもので、VRとかで使われてます。

近接センサーProximity

スマホの耳を当てるスピーカー部分についているセンサーで、耳や指がそこに近づいたかどうかを判定できるセンサーです。
これによって「通話中は画面の誤タッチを防ぐ」のようなことが可能になります。

指紋認証

最近は格安のスマホにもつくようになった指紋を判定するセンサーです。
慣れるとめちゃくちゃ便利ですね。
※ただ手汗がひどいと反応してくれなくて困りますが・・・。

GPS

位置情報を取得するためのセンサーです。
Beidouは中国の、GlonassはロシアのGPSですね。

おわりに

というわけでセンサーまとめでした。
なくて困るのは・・・GPSと重力センサーぐらいですかね?。
あとは「あったら便利」レベルというかw

ただ、せっかく新しいスマホを手にするのならいろいろ新しいアプリを楽しみたいわけで・・・そうなるとしっかりいろんなセンサーが反応してくれるスマホの方が楽しみが広がりそうではありますね!

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